『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

『みちしるべ』2019年 春季号 Vol.102の印刷が遅れます

2019年05月24日 | 日記

 

 『みちしるべ』2019年春季号(Vol.102)のブログアップはできましたが、紙の印刷が遅れています。申し訳ありませんが、しばらくお待ち願います。

 いつも印刷をお願いしているスタッフが、海外出張をしております。帰国するのが6月に入ってからということで、それから印刷します。

 「2019年5月例会のご案内」でもお知らせしたように、今号から発行が季刊となります。年間、4回の発行になりますので、よろしくお願いします。

 

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『みちしるべ』**横断車道(93)**<2019.春季 Vol.102>

2019年05月24日 | 横断車道

横断車道―93―

イソップの話に「裸の王様」がある。全ての人がおかしいと思っているのに、だれも言い出せない。言い出すのは、子供(もとは黒人だったとか)だったのが意味深い▼現代日本、それに世界がおかしい。誰もが思っている。だが全ての政治家も学者も、色々と述べるが、そうなの?と疑問ばかり。刺激的言説の政治勢力が、一時的に人気を得るが、陽炎のごとく▼ここで確認しておきたい。生まれたモノは必ず死んでゆく。歴史上、永遠だった社会は存在しない。「平家物語」は《驕れる平家は久しからず》という。オスマン帝国もローマ帝国も、今は亡き存在。現代社会をいかに評するかは別にして、いずれ崩壊の運命にある▼崩壊を迫られた為政者は、必ず悪あがきをするのは、歴史が証明する。この社会制度はよくない、そういう意見は、必ず弾圧される。未来を展望させたインターネットも、どうやら為政者の悪あがきの道具のようだ▼具体的な一事を示しておこう。東証一部の一日の取引高は3兆円を上回る。その7割は外国人投資家といわれる。米国の巨大銀行は、インサイダー取引になるので、自ら手を出さず手下のヘッジファンドに金と情報を渡す。そして、日本の上場企業は必ず損をして振り込んでくれる▼上場企業はM&AやTOBの乗っ取り防衛のために、自社株の3割は自ら保有する。そして四半期(3ヶ月)ごとの決算を公表しなければならない。その際、自社株は額面ではなく、時価相場で計算しなければならない。株価が下がると決算は悪くなり、株が売り込まれて会社乗っ取りに合う▼決算前には企業自身や役員は、損をしてでも自社株を買い支える。必ず儲かるヘッジファンドは、パソコンの端末をたたくだけで巨額を得る。3兆円の1%は300憶円。年間240日として、7兆2千億円。過剰生産の家電メーカー業界のシャープが餌食になり、お荷物の原発会社のウエスティングハウスを東芝が買わされた。計画された、この株価暴落では、どれほど儲けたか想像もできない▼さて、日本企業はというと、株価買い支え資金に、内部留保(税金のかからない純利益)や役員報酬をべらぼうに引き上げる。もっぱら企業の経費の最大のものは、人件費である。この人件費の引き下げが、米国にとっての最も関心事であることは間違いない。こうして特異的に日本と韓国は、米国に振り込んでいるわけだが▼これはマネーゲームの、ほんの一部の現象である。だけど、与野党を総じて誰が指摘しているだろうか?TVには経済評論家が、山ほど出演しているが、一言でもしゃべったことがあるだろうか?「消費税増税論議」と比べて、比較にならないほどの重大事項ではある▼いずれ誰かが言い出すし、このような金融テクノロジーは、永続可能なものでもない。米国の混乱は、彼ら自身が右往左往している証拠でもある。(コラムX)

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『みちしるべ』**感動や余韻をぶち壊す者(斑猫独語 76)**<2019.春季 Vol.102>

2019年05月24日 | 斑猫独語
感動や余韻をぶち壊す者(斑猫独語 76)
 
澤山輝彦
 
 あちこちで、いろんな講演会が開かれる。その演者を新聞、テレビ、書籍・雑誌、などを通じその人の物の考え方、思想に共鳴するところがある。ではその本人を直接見てその語り口、声音、姿態などに触れようという、ややミーハー的な興味でもって足を運んだ講演会が何度かある。加齢性難聴のせいか、やや聴き取りにくい所があったりしても、まあ講演そのものにはほぼ満足するのだが、「しかし」がある場合が多いのだ。

 普通、講演会のプログラムは、開会の言葉、主催者の挨拶、そしてその日のテーマの講演、閉会の言葉、大体こんなものだ。講演を聴き終える。よかったなあ、さあこの感動を持ちながら家路につこうか、と思っていると、閉会の言葉がまだあったのだ。まあ会の次第であるから、ここで席を立ってしまうことは礼を失する。そう思う心は私にはまだあるから、はいそれは聞きます。

 だがこの挨拶が長すぎることが結構多いのだ。私はこれには我慢できないのである。講演会の感動をぶち壊す事、度々であったからだ。演者に感動し余韻にひたっている間もなく、閉会を宣言する者が何を間違えたのか、演者の論を下手に引き継いでぶちかます。時には閉会の言葉を述べる本人関係の仕事に関することなど、をおしつけがましく言いまくることもある。さっさと退席すればよかったのだがなあ。まあ少しは大人らしくしているのだが、だんだんいらいら心が励起され、ほとんど「ひっこめ」と言いたくなってしまうところまで来る。さすがにそれは言わないが。帰りの心はすっきりしなくなってしまっている。

 くそっ一寸一杯ひっかけていくか、となったり。こんな酒は体によくないと、ここは理性を働かせ、もう一度講演の感動を取り戻そうと試みるのだが、ほんとおさまらないよ。こんな例、皆さん体験されてないかなあ。こんな気になるのは俺だけかなあ。

 一度ある講演会の閉会の言葉を私がすることになった。その時、私は壇に上がり「良かったですね、この感動を余韻を大事に持って帰りましよう。」この一言で終えた。翌日、友人から電話があり、「昨日のあの終わりの挨拶は良かった、あれでいいんだ」と褒められたことがあった。

 講演会は演者がまず大事。主催者は全て縁の下の力持ちであらねばならないと私はおもっている。講演会のスイッチを入れスイッチを切る、そんな程度が一番いいのだが、これは極端だから、せめて二番か三番程度を考えていただき、それで締めくくればその講演会は大成功なのだ。
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『みちしるべ』**闘病記**<2019.春季 Vol.102>

2019年05月24日 | 川西自然教室
闘病記

RT
 
 私は今年1月8日入院、9日に左股関節の手術を受け、1月28日に退院しました。手術は成功し術後2日目から、ほとんど痛みなしで歩けるようになりました。1年少し前にも同じ病院で右股関節の手術を受けましたが、今回と同じで術後2日目より歩けました。医師やリハビリのトレーナーに驚異的だと言われ、「人には何か取り柄がるものだ」と気をよくしていました。両足の痛みがなくなり、今年は山歩きができると夢を膨らませていましたが、強力な伏兵が現れ私の夢はとん挫しました。

 それは血尿です。術後4日目午後に最初の血尿が出て、その日は普通の尿が出たり血尿が出たりという状態でした。翌日(術後8日目)から3日間はほぼ血尿なしで「ホット」していたら、術後9日目に血尿が再開し、その日はすべての尿が血尿でした。これはおかしいと、血尿の原因をネットで調べたら、「膀胱癌」の可能性が高いと自己判断し、「ゾット」すると同時にその覚悟をしていました。

 血尿は3日間続きましたが、その後3日間は血尿なしで、また再開するという、「ホット」させてはそれが裏切られるという中途半端な状態でした。術後14日目には朝から血尿が再開し、夕方には膀胱内で血液が固まって、尿が出なくなりました。夕方、膀胱洗浄をしてもらい楽になりました。が、夜9時よりまた尿が出なくなり痛み止めを服用しても効果なく、腰と腹の痛みは波のように定期的に襲ってきます。

 「ウー」とうなり声をあげながら痛みの波が通り過ぎるのを我慢しては時計を見て、医者が出勤する朝に早くなることを願っていました。未明にうとうとしていた時に失禁し、その後ちょろちょろと尿が漏れるようになり楽になりました。(尿は65㎖程でしたが、紙パンツの威力はすごいもので尿は外にはもれませんでした)朝には膀胱洗浄し導尿管を入れ、これで一安心と思っていたら、翌日の午前1時に導尿管が詰まり、又七転八倒の地獄の一夜を過ごすことになりました。未明の5時に看護師が膀胱を吸引し、詰まっていた血の塊を吸い取り、尿が流れるようになりウソのように楽になりました。その日の午後、内視鏡検査をした結果、膀胱内の粘膜に赤い箇所がいくつか見られ、ここから出血しているだろうとのこと。幸い膀胱癌ではないのが判明し安堵しました。

 その後も血尿が出たり、出なかったりと日によって症状は安定することなく退院の日になりました。医師にもう少し血尿が収まるまで入院したいと希望しましたが、「特に治療する方法もない。」と言われ1月28日に退院しました。が、退院3日後に血尿により尿管が詰まり、タクシ-で病院に駆けつけました。血尿の原因は9年前、前立腺癌で全摘手術を受けましたが転移している可能性があるとのことで、術後膀胱近くに2ヵ月間ほど放射線照射を行いました。この際に膀胱にも放射線が当たり、今頃になり症状を現したのだろうとのことです。放射線の怖いところは、すぐに組織が破壊されずに時間を経るにつれ症状を表すことで、私の場合は9年目でした。

 今回は手術後、足を動かすことができないので、エコノミー症候群予防のために血液をサラサラにする薬を服用したことも、出血に影響したのかもしれません。問題は放射線による炎症(潰瘍)は非常に治りにくいことで、病院やかかりつけの泌尿器科の医師に今後の対策を尋ねても「放射線による炎症は治りにくいですね。尿が出なくなったらすぐに病院に行き、夜や休日の場合は救急車を呼び、必ず泌尿器科の医師が当直している病院に運んでもらいなさい。専門の医師がいないとそのまま、朝までまたされかも。」と、見放されたようなアドバイスのみ。

 もし出血しても血が固まらないようにと、病院の開いていない夜、土日、休日には血を薄めるために大量の水を飲み、夜中に5~7回もトイレに行くような異常な生活が続きました。私の場合、1ℓの水を一気に飲むと、1時間ほどしてから排尿が始まり、1時間に2回ほどの頻度でトイレに駆け込むことになります。全く、これから先どうなるのかと暗然たる気持ちでした。

 そのうち、かかりつけの泌尿器科の医師より、高気圧酸素治療でよくなった患者がいるとのことで、新しい病院を紹介してもらい、2月5日より週に2~4回治療に通うことになりました。高気圧酸素治療は、2気圧100%酸素で満たされたカプセルに1時間(圧力を上げたり下げたりそれぞれ20分ほどかかるので2時間弱)入るというもので、血液に大量の酸素が取り込まれ、体の隅々まで運ばれ、傷の治りが良くなると言われている治療法です。かつてベッカムが大けがをしたけれど、奇跡の復活をした時もこの治療を受けたそうです。

 酸素は可燃性が非常に強く、わずかな点火源でも発火することがあるため、紙パンツに履き替え100%綿の浴衣を着用し、手にはアース線を取り付ける物々しさです。湿布、義歯などはやけどの心配があり、又衝撃で火花を発する危険性のあるもの(補聴器、時計、磁気製品、ヒップエレキバンなど)も禁止です。着替えると看護師のチェックがあり、カプセルに入ります。

 カプセルは上部が透明のアクリル製なので外に設置された小型のテレビを見ることができ、私はいつも4チャンネルの「チチンプイプイ」を見ていました。堀ちえみさんの舌がん手術の時期で、このニュ-スについては詳しくなりました。

 カプセルは狭く、看護師の話では閉所恐怖症の人には難しいそうです。20分ほどかけ徐々に気圧を上昇、終了時には下降させますが、この時耳が痛くなったり、耳が詰まった状態になります。飛行機搭乗時のときの気圧の変化は0.2気圧ですが治療では1気圧なので痛さはかなり強く、飴をなめ、大あくびをし、鼻をつまんで鼻をかむなどの耳抜きする必要があります。最初の頃、十分な耳抜きが出来ておらず夜、自宅でテレビを見ていてセリフが非常に聞き取りにくい時がありました。この場合でも耳抜きをすれば治りました。20回この治療を受けましたが、回数を重ねるにつれて耳の痛みも徐々に慣れてきます。

 半信半疑で始めた治療ですが、治療開始最初の2週間で4回、血尿がありましたがごく少量で、15日目以降現在まで連続60日以上の間、血尿なしです。これで一件落着と思っていましたが、先週尿検査をしたところ、赤血球が5個認められ潜血もプラス1の結果で、まだまだ膀胱の炎症は完全には治っていないようです。放射線はなかなかしぶといです。

 今もトイレに行くたびに、血尿が出ないか緊張しています。最初血尿が出たときには膀胱癌ではないかと疑ったことを思えば大した苦労でもないので、無理をせず今の状態に合わせた生活をしてゆこうと思っています。
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『みちしるべ』**愛島東部住宅との関わり**<2019.春季 Vol.102>

2019年05月24日 | 山川泰宏
愛島東部住宅との関わり

2019 年 3 月 11 日

神戸・心絆 会長 山川泰宏
 
 宮城県名取市閖上地区 愛島東部仮設住宅の皆様と初めてお会いし、交流の記念すべき日は 2013 年 8 月お盆 追儺式の日でした。思い起こせば、神戸・市民交流会の事務局長として、東日本大震災から 1 年目の 2012 年 3 月 10 日。名取市閖上中学校の追悼行事に、阪神淡路大震災 1.17 つどいで使用した竹灯籠を持参したのがきっかけでした。

 その時の関係者は名取観光協会の佐宗さん、ゆりあげ港朝市理事長の桜井さん、佐々直の佐々木さんや多くのボランティアの皆さん。神戸から 1.17 つどいで集めた支援金を3 月 12 日、陸前高田市まで届けさせていただきました。そして、「閖上たより」編集長、格井さんとの交流と幅広い繋がりになりました。

 2013 年 3 月 9 日、ひょうごボランタリープラザのボランティアバスが協賛の、閖上中学校にて開催の追悼行事は、折からの強風で竹灯籠や光の回路の絵灯篭は残念ながら灯をともすことが叶いませんでした。グランドから玄関横の時計台の下で、小さく「絆」と竹文字を飾り、そばにいた遠藤一雄 愛島東部住宅自治会長に竹灯籠 3本とローソクを手渡しました。

 その時のご縁が今日の絆と友情となり、息の長い交流に育まれました。その年のお盆追儺式に、初めて愛島東部仮設住宅〈愛島東部住宅〉関係者の津波による犠牲者のご尊名を書き込んだ、竹灯籠に灯をともしました。

 この時、ひょうごボランタリープラザ(通称:ボラプラ)の故 喜多山了氏と「日本がん楽会」所属の私との繋がりでした。竹灯籠に手を合わせて祈るため、津波犠牲者の名前を書かせてほしいと望んだ懐かしい思い出です。仮設の皆さんと兵庫県提供の揖保の糸のソーメン流しで共に味わい、友情の懸け橋に育まれた交流、繋がりが自然災害を通して生まれたのです。

 それ以降、毎年 3 月、8 月と東日本被災地支援ボランティアバスと 1 月 17 日の神戸での交流の絆が培われてきたのです。
 
山川泰宏(神戸・心絆「旧神戸・市民交流会」)
の東日本大震災被災地訪問履歴
 
2011/7/ 30~8/ 2  宮城県石巻市竹灯籠持参 神戸・市民交流会、神戸市社協
2012/3/10~13   宮城県名取市閖上中学校 1.17つどい実行委員会 副実行委員長
2013/3/10~13   宮城県名取市閖上中学校震災 2年目追悼行事
   3/10    主催:ひょうごボランタリープラザ 協賛:神戸・市民交流会
   3/11    主催:宮城県仙台市  青葉区勾当台公園追悼行事参加
   8/15~18   第1回 名取市閖上地区愛島東部住宅 お盆追儺式
2014/3/10~13   第2回 名取市閖上地区愛島東部住宅 3年目追悼行事
                      「竹灯の歌」毎日新聞記事掲載 山川泰宏・堀内圭三 共作
   8月     第3回 名取市閖上地区愛島東部住宅 お盆追儺式
2015/3/10~13   第4回 名取市閖上地区愛島東部住宅4年目追悼行事
                     「天国からの白い手紙」毎日新聞記事掲載 山川泰宏・堀内圭三共作
   8月          第5回 名取市閖上地区愛島東部住宅 お盆追儺式
2016/3/10~13    第6回 名取市閖上地区愛島東部住宅5年目追悼行事
   8月      第7回 名取市閖上地区愛島東部住宅 お盆追儺式
2017/3/10~13    第8回 名取市閖上地区愛島東部住宅6年目追悼行事
   8月      第9回 名取市閖上地区愛島東部住宅 お盆追儺式
2018/3/10~13    第10回 名取市閖上地区愛島東部住宅7年目追悼行事
   8月      第11回 名取市閖上地区愛島東部住宅 お盆追儺式
2019/3/10~13    (予)第12回 名取市閖上地区愛島東部住宅8年目追悼
 
 震災が結び付けた被災者同士の繋がり、竹灯籠が心通わせた交流の絆が華開いたこと。新しい閖上の街並みと、そこに住まう人たちの復興の力の一助になれたことを嬉しく思います。
 
愛島東部仮設住宅交流の皆様
遠藤一雄(元自治会長)、菅原忠男・則子自治会長、長沼俊幸・美雪、菅野貞二、木皿俊克、荒川裕一、伊東章、佐藤幸弘、遊佐 誠(写真提供)、放送関係                10 名    
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『みちしるべ』**総行動における道路全国連の国交省交渉 要請書**<2019.春季 Vol.102>

2019年05月23日 | 道路全国連
総行動における道路全国連の国交省交渉 要請書
 
「第44回 公害被害者総行動」において、6/6に「道路全国連」が国土交通省と交渉するにあたって、当局に提出した要請書を転載します。
 
国土交通大臣 石井啓一 殿 
2019年6月5日
道路住民運動全国連絡会 事務局長 橋本良仁
 
 国土交通省の2019年度公共事業関係予算は6兆9099億円、国際競争力の強化、オリンピック、国土強靭化を口実に7年連続で増額。2018年当初予算比では9310億円増となっている。

 30年以上前の1987年に閣議決定した四全総で計画された全国14000キロメートルの高規格自動車専用道路網は推進しており、2008年には不採算道路として一旦止めた計画もゾンビのごとくよみがっている。

 一方、道路を含めた社会資本の多くは建設後30年を経過して老朽化し、国交省自身、今後50年間に必要な維持・管理・更新費は250兆円(年5兆円)と見込んでいる。新たな道路を建設する財政的余裕はまったくない。
 
将来交通需要予測について

 現在の道路事業評価の基礎となっている平成22年全国交通センサスに基づく、全国及び各ブロック毎の将来予測交通量を公表するとともに、従来の予測データとの比較結果を示して下さい。

 また平成27年交通センサスから既に3年を経過していることから、予測交通量を、この最新の交通センサスによるものに早急に改めて下さい。
 
横浜環状南線

1.環境影響予測評価手法の新たなシステム構築状況について。

 一昨年、以下について要請した。その後2年を経過しており、新たなシステム構築状況について説明を求めます。

 「平成29年2月20日付け公害調停は「被申請人は、環境影響評価の大気汚染予測の方法について、科学的知見に基づき最適な予測方法を用いるものとする。」と成立しました。具体的にいつどのような方法を採用するか、を示すよう求めます。

 昨年の回答は「最新の状況で行くと、研究機関で海外の事例とか、どういった手法があるとかということ、行けるもので法等にそれが予測できるのかどうかは次のステップで。プルーム・パフより精度のいいものはどういうものがあるのか、海外の事例を見ながら検討している」とのことであったが、その後の検討結果、及び、今後どのように進展させるのかについて提示頂きたい。
 
2.換気所の脱硝装置の設置について

 NEXCO東日本に脱硝装置を設置するよう指導することを改めて求めます。

 そもそも、脱硝装置設置は事業の認定手続きである環境影響審査における社会との約束(契約)事項である。すなわち、アセス時の環境影響評価書の縦覧後の市民・横浜市からの意見書に対し、事業者の見解書に「換気所から排出される自動車排出ガスの脱硝技術等については、現在実用化されておりませんが、その技術的可能性について調査研究が進められており、脱硝技術等が実用化された段階で、検討を行ってまいります」と明記され、これに基づき都市計画変更は認可となっているのである。

 事業者のNEXCO東日本は、現在の大気環境は改善されていることから脱硝装置の設置は必要ないとうそぶいているが、脱硝技術は横浜環状北線に設置され既に実用化されておりアセス時の約束の履行を求めるものである。

 なお、平成28年秋の横浜市議会の決算委員会で市当局は「住民の要望に応え横浜環状南線も換気塔に脱硝装置を付けるよう事業者に伝える」と回答、また、平成31年2月横浜市議会は地元住民からの請願「脱硝装置の設置について国及び東日本高速道路株式会社に働き掛けを行うこと」が本会議において採択されており、この全会派一致の採択を無視することは許されない。
 
3.供用後の公害発生時等の対応窓口(自治会等)と事業者との問題解決に関する協定締結について

 国交省として上記の問題解決の相談窓口として対応する自治会、町会を認め事業者との協定を締結するよう指導することを強く要請する。

 事業推進中の横環南は将来にわたり地盤沈下や低周波振動や騒音被害、排気ガスによる健康被害など生ずる可能性を秘めている。PM2.5による発症には20年近い潜伏期間があるとの報告もあり将来にわたり心配である。このような事例が生じた場合を考慮して相談や訴え窓口の設置が必要である。しかし現在まで事業者との話合では民法を盾に地域社会との協定締結を拒否している。一方住民の福祉を守るための町会活動は地方自治法により守られておりこの矛盾を打破するため上記の協定を結ぶことが不可欠である。

中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会

中部横断自動車道(長坂~八千穂)―― 山梨県側(北杜市)
 
要請事項

八ヶ岳南麓の自然、景観、生活環境等の地域環境を破壊し、深刻なダメージを与える高速道路建設計画に反対し、新ルート帯の見直しを求め国道141号の改良・整備による現道活用を求めます。

最初の時点に戻し、公共事業評価制度計画段階評価のやり直しを求めます。

社会資本整備審議会道路部会関東地方小委員会での再審議を求めます。
 
1.公開ヒアリング時の21質問事項に対する回答書の速やかな提出等について

 道路局は2018年12月11日 超党派議員連盟「公共事業チェック議員の会」と沿線住民の会共催で行われた国交省への「公開ヒアリング」で21の質問項目質問書に対する回答書提出の要請に応じました。再三の回答書提出の求めに対してようやく2019年2月5日、道路局企画課道路経済調査室から国会議員事務所を通じて回答書が送られてきました。その回答書には官庁名、当該部署、担当者名、また回答の宛先、日付などは一切記載されておらず、とても公文書としての回答書と言えるものではありません。改めて公開ヒアリングの際に回答した内容に基づき、質問書の21質問項目に対して事実に基づいた適正な説明と回答を求め、回答書の速やかな提出を求めます。

 2019年3月26日関東地方整備局(甲府河川国道事務所地域防災調整官、係長同席)への面談要請の際に21質問項目質問書をあらかじめ提出していましたので、詳細な説明と回答が得られるものと思っていましたが、整備局課長補佐及び甲府河川国道事務所の地域防災調整官は殆ど説明及び回答が出来ませんでした。こうした事態・対応等について具体的な回答を求めます。
 
2.転記ミス・改ざんされた新ルート図の訂正と公表について

 国交省が主張する、本件の「計画段階評価は適正に行われた」について再度説明を求めます。2012年11月21日関東地方小委員会第1回ワーキンググループに、国交省は改ざんされた新ルート帯案図を審議資料として提出しました。更に2013年1~2月に開かれた地元説明会について事実と異なる報告も行っています。ワーキンググループの委員たちはこの改ざんされた資料や誤った報告にもとづいて審議・取りまとめを行いました。

 当時の甲府河川国道事務所の事業対策官と課長、関東地方整備局、道路局は転記ミスと認めましたが、現在も転記ミス・改ざんされた新ルート図は訂正されず放置され、審議資料や行政説明資料として使用され続けています。計画段階評価にはこのように重大な瑕疵があるため、そのやり直しを求めます。また、速やかに転記ミスを訂正・公表することについて回答を求めます。
 
3.計画段階評価の際に提示されなかった「消されたルート案」について

 速やかに「ボタンの掛け違い」の時点にもどし、複数ルート案の提示と比較評価の機会をつくるために、計画段階評価のやり直しを求めます。

 2017年1月~3月の公文書情報開示請求により、国交省が2013年当初の地元説明会及びそれ以降もないと言い続けて公表されなかった新ルート帯案のルート帯地形図、縦平面図と工法図等概略図が開示されました。さらに中央道須玉ICと双葉JCT分岐ルート案の概略図も開示され、地元説明会の時点で存在していたことが判明しました。

 更に山梨県のホームページには2016年9月13日付で長坂ICを起点にして141号の東側の川上村、南相木村、北相木村近く、佐久穂町周辺を通るルートが公表されています。

 現時点で把握されている計画段階評価の際に提示・公表されなかったルート図は①中央道須玉ICと双葉JCT分岐ルート案②長坂ICを起点にした141号の東側の川上村、南相木村、北相木村近く、佐久穂町周辺を通るルート図です。国交省は計画段階評価の手続きの際に複数ルート案を検討、用意しておきながら、なぜ新ルート案だけを提示・公表して、他のルート案を示さず住民にルート案の比較評価の機会を与えなかったのか。「消されたルート案」についての説明と回答を求めます。
 
4.山梨県への対応策 国交省からの出向者の対応等について

 石井国土交通大臣は山梨県知事が訪問した際に、いかに地域住民とのコミニュケーションを取るかが課題だと話し、山梨県知事は真摯に話す機会をつくり、懸念を払拭できるようにしたいと答えました。

 本年1月新知事として就任した長坂幸太郎知事へ2月27日に面談を要請しましたが、3月22日の回答で面談は拒否されるに至っています。山梨県県土整備部にはこれまで継続的に国交省から出向した者が部長、副部長、理事、高速道路推進課長職に配置され、私たち住民との直接的な対話を妨げ信頼関係を損ね、面談ができなくなった経緯があります。このような事態について道路局はどのように対応しますか。山梨県に対してどのような具体的な打開策を講じて働きかけますか。回答を求めます。

東京外郭環状道路

1. 気泡シールド工法について

 気泡シールド工法を住宅街直下で採用するなら、上記の問題点をいかに解消するのか、具体的に示していただきたい。

 酸欠空気が住宅の地下室、井戸などに滞留し、住民の生命に影響を与える可能性を排除しなければならない。具体的な施策を明らかにしていただきたい。

 東名JCT発進のシールドマシンにより、野川に酸欠気泡が発生。遊歩道及び工事ヤード内に地下水が噴出した。40m以深の工事であっても、地上に影響が出ることが明白になった。大深度法違反である。

 酸欠気泡噴出のメカニズムの解説は、気泡が川面を移動した事実を、地下水噴出は気泡が一か所に集まる理由を説明できていない。今後も、気泡シールド工法によって、気泡、地下水が噴出する可能性が高い。

 大林JV、鹿島JVそれぞれの工事責任者は、「南行き工事による残留空気が北行き工事の影響で押し出され空気の噴出があった」とする見解を示した。この発言から、1台目のマシンによる滞留空気が2台目のマシンにより地上へ押し出されるという事実が明らかになった。つまり、地下40m以深から地上に至る空気、地下水の通り道があり、そこから残留空気が地上に噴出する可能性が高いことが証明された。
 
2. 緊急避難計画について

 地下でトンネル事故が発生し、周囲の大量の土砂がトンネル内に流入しているなら、地上部に陥没が発生するとみて間違いない。住民、特に災害弱者である住民の避難に必要な時間が、どのように確保されるのか、避難時間計算の根拠とともに示していただきたい。

 上記の「兆候」とは、具体的にどのような状況を指すのか、事象、数値等を含め、具体的に明らかされたい。

 福岡県博多駅前の地下鉄延伸工事による大規模陥没事故を恐れた住民の厳しい要求に応え、事業者は緊急避難計画(「東京外かく環状道路《関越〜東名》トンネル工事の安全・安心確保の取り組み」2018年7月)を公表した。そして、トンネル内に掘削土以外の大量の土砂が流入した時が避難指示を出す時であると説明している(2019年2月のオープンハウス)。しかし、最も重要である、住民の避難完了と陥没事故の発生との時間的な関係が示されていない。

 事業者作成の「東京外環《関越〜東名》トンネル工事の緊急時の対応について」(平成30年12月)に「緊急時の周知に際しては、地表面に影響が発現する時間は地質条件等により異なるが、可能な限り早期に兆候を把握することが重要である。」この「兆候」をどう定義するのかによって、避難計画の有効性が大きく変化することは明らかである。
 
3. 家屋の振動について

 振動(低周波を含む)原因を究明し、発生させない具体的方策を示していただきたい。

 振動が発生する可能性があることを、シールドマシン到達予定地に事前周知し、希望者宅には震度計を設置していただきたい。

 マシン位置をリアルタイムで現地に表示していただきたい。

 東名ジャンクション地域では、シールドマシンが既に住宅地に入っているが、これに伴うと考えられる家鳴り、振動に悩まされているとの声が寄せられている。振動個所は野川の左岸のみならず右岸に及んでいる。近傍に振動の発生原因となる事象は、外環工事以外に認められない。住民は睡眠障害、生活破壊に悩まされている。さらに、振動は建物の損壊に繋がり、長期的には陥没などを引き起こす事態となる。
 
4. 全体として

 東京外環道事業者は、説明会、オープンハウスは開催しても、住民側の質問に答えず、大深度法の定める『説明責任』を果たしていない。東名JCT地域での気泡、地下水噴出事故に関する質疑でも同様である。事業者が説明責任を果たすよう、指導していただきたい。

 事業者側はリアルタイムの地表面変容、地下水位、トンネル施工の安全管理基準値など、他の事業で公表しているデータですら明らかにすることを拒んでいる。東京外環道の工事は、住宅街直下の超大規模事業であり、住民の安全・安心確保は、最優先事項である。工事情報を公開し、住民のアクセスを容易にしていただきたい。
 

第45回 道路全国連全国交流集会

日程:2019年 11月23日(土・祭) 午後 横環南等バス見学会 16:00~交流集会
       
11月24日(日)        9:00~17:00交流集会

場所: 横浜市栄区 JR本郷台駅前 あーすぷらざ内 映像ホール及び会議室

主催: 横浜環状道路(圏央道)対策連絡協議会(現地実行委員会)

 
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『みちしるべ』**道路住民運動全国連絡会報告**<2019.春季 Vol.102>

2019年05月23日 | 道路全国連
道路住民運動全国連絡会報告

「公害被害者総行動」は環境週間に合わせ、毎年行われています。今年は第44回目となり、6/5~6に原発・大気汚染・アスベスト・水俣病等の公害被害者団体が集まり、ニッショウホール(東京都港区)での集会や中央省庁交渉を行います。当ネットも加盟する「道路全国連」は、今年も参加します。この集会ではパンフレットが作成され、そこに掲載される「道路全国連」の活動報告を橋本事務局長がまとめましたので、転載します。
 
旧来型公共事業からの転換を

道路住民運動全国連絡会 事務局長 橋本良仁
 
1 大規模公共事業を拡大し社会保障を削減

 2019年度予算案:国際競争力強化、オリンピック、国土強靭化を口実に予算増額、増額は7年連続である。

 国土交通省の公共事業関係費は6兆9099億円(2018年当初予算比9310億円増)。「効率的物流ネットワークの強化」東京外環道など三大都市圏環状道路整備(3699億円で2018年当初予算比10%増)、都市の国際競争力強化(108億円で9%増)、国際コンテナ港湾などの機能強化(874億円で3%増)、首都圏空港の機能強化(155億円で1%増)、整備新幹線(792円で5%増)。

 1987年閣議決定した四全総で計画された全国14000キロメートルの高規格自動車専用道路網の整備計画路線はすべて推進する。

 “二階(幹事長)道路”と揶揄される紀伊半島一周道路、“安倍道路”と言われる山陰自動車道、“石破道路”の山陰近畿自動車道、“安倍⇔麻生道路”の下関北九州道路(関門海峡道路)などは進める。東京湾横断道路をさらに1本つくる計画も浮上している。無駄な道路として2008年に一旦止めた建設計画はゾンビのごとくよみがっている。

 道路を含めた社会資本の多くは、建設後30年を経過し老朽化している。国交省自身、今後50年間に必要な維持・管理・更新費は250兆円(年5兆円)が見込まれるとしている。新たな道路を建設する財政的余裕はまったくない。

2 防災・災害対策費は大幅増

 近年、異常気象による巨大台風や地震、津波、火山噴火など自然災害が多発している。災害復旧や防災対策は、遅ればせながら大幅な増加となった。

 2019年度の水害対策(6039億円で52%増)、土砂災害対策(1281億円で67%増)、地震対策(2521億円で46%増)。

3 無視する沿線住民との合意形成

 住民との合意形成や説明責任を果たすことを目的に、PI(パブリックインボルブメント)やPC(パブリックコメント)が導入された。また環境アセスメントの実施前に、住民の意見を取り入れるとして計画段階評価も導入した。しかし、中部横断自動車道などは形式だけで住民の意見は聞きおくだけ、「先に道路建設あり」の姿勢は変わらない。一旦決めた計画の変更や休止、中止はない。

4 公害調停や裁判を提起

 強行される道路建設に対し全国の道路住民運動団体は、国交省道路局、地方整備局、国道事務所や自治体、道路株式会社などを相手に、要請や交渉を行っている。また、公害調停や訴訟を提起する団体が増加し、東京都内の都市計画道路では、12団体が裁判で闘っている。

5 公害被害者との連帯

 大気汚染公害被害者は、未救済患者の医療費助成制度を求めて運動を進めているが、道路全国連はこの運動に共同の活動を行っている。また、福島原発事故の被害者は、全国20ヵ所以上で裁判を起こし、原告数は1万人を越える。アスベスト被害者も国や事業主の責任と賠償を求めて訴訟を行っている。道路全国連はこれらの公害被害者団体と連帯し、全国公害総行動実行委員会に結集して共同の運動を進める。

6 公共事業改革市民会議や公共事業チェック議員の会との共同

 道路全国連は公共事業改革市民会議とともに、チェック議員の会との共同・協力を強めている。全国のダム、道路、湿地・干潟、スーパー堤防、沖縄の米軍基地、リニア中央新幹線と闘っている仲間と連帯して闘う。

7 旧来型公共事業からの転換を

 7000万人のスーパーメガリージョンを形成するというリニア中央新幹線、4つの国際空港、2つの国際戦略港湾、高速道路ネットワークの整備を進めるとしている。

 誰のための公共(?)事業なのか? 潤うのは旧来型の経済界と建設業界だけで、古い経済界の救済プロジェクトにほかならない。

 旧来型の大規模公共事業から再生可能エネルギーなどといった地産地消、小規模分散ネットワーク型社会を実現する持続可能な社会の実現や社会福祉型公共事業への転換が求められる。
 
「第44回 道路全国連全国集会アピール」は『みちしるべ』前号に掲載にて省略します。
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2019年5月例会のご案内

2019年05月09日 | 月例会案内

 

阪神間道路問題ネットワーク
5月例会のご案内
 
2019年5月18日(土) 13:30~15:30
西宮市立今津公民館 第1集会室(1F)
 
6月例会のご案内
2019年6月22日(土)13:30~15:30
西宮市立勤労会館 第1会議室(4F)
 
悲惨な交通事故が連続しています。AI車が実用化されると、「新たな交通戦争」になるとの警告もあります。あらためて道路問題を考えてみたいです▼4/30例会は、武庫川に架かる武庫大橋と山手大橋を視察しました。S画伯・「甲ネット」Yさん・「みち環」Hさんと私の4人の参加でした。新旧の架橋の違いを感じました。JR甲子園口から南下し国道2号線に出て、武庫大橋を尼崎側にわたり、河川敷を北上して山手大橋を渡り、駅に戻る行程でした。朝方の雨も上がり、無事に4kmほど歩きました▼出発前に喫茶店で打ち合わせ。『みちしるべ』の発行が滞っていますが、これまでの奇数月(隔月)から、季刊(年4回)になりました。2019年春号の原稿を、よろしくお願いします▼会費については、現状で良いとの意見でした。異論あれば、お寄せください。会計年度は1/1ですので、今年度の年会費をよろしく。「みち環」から、活動休止状態なので、その財政寄付のお話をいただきました▼また事実上、世話人会が機能していないので、例会参加者で代行することになりました▼大橋さんと三橋さんが続けて亡くなられたので、追悼の橋巡りとなりました。したがって、弔意をもって、お仕舞に駅舎の二階ファミレスで、献杯を行ったのは参加者の顔ぶれから当然の次第ではありました▼近年は例会の直前の会場確保が、難しくなっています。これも不況による経費削減の影響でしょうか。幸い、今津公民館には地元自治会優先枠があり、2週間前までは一般に貸し出されない集会室があります。ここが空いていたのでラッキーでした。会場をお間違いないように。(F)

 

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