『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

2018年7月例会のご案内

2018年07月11日 | 月例会案内

 

阪神間道路問題ネットワーク
『みちしるべ』100号出版記念
レセプションのご案内

2018年7月16日(月・祝)13:30~16:30
西宮市立勤労会館 第4会議室(3F)

梅雨最後の異例豪雨、みなさん被害は無かったでしょうか。梅雨明け夏本番の猛暑にも、お気を付け下さい▼今月は上記レセプションとさせて頂きます。会費は無い代わりに、呑み物・おつまみは持寄りという事に。手ぶらも参加歓迎という事です。S画伯のオカリナと“トーク笑”くらいの出し物しかありませんが…。20年近い当ネットの歴史を語り合い、これからの情勢論議もしたいものです▼記念版100号は5月号ですが、諸般の事情も重なり、7/10の印刷となってしまいました。レセプション前に皆さんに届くか、怪しいものです。表紙はカラーになりました。14年前の30号記念レセプションの集合写真を載せています。みなさん若いです▼6月例会には、「甲ネット」のYさん・S画伯・「みち環」のYさんHさん・「中の住環境」のN住職、それに私の6名の参加でした。私たちは行政と丁々発止の間柄ではありますが、「甲ネット」のYさんは、災害ボランティアで知事表彰を受けられました▼8月例会は下記の通りです。勤労会館が詰まっていましたので、今津公民館となります。社会教育施設ですので、原則飲食は無しという事です。一階の受付を通られる際は、派手にぶら下げられないように、お気を付け下さい。

8月例会のご案内
2018年8月18日(土)13:30~15:30
西宮市立今津公民館 第2集会室(2F)

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『みちしるべ』**『みちしるべ』100号記念レセプションご案内**<2018.5. Vol.100>

2018年07月04日 | 単独記事

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『みちしるべ』**横断車道(91)**<2018.5. Vol.100>

2018年07月03日 | 横断車道

横断車道―91―

民主主義が何だかおかしい、と思われている方は多いと思う。だけど、単純に非民主的な人物がいるだけと、考えているのも事実。そもそも、民主主義って何だ!その答えに辿り着いていない向きもいる▼ある左派政党の中堅幹部が「民主主義は多数決だ!」と言っているのを聞いた。多数決は民主主義を体現する一手段にすぎず、結果として必ずしも民主主義実現とは限らない▼民主主義とは、国民・市民・人民が主人公であるという思想。日本や世界が、民主主義制度を達成しているかというと、甚だ疑問だ。原始社会から今日まで、様々な非民主的制度が支配してきた。民主主義にしようとするのは、人々の共通理念ではあるが▼さて、現代社会が民主主義を達成しかねている原因は何か?それは市場原理一辺倒の経済社会から来るものであろう。資本主義と社会主義、いずれも市場経済原理が働いている。資本主義はそれのみに固執し、失敗(過剰生産・恐慌・バブル・架空経済)を繰り返しながら、修正して社会主義手法を徐々に取り入れている。どこまで社会主義に近づくのかは、人々の選択による▼社会が膨大化すると、直接民主主義(全員参加議会)は難しく、代表民主主義(選挙による代議員制度)にならざるを得ない。その際、代議員の報酬は、その社会の平均所得を上回るのはマズイ。遠くない過去に、就職の超氷河期があった。500社回っても、内定がもらえない。だったら、市会議員選挙で当選する方が簡単。実際、そういう人物が、多くの自治体議員となっている。そして、若者の平均賃金の数倍の報酬を受け取っている▼地方議会はともかく、国政でも同じ現象。選挙は賄賂でするものという、政治屋界隈では定着。代議士になれば、議員報酬では足りず、収賄は常識。これも市場経済原理というもの。代議士になっても儲からないとなると、今の先生方の何人が残ってくれるのだろうか?▼経済効率を上げるためには、市場経済原理の競争は有効なのかもしれない。だが、その結果において、人々は得をしているのだろうか。真面目に働けば馬鹿を見るが、人を騙せばボロ儲け。競争の行き着く先は、必ずしも幸福が待ってはいないようだ▼民主主義制度においても、選挙・多数決で物事が決まるが、市場経済が介入することによって、当初の目論みは破綻していると言わざるを得ない。日本人は「絶対」という言葉に弱いと言われるが、市場経済が絶対ではあり得ない▼自動車は便利というが、高額の購入費・維持費の分、役に立っているかと言えば否である。みんなが使いだすと、非常に効率の悪い存在となり、公害・事故・不健康をもたらしてしまう。昨今の長引く不況で、若者のクルマ離れが急速に進み、渋滞が減少したのは皮肉と言えよう。歩いて逃げれば助かるものを、地震の際に車の棺桶に入る人が圧倒的。    (コラムX)

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『みちしるべ』**横断車道(90)**<2018.5. Vol.100>

2018年07月02日 | 横断車道

横断車道―90―

かつて中学時代に、ある分野で全国的に有名だった教員に、世話になったことがある。小生は、その時代から、この恩師を敬愛してはいなかった。それは、お袋が学校に行った際、用件を済ませて帰り際に、お袋にも聞こえるように、「入歯なんて、そんなに高いものかね!」と、他の教員に言ったからである。特段、お袋に特別な想いを持っていたわけではないが、年子の兄弟子だくさんで、家系は苦しく、申し訳ない気持ちでいたのは事実である。歯医者に行く家計の順番も、なかなか来なかったのではあろう▼「坊主の説教、屁一つ。」という。彼はテレビやラジオにも出演し、様々な賞も受賞していたので、周囲はヨイショ一色であった。未だに、彼を知る人々は、一目置いている雰囲気ではある。ご本人も、学校で自らは「校長先生と教頭先生の次に偉い!」と豪語していた。が、小生は三年の時の担任の方が、よっぽど偉いと思っていた▼その恩師も60半ばで他界された。小生、そろそろ古稀が近くなった。まだ活躍中だった彼は、今の小生にとって、かなり若輩という事になる。そんな若輩者の悪口を叩くようでは、まだ修行不足だとは思ったりする▼さて、「暴走する安倍政権」というが、総理総裁の安倍晋三君、御年64才(2018/6現在)。年下のボンボン。長州の著名な家系で、岸信介(祖父)・佐藤栄作(叔父)・安倍晋太郎(父)という毛並ではあるが、出来の悪い政治屋だ。しかしながら、その肩書は庶民をして、敬服させているのではある▼今の政治屋の多くは、ニセ(二世)・ルパン(三世)である。地盤(後援会など)・看板(知名度)・鞄(お金)を引き継いだ、出来の悪いボンボン。世襲の跡継ぎがない時に、その秘書などの関係筋や省庁にコネの効く官僚がなる。頭は良いかもしれないが、良心の構造に問題▼選挙に行かない人の気持ちもわからないではない。選挙を棄権することに対して、与党あぶれの政治勢力から、批判されることが多い。では、選挙に行きたくなるような、政治の動きを模索しているかと言えば、甚だ成果が見えてこない▼その社会が肥大化すると、直接民主主義は難しい。どうしても間接民主主義(選挙で代議員を選ぶ)にならざるを得ない。肥大化した社会の中で、民主主義の道具であったはずの選挙が、形骸化してはいないか?暴力によるクーデターも革命も肯定はしない。それにしても、上げ足の取り合いみたいな選挙からは、そろそろ脱却すべきではなかろうか▼電車やバスに乗ったらスマホとにらめっこ。自動車や自転車を運転している間も、にらめっこ。歩いている時など、人を突き飛ばしても止めない、にらめっこ。社会が肥大化する中で、人々が画一化されるシステム。流行は真実ではない。なにが正しいのか自らの頭で、真相を見つめなければ、人類の未来はない。マスコミは当てにならない。政治家は特に心したいものだが。 (コラムX)

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『みちしるべ』**『みちしるべ』100号までの記録**<2018.5. Vol.100>

2018年07月01日 | 藤井隆幸

『みちしるべ』100号までの記録

世話人 藤井隆幸

『みちしるべ』創刊までの経過

 『みちしるべ』の創刊は1999年9月号です。当ネットワークは、それより前の1995.5.25.に初代の代表世話人 砂場 徹さん宅に、大橋 昭(南北高速道路に反対する会=当時)・澤山輝彦(川西自然教室=当時)・三橋康志(阪神高速北神戸線に反対する会=当時)の三氏と筆者の5人が集まったのが始まりです。詳しくは創刊号に記されています。

 1995.12.に7回目の準備会を西宮市立中央公民館(震災後に「プレラにしのみや」として建て替わった)で行い、「阪神間道路問題ネットワーク」という名称がスタートしました。以後、ほぼ毎月の例会を続けて、現在に至ります。

 例会で交流誌の必要性が話し合われ、名称を募集しました。『道標』と決まりましたが、他団体に同名の機関誌があることがわかり、ひらがなに変更されました。

 創刊から100号まで、同じ題字が使われていますが、今は亡き砂場恵美子さんの筆によるものです。

初代編集長から現・編集長代理まで

 初代の編集長は砂場 徹さんでした。当時はまだ存在したワープロ(Word Processor)を駆使されていたのですが……。バックナンバーをお持ちの方はわかると思いますが、結構、誤字も多かったりしました。非常にキータッチが早いのには驚きでしたが、既に普及していたパソコンとの互換性が無く、打ち直しが大変でした。

 見かねた澤山輝彦世話人が、6号(2000.8.)から編集長を交代されました。そして55号(2009.1.)まで務められました。しかしながら、奥様が転倒による脳震とうで、しばらく任務が難しくなった経緯がありました。

 とりあえずは筆者が編集長代理を引き受けたのですが、それが今日まで続いています。引き受け手があれば大歓迎なのですが、これから活躍が期待される若手に、お荷物を背負わせるのも悩ましいところ。

 筆者が代理となった56(2009.2.)号は、初代 代表世話人の砂場 徹さんの追悼号でした。

『みちしるべ』30号記念レセプション

 30号(2004.7.)は創刊から5年近くになり、何らかのお祝いをしようという事になったのです。8月1日に西宮市立勤労会館にて、メンバーの参加費1500円で運営しました。

 既に14年も前の事になり、記憶も定かではないので正確なことはわかりません。既に代表世話人は大橋 昭さんが就いておられ、31号にお礼の言葉を掲載されています。それによれば、60名を超す参加者とあります。今となっては、驚きですが。

 川西自然教室から、朗読の会「草笛」のみなさんが公演いただきました。南北高速道関係からは、「バウワウ」のデュオの演奏もありました。最後に「青い山脈」を皆で唄ったのは印象的でした。

『みちしるべ』60号記念レセプション

 30号を記念したので、倍の60号(2009.9.)も祝おうという事になり、やはり西宮勤労会館にて9月27日に開催。開催後の次の例会案内の文章によれば…

記念集会は21名の参加で盛大に行われました。……南京玉簾の演技に、若手もエキストラ参加し、楽しみました。澤山さんのオカリナとトークショウで笑った後、自己紹介になりました。その後、那須さんのアコーデオンにより、“うたごえ喫茶”で発散し、大橋さんの挨拶で〆ました。池浦さんと山本さん、それに澤山夫人からの手料理の差入れ、ヨッシーからの差入れもあり、食べきれない贅沢をしました。ただ、500ml缶が2ダースでは、呑み物の方が不足……

とありました。

『みちしるべ』90号記念レセプション

 さて、30号と60号を記念したのだから、90号(2015.7.)もという事になりました。しかしながら、多くの団体は運動が収束しており、西宮勤労会館にて9月26日に行われましたが、結局は10名の参加に終わりました。

 会費は1000円で、巻寿司を用意し、呑み物と後は持寄りでした。

『みちしるべ』100号記念レセプション

 さて、この『みちしるべ』100号は、30の倍数ではないのですが、キリの良い所で、やはり祝おうではないかという事になりました。

 期日は7月16日(月)(“海の日”の祝日)で、西宮勤労会館という事になっています。午後1時から5時まで第4会議室を借りています。会費は無しという事で、お気軽にご参加ください。お昼を越えていますので、呑み物とおつまみを持参頂ければ幸いです。内容につきましては、この100号が配布される頃には決まっているとは思います。

 これまでの総決算として、関係された皆さんにお伝えして、多くの方にご参加いただきたいものです。

『みちしるべ』30号発行記念レセプション の写真

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