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交差点を右折しようとしている時、
対向車(直進車)が見えたら、どうしますか?
「即、右折を中断する」というのは、残念ながら不正解です。
対向直進車が見えただけで右折を中断していては、
いつまで経っても曲がって行けませんから。
このような場面では、
「その対向車の距離や速度その他の状況等により判断して、
通過できそうなら右折を続行する、無理そうなら右折を中断する。」
というのが正解です。
まあ、そりゃその通りで、これには反論の余地もないでしょうが、
その“状況判断”というのが分からないので苦労しているのですよね。
「その感覚を掴むのも路上教習の目的の一つ」とも言いたいところですが、
それでは身も蓋も無いので、
ちょっとだけヒントをお教えしましょう。
初めのうちは、
「対向車が電柱3本めくらいまで来ていたら、行かない」というのを、
一つの目安にしてみると良いと思います。
電柱は(例外はありますが)概ね20m間隔で立っています。
すなわち、「電柱3本分」というのは、交差点から概ね60mの所ですので、
対向車がそこまで近づいていたら「右折は無理」と判断して良いでしょう。
もちろん、60m以上離れていても、
その車が加速しつつこちらに向かっていたら、右折は中断すべきですし、
対向車ばかりでなく、歩行者の横断等にも注意を払わなければなりません。
そこは、やはり「状況判断が必要」ということではあります。
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