クリスマスイブの夕方の風景を見に行った(訳ではないが結果的に)。多分、日本の地方都市の同じような店が並ぶ(恐ろしいほど画一的)インター周辺では、どこでも似たような光景が繰り広げられていたと思う。
流石にクリスマスイブに牛丼でもないだろうという意識からか、松屋、すき家どちらも客はまばら。でもゼロではない。同じように流行りの讃岐系うどん屋もまばら。しかし、大型回転寿司屋は結構入っていた。家族連れの需要はクリスマスイブにも有効であった。近くのパチンコ屋も何故か入っていたが、ひょっとすると、ここだけが周りの特別な日という磁場から隔離された日常空間だったのかもしれない(なんてね)。いずれにしろ、街の浮ついた空気を吸いたくない人はここに流れ込めば大丈夫だ。
ケンタッキーは流石にかき入れ時、駐車係まで用意していた。実際のところ、クリスマスイブ=鶏のロースト、というのを、一体何割の人が今でも体験してるのか興味があるところだ。そしてスーパー。他のスーパーよりちょっと本格的なものを置いている所は、普段より客は多かった。クリスマスイブにちょっと贅沢という意識が働くのだろう。普段使いのスーパーはいつもと変わらなかった。いずれにしろ、鶏料理は多めに用意していた。
以上、クリスマスイブの、車中心の地方都市の、人が集まる郊外のメインストリートの風景であった。