Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

言葉ではなくイメージと体感で覚えて

2020-10-20 11:59:47 | Weblog

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例えば、パックしながら車の向きを変えたい時、
ハンドルをどちらへ回せばよいのか、
迷ってしまう人がいますね。
これが、前進なら多くの人は大丈夫なのですが、
後退する時には混乱してしまうことがあるようです。

バック時のハンドルを迷う人に大方あてはまる特徴として、
運転操作を“言葉”で覚えていることが挙げられます。
すなわち、「右折ではハンドルを“右”に回す」と言ったような。

もちろん、右折だからハンドルを右に回すのは間違っていませんし、
教習でも指導員は「右に回す」と説明したのでしょう。
それ以外に説明のしようがありませんから。

しかし、実際にハンドルを握っている人が
頭の中に「“右”に回す」という言葉を思い浮かべているのでは、
状況が変わると(例えば、今の話、バックする時)即応できなくなりますよ。

本来、ハンドルは「“自分の行きたいほう”に切る」ものです。
「右に向かうなら右に、左に向かうなら左に」ということ。
ここでも言葉を使って書くしかないのですが、
要は、「“あっち”に向かうならハンドルも“あっち”」なのです。
これはバックでも同じなわけです。

ハンドルの話だけでなく運転操作すべてに当てはまりますが、
「言葉で覚える」のでなく、
「イメージと体感で覚える」というのを心がけてください。
説明には言葉を介在せざるを得ませんし、
理屈を理解するには言葉を用いるのは有効なのですが、
それに頼りすぎると、実践で困ることが出てきますので、注意しましょう。


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