道路住民運動全国連絡会のみなさまへ、道路全国連事務局長の長谷川さんより、今年度の全国交流集会中止のお知らせがありましたので、以下に転載してのご連絡です。
道路全国連では、毎年秋(10月~11月1月月頃)に開催地を変えて全国交流集会を開催しており、今年2020年は東京国分寺の東京経済大学での交流集会を11月28日~29日で予定しておりましたが、現下の新型コロナ感染症の動向を踏まえて、先日7月26日の幹事会Zoom会議に於いて、今年の交流集会開催中止を決定いたしました。
尚、交流集会は中止しますが各地ではこのような中でも様々な取り組みが行われていることから、活動報告書(冊子)作成は行う予定です。10月末を目途にみなさんから報告書をデータで送って頂き、東京の実行委員会(事務局)が紙媒体で製本し、みなさんには実費で頒布する予定です。(発行などは11月の予定)詳しくは、後日に改めてご案内致します。
【2020年の交流集会について】〈判断時の検討内容〉
- 現地での準備状況(会議開催状況を含む)はどうか?
**都内の会議などは一部を除き未だ開催出来ていない。 - 新型コロナの感染状況の動向――都市部での感染者増大をどう見るか?
**第一波の続きなのか第二波なのかは不明だが、感染収束は見通せない状況が続きそうである。 - 集会開催時のコロナ対応はどこまで現実的に可能か?
**3密を回避する為の大教室などへの会場変更は可能。しかし、マイクロバスなどでの現地視察は実現が難しい。体温測定や参加者の把握は可能だが不安は残る。更に懇親会実現は不可能に近い。 - コロナ禍のパンデミックを踏まえたコロナ後の公共事業(道路政策)の方向性を打ち出すべきではあるが?
**交流集会を開催しなくとも、幹事会等で検討して見解を表明することは可能である。 - オンライン開催の対応がどこまで出来るか?
**主催者側のオンライン対応は可能だが、参加者個々人の機器の操作対応の不安は払しょく出来ない。更に、オンラインシステムで参加した満足感があるのかは不明。 - 様々なことを想定&準備しながら通常の交流集会開催の緊急性はどこまであるのか。
**会場での集会開催をしなくとも、緊急性のある事案については、全国連が支援しながら各運動団体が個別対応でも可能である。 - 都内の方々を含めて、年内に東京への来訪を呼びかけられるか?
**現下では「東京へ来て下さい」とは言い難い状況が続いており、今後についても楽観的な見通しは持てない状況である。
以上の事などを踏まえ、今年2020年の交流集会は「中止」とします。今後ともよろしくお願いいたします。