ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

本屋の楽しみ

2011年12月29日 | Weblog

 

松本に「丸善」がオープンしたので行ってみた。最近は本を買うとしたらは、90パーセント以上がAmazonのお世話になっているので本格的な本屋に行くのはそれこそ何年振りかである。以前色んなファッション関係の入っていたビルがそっくり丸善になったので、単純なフロアーの構造ではなく、専門コーナーがちょっと入り組んでいて、探すのに苦労するかもしれない。しかしこれは、所謂本好き(そんなにはいないと思うが)にとっては探す楽しみがあり却って良いかも知れない。ざっと見ただけだが、専門的な本の品揃えは田舎の他の本屋と較べると圧倒的。これだったら本屋の楽しみを味わえそう。挨拶代わりに若冲の本を買った。

その後、何年も電池切れして、しかもバンドが切れていた腕時計を近くの時計屋に持って行って修理してもらった。昔ながらの時計屋も今は少ない。そこも如何にも古びた風情の時計屋で、80後半と言ったお爺さんが新しいバンドと電池交換をしてくれた。久しぶりの腕時計だった。が、その後、折角動き始めた時計は5時半くらいで止まってしまった。竜頭を押すとまた動き出したりする所を見ると、その辺りで接触不良があるのだろう。交換のときにおかしくなったと言うより、元々おかしくなっていた方が可能性としては強い。修理してまで使うほどの時計でもないし、しかしバンドまで交換して3000円出したばっかりだし、何ともトホホな結果であった。

時計屋のあとは「クチーナにし村」。グラスの赤と白を飲み、「自家製サルシッシャのスパゲティ」やオリーブをおつまみに3時間近くお邪魔する。cafeでもないのちょっと長っ尻だ。そう言えば、マダムに今直したばかりの時計を見せびらかしたのだった。返す返すも残念な結末であーる。

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