『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

2022年3月例会【中止】のご案内

2022年03月18日 | 月例会案内

 

阪神間道路問題ネットワーク
3月例会【中止】のご案内

ご案内が遅くなりました。常連の方々とは、早くから相談結果でした。しかしながら、年度末の繁忙で時間が取れず、申し訳ない次第です▼ようやくコロナ禍は終息の様相、みなさんご無事にお過ごしでしようか。コロナ禍では、何とも不可解なことがまん延と感じました。ワクチン激押しの専門家(?)が接種していなかったり、効果よりリスクが上回る5~11歳への接種推奨などなど。3回目が終わらないのに、4回目を計画する?▼マスコミ操作で勢力を拡大する党もあったり、ウクライナの事など何も分からない中、一方的世論を煽る、どう見てもフェイク写真が大手通信社から流されたり▼庶民はどうにでもコントロールできるかのよう。コロナにしてもウクライナにしても、誰かに都合の悪い発言は、ネット上からは削除なり検索されないシステムが、完璧に出来上がっているようです▼東京外郭環状道路の住宅地下のシールドトンネル工事は、住宅を解体撤去しなければならなくなっています。それでも、何としてでも続行するつもりの道路族連中。世の中、狂っているのでは?▼さて、『みちしるべ』春季号を発行せよと、季節は移りつつあります。例会も中止される中、何とか原稿を書いて頂けるよう、せつにお願い申し上げます。(F)

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『みちしるべ』**横断車道(106)**≪2022.秋季&冬季合併号 Vol.111≫

2022年03月02日 | 横断車道

横断車道(106)

「嘘も百回つけば本当になる」とはヒットラーの言。昨今、TV報道は一定方向。これもヒットラーの真似なのか。常にスマホ釘付けの人々は、自覚的に観ているのか。人々が常識と思う事柄は真実か▼2年に及ぶコロナ禍、人々は困惑。このコロナ禍、おかしいと思いだしている人々が。Google提供のYouTubeですが、アップする内容で削除されることが多発。不適切削除であれば、当然ですが。コロナ禍に関することは、まだ人類未知の世界。様々な意見があって当然です。が、一定方向の意見をアップすると、削除されるというのです▼mRNAワクチンの効果に対する疑問や、その副作用について意見を述べると、アップする前に削除されるようです。「ワクチン」とかの言葉を使わないと、同じ意味の表現でも削除されないことから、AI(人工知能)を利用して削除しているものと思われます▼このことはYouTubeだけではありません。SNSでも同様のことが報告されています。試しにブログに「ワクチン」関連の記事を書いてみましたが、Googleの検索には全く出てきません。Microsoftの検索エンジンのBingでは、当初、トップに出てきましたが、今は出てきません。従って、アクセスされることは全くなくなりました▼このようなIT企業の思想操作が、何故行われているのか気になります。「mRNAワクチン」だけに限ったことではないように思います。中国やロシアが国家的に思想統制をしているとの話があります。国民に被害を与えることに対する防衛は別として、国家の思想統制も問題ではあります。しかしながら、IT統制は一企業による統制で、何が国民の為になるかの判断ができる輩では断じてありません。TVや新聞のマスコミによる世論操作も問題視されていますが、いまやネット時代。この思想統制の方がはるかに膨大です▼香港やウイグル地区の中国に対するバッシングは普通に聞かれます。が、CIAが如何に暴動連中に資金提供しているかは、ほとんど聞くことはありません。かつてキューバにソ連のミサイルが持ち込まれたときに、ケネディーは戦争も辞さないと言いました。が、モスクワ近傍に米軍(NATO)がミサイルを持込む事態に、何の反論も聞かれません▼ネット上に嫌中・嫌韓のバナー広告が頻繁です。台湾も中国も事を荒立てたくない世論は80~90%ですが、日本が台湾有事を荒立てているのはなぜか。北朝鮮がミサイル・核開発をするのは、軍事的圧力があるからではないか。かつて日本が太平洋戦争に突入した際に、アメリカは何の圧力をかけていたか▼さて、このような事を書くと、ブログ版『みちしるべ』のアクセスが少なくなってしまう。『みちしるべ』では投稿された原稿を没にしない。言論統制をしないのがウリです。編集長、削除しないでね。

(コラムX)

【投稿日2022.2.1.】

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『みちしるべ』**横断車道 (105)**≪2022.秋季&冬季合併号 Vol.111≫

2022年03月02日 | 横断車道

横断車道(105)

facebookが社名をMETAと改めた。個人情報の漏洩、特にアメリカ大統領選挙介入で、ケンブリッジ・アナリティカがfacebookの5000万人の情報を利用した。欧米では複数提訴がされ、イメージダウンが激しい。ケンブリッジ・アナリティカは、世界の選挙に介入と言われている。日本もお得意さんかも▼そのことでイメチェンかと思いきや、METAVERSEがIT・AIに於ける次なるトレンドで、その先取りらしい。METAVERSE とはⅿeta(超)とuniverse(宇宙)を組合せた造語だ。人々は人生の半分を、仮想空間で生きるようになるとしているのだ。既に専用のゴーグルを使用し、バーチャル空間で野球も出来、結構実感があるらしい▼地球人7割ほどの数のスマホが出回っている。適正使用もないことは無いが、歩きスマホ・自転車スマホ・自動車スマホは規制が行届かない。命を失う事故も普通に生じている。「やめられない、とまらない…」という実態▼現在、スマホを持たなくとも、生活が出来ないわけではない。しかし、電子決済が進み、お店がスマホ決済しか認めなく、国家が現ナマ通貨を発行しなくなったりすれば、スマホは必需品▼話は違うが、「ワクチンパスポート」などは、その先駆けか。ワクチンを接種しても感染するし、感染すれば他人にうつす。最近情報では、感染者の過半数がワクチン接種者ということのようだ。ブースター接種と言って、3回目、いや毎年の接種を求められるのかも。「ワクチンパスポート」など、何の意味も持たない。むしろ、パスポートを信じて感染拡大に寄与するくらいかもしれない。ファイザーが儲かる為なのか▼さて、METAVRESEに戻るが、これは人類の発展なのだろうか。それとも、破局への集団自決を意味するのだろうか。テクノロジーは人類に貢献する側面もあるが、反作用もあることを自覚することも必要だろう。COP26で地球温暖化を止めようと、世界の首脳が集まった。が、環境団体からは無能集団と揶揄されている。産業革命で人々の暮らしは格段に進歩したかに思えた。それが、人類の危機に影響し、それを回避することが、今の支配層には困難になっている▼地球に住めなくなった時に、火星に移住しようということが言われている。その為に地球の環境が如何に破壊されるか。地球に永らえるための努力の方が、遥かに現実的だ。宇宙開発は、軍事競争の延長線上にあるのかもしれない▼METAという企業は、年間利益だけで1兆円産業、人類の0.000000007%の輩が決定している。これは民主主義とは言えない。これはもう独裁というべきであろう。経済の99%を1%の輩が操作している社会は、民主主義とは言えないのだろう。それが先進国を自認する欧米列強であり、その金魚の糞が日本である。あるがままを受忍すべきか? 

(コラムX)

【投稿日 2021.12.5.】

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『みちしるべ』**坂本龍馬は英雄か国賊か?国際的視点から**≪2021.秋季&冬季合併号 Vol.111≫

2022年03月01日 | 藤井隆幸

坂本龍馬は英雄か国賊か?

国際的視点から

藤井隆幸

はじめに

 何だか唐突な表題ではある。中身がなくとも、読者に興味を持たせる方法として、週刊誌などが良く使う手法。くだらないか否かは、皆さんで評価願いたい。

 歴史に興味がない方でも、坂本龍馬の名を知らない日本人は少ないように思う。彼を有名、そして英雄にしたのは、司馬遼太郎だと聞き及んでいる。物語の主人公を、英雄に仕立て上げるのは別に構わない。が、それに乗っかって、行過ぎたご当地自慢になったり、商業目当てに煽り立てるのは如何なものか。

 NHKの大河ドラマで、徳川家康が主人公になると、豊臣秀吉や織田信長は悪人に仕立て上げられる。また、反対の事も起こっていたりした。作り話であるから、良しとしよう。が、視聴者はそこそこ真実として受け止めるきらいがある。

 その昔、足利尊氏が主人公の大河ドラマがあった。当然、彼は英雄に仕立て上げられた。ところが、戦前の絶対主義的天皇制の教育を受けた人たちには、違和感があったものと感じている。足利尊氏は南北朝時代に、後醍醐天皇に刃を向けたということで、国賊という汚名を着せられた教育を受けていたからである。

 歴史に誤解を持っていても、現代生活に支障はないように感じる向きもあろう。しかしである。そんな風潮に惑わされて、現実生活に迷っているのは災難ではある。

明治維新は何であったのか

 さて、坂本龍馬である。最初に断っておくが、歴史に詳しいわけでもなく、司馬遼太郎のように勉強を深くしたわけでもない。あくまでも、槍玉に挙げやすい人物であっただけで、良くも悪くも思っているわけではない。

 日本は島国ということで、近代にいたるまでは、国際的な情勢に巻き込まれることが多くなかったように思う。それはアメリカ大陸やオーストラリア大陸、それにアフリカ大陸が、植民地侵略される前の現地人らと似ているのではないか。反対に、ヨーロッパ大陸は、常に支配者が入れ替わり、国際的荒波にもまれてきた地域である。常に国際的感覚を持たざるを得なかったものと考える。

 日本では江戸時代の後半には、鎖国を解き開国を求める、列強帝国主義国の圧力が加わる。その中で開国に向かい、急速に軍事帝国主義化を推し進めることになる。その端緒に、「明治維新」という出来事があった。これをめでたいことととらえる向きが多いのは事実だろう。その名を冠した政党が出来たのではある。

 幕末の出来事を殆ど、日本人の動きだけで語られることが殆どである。しかしながら、欧米列強は東アジアの殆どを植民地化し、残る日本を標的にしていたことは間違いない。現代軍事技術では、島国を制圧することは簡単なのかもしれない。が、江戸時代の日本は、世界最強の軍事国家だったと聞く。上陸しても、一夜にして殲滅されることは、欧米列強も心得ていたものと考える。それに、識字率などは欧米列強に劣らなかった。

 そんな日本を陥れるためには、内紛を起こさせるのが良いと考えられたのではないか。漁夫の利である。イギリスは薩長連合に加担し、フランスは幕府に加担した。両者が争ったのは、ご存じの通りである。

 龍馬については色々と説がある。本当のところは迷宮入りというところか。とはいえ、脱藩した浪人が軍艦を持ち、何十人もの社員を食わせるのは、如何にして可能となったのか。様々疑問が生じるのではある。イギリスのスパイであったのかも……。

 浦賀に黒船を乗り込ませたペリー提督は、本国の南北戦争で幕末の介入に後れを取った。ヨーロッパでもクリミア戦争があり、戦後処理で日本どころではなかったのかもしれない。日本が植民地にならなかったのは、幸運な世界情勢の中であったという説もある。

 世界情勢の中で、「明治維新」を考えてみると、多くの日本人の思いとは乖離があるのではないのか。

現代日本社会の国際的視点

 話は現代社会に戻り、身近な生活問題に言及したい。世界はグローバリズムの極限で、日本国内にだけ目を向けていても、自らの生活を規定しているものが見えない。ところが、政治の世界では国際情勢が、よそ事以上に語られることがない。

 幕末に外国人の裁判権を放棄させられた、いわゆる不平等条約。その撤廃に成功するのは、半世紀を過ぎた明治になってから。それが戦後の米軍に、またも復活しているのである。

 日米合同委員会というものが、毎年行われているが、日米地位協定を名目に、日本の行政の殆どに影響を与えていると言われている。この委員会、アメリカ側のトップは太平洋軍副司令官で、日本側は外務省北米局長なのだ。

 貿易摩擦で公共事業を世界で異例の規模にさせたり、最近は軍事費をGDPの2%にせよとの圧力が。口の悪い人は、日本人は自らの生活の為には3割、アメリカのマネーゲームに吸い上げられるのは5割の労働をしている、と言っている。

 政治の世界で、このことに切り込む話は、あまり出てこない。日米地位協定には、米軍基地からの新型コロナ・オミクロン株の蔓延など、多少の意見があるのだが。

ウクライナ情勢とキューバ危機

 ところで、東ヨーロッパがきな臭い。マスコミではロシアがウクライナに進駐しそうだと大いに騒がれている。プーチンに味方するわけではないが、余りにも一方的だと感じている。

 かつてキューバ危機というのがあった。ケネディー大統領は戦争も辞さないと、キューバの上空に戦闘機を飛ばした。当時は大陸間弾道ミサイルがなく、中距離ミサイルだけであった。ソ連が中距離ミサイルをキューバに持ち込んだのだ。喉元にミサイルを持込まれたアメリカは、慌てたのだが。そもそも、イタリアとトルコに中距離ミサイルを先に持ち込んだのはアメリカであった。

 当時、ホットラインと言って、米ソに直通電話が開設されていた。ケネディーとフルシチョフは電話で話し合い、双方がミサイルを撤去することで事なきを得たのである。

 今回、NATO(北大西洋条約機構=アメリカ中心の軍事同盟)がウクライナに、ミサイルを持込む下地を作ろうとしていることに起因する。モスクワ近傍にである。バイデンはキューバ危機の事を失念してしまったのか。

台湾有事が何を意味するのか

 ウクライナは対岸の火かもしれないが、台湾はお隣の話。中国本土は台湾の経済に大きく依存している。台湾とて同じこと。最も有事を忌み嫌うのは、両者であることは間違いない。

 ところが、お隣の家庭内の問題を、ことさら介入しようという輩がいる。そう、アメリカである。ウクライナも台湾も遠い他国だからなのだろう。その尻馬に乗っかって、事を荒立てようとする日本政治家がいるのは、驚きなのである。

 台湾有事は米軍が出張らないと有り得ないことだ。そうなると、日本は戦争に巻き込まれることになる。戦闘とは別問題でも、日本の最大貿易相手国の中国と、事を構えて得をすることは100%ありえない。壊滅的被害である。自立国であれば、中台に対して平和であることを求めるのが筋であるのだが。

 なんだか、台湾有事を望んでいるような発言が、有力政治家から飛び出すのは何ということか。国民が、それほど反発していないのも不思議なのだが。本当は、怒り心頭を通り越しているのかもしれないが……。

 生きていれば、坂本龍馬に聞いてみたい気がするのだが。はたして、彼は何というのだろうか。

【投稿日 2022.2.17.】

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『みちしるべ』**生きてゆくために(斑猫独語83)**≪2021.秋季&冬季合併号 Vol.111≫

2022年03月01日 | 斑猫独語

生きてゆくために(斑猫独語83)

澤山輝彦

 「過疎自治体初の5割超」2022(令和4年)1月21日(金)の新聞第一面の見出しである。

 この記事に付けられた新たに過疎地域になる65市町村のなかに、大阪府豊能町、能勢町があるではないか。2007年(平成19年)には関西二府七県のうち大阪府には過疎市町村は存在しないとあるが、千早赤阪村が2014年(平成26年)過疎地域に指定されている。今度そこに豊能町、能勢町が加わったのだ。両町は私が住んだ兵庫県川西市の隣町である。以前、豊能町と接する所の不便な道を、道路問題として書いたことがあるし、豊能町、能勢町共に、自然観察や、旧蹟探訪に度々訪れた所であり、友人もいることで驚くと共に、とうとうか、と言う気もするのだ。目立つ休耕田や、バスの減便、あるいは路線の廃止など、過疎化とはこんな事か、それともこれは過疎化の引き金なのだろうか、などと考えたものだ。

 過疎地にはインフラの整備が必要だなどと単純に考えるのだが、これには国の本格的な、選挙目当ての看板の甘い言葉ではない支援が必要だ。思いやり予算というものがある。在日米軍をおもいやるのである。ならば、過疎地に暮らす人々同朋には思いやっている間もない緊急の対策が必要なのだ。でなければ国の五割は滅んでしまう。こんな事を考えていると原発の廃棄物を引き受けます、と言った町長がいたのを思い出した。わからんでもないなあ、この発想の根は深いのである。

 インフラの整備である。昨年暮れ近くの新聞の記事を取り出して見る。それはベトナムの首都ハノイ中心部に国内初の都市鉄道が開業したと言うもので、様々な事情が重なって開通、営業が遅れたものらしい。ベトナムは公共交通機関が未発達で、南部最大の都市、ホーチミン市でも日本が支援する都市交通が整備されているが、この開業もおくれるそうだ。記事にあったハノイ在住の女性、オアインさん(71)の言葉「この日を待ちわびていた。車両は綺麗で近代的。便利で、暮らしやすくなるだろう」と喜んだ、とある。素朴な喜びようが溢れている。

 日本におけるインフラの整備は、過疎地における道路や鉄道などは必要であろうが、都市部や都市間の高速化などは我慢、ゆっくり、まあまあ、こんな言葉で包んだ生活を心がけたらやっていけるのではないか。はっきり言って贅沢な要求が多いのだと思う。ここに私のリニア新幹線反対の理由がある。これにかける分を過疎地対策にまわせば、と素人考えの一端でお終い。

【投稿日 2022.1.23.】

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