『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

『みちしるべ』**横断車道(88)**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月20日 | 横断車道

横断車道―88―

2017総選挙は、森・加計疑惑等で支持率低下の安倍政権、されど現状維持に終わった。一方、希望の党は尺玉かと思われたが、線香花火だった。維新も収束の方向か?立憲民主がリベラル票を集めたが、共産はその煽りを受けた。この結果に不可解なのは、多くの国民にあろう▼18歳選挙権を実現する直前、高校生の意識は、既存有権者との支持政党比率に変化はなかったという調査があった。が、最近では、若者の自民党支持が多くなる傾向が言われている▼毎日、ネットで新聞社のHPを覗いていて、不思議に思ったことがあった。総選挙告示以降「この国を守る・自民党」という、安倍チャンのバナー広告が頻繁に出てきた。他党の広告は一度も出てこない。投票日の台風が吹き荒れる夕刻、社民党が一度出て来ただけ。広告料金の支払額が、圧倒していたのだろうか?そうではあるまい。出現率のアルゴリズムが操作された疑惑がある。自民党には、その能力はない。Google等の技術が必要。犯人探しはさておき、若者の殆どがスマホに思考を操作されている昨今、サイバー洗脳が国民意識に影響する時代ではある▼さて、話は変わるが、日本は独立国家であろうか?1945年敗戦。1952年のサンフランシスコ講和条約発効まで、GHQの支配下にあったのはご存知のこと。この講和条約と同時に、吉田茂だけで調印した日米安保条約もご存じのはず。敗戦後の日本を支配下に置いて、利権を得た米国が、それを手放すと思うのは浅はかではなかろうか?▼戦後復興の公共事業だけではなく、電力・鉄鋼・自動車等の民間事業まで、米国主導の世界銀行からの借金。1953~1966年までに31事業に8億6300万ドルを借り、1990年まで返済を続けた。その金利は5~6%で、借入の倍以上は返している計算だ。その他、米国の輸出入銀行・民間銀行の借り入れは膨大になる。現代バブル経済の中で、日本人の労働の富のどれだけが、アメリカに搾取されているのだろうか▼また、1950年に勃発した朝鮮戦争は53年に休戦になるが、米国のアジア戦略の中で、日本の位置づけが重要になった。北朝鮮の核・ミサイル問題は、安倍政権に有利になったというが…▼この日本支配の方法であるが、日米合同委員会というのをご存知か?月に二回、行われている。表向き、日米安保による米軍人・軍属の地位協定を話し合うという名目。米国側は在日米軍司令部副司令官がトップで、日本側は外務省北米局長がそれだ。地位協定というが、霞が関の殆どの局長・課長級が参加している。それに、話し合いの総ては秘密扱い。GHQは未だに存在している。日本の政治は官僚主体であるゆえんだろう▼2017年総選挙の結果も、GHQの思惑で決まっていると考えれば、疑問が解けないだろうか。GHQのお国内部も、ガタツキが激しくなっているようであるのだが。(コラムX)

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『みちしるべ』**風景だいじ(斑猫独語73)**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月20日 | 斑猫独語

風景だいじ(斑猫独語73)

澤山輝彦

 高速道路ができると、それに沿ったあたりの風景は変わってしまいます。いや変えられてしまったと言うのが正しいのです。車線部分が通る所でも相当のものですから、インターチェンジが出来る場ともなれば、もう大変な変わりようで、第二名神(今は新名神と呼んでいる)川西インターチェンジの建設現場では小山がなくなってしまうなど、あたりの風景は一変してしまいました。

 川西インターチェンジ及びそれに接続する県道等の工事による、こういう変化の様々を目にしてきた私は「高速道路は風景を破壊する」との思いを再確認したのです。風景論とか景観論などと難しく考えなくても、「誰が見てもあの高速道路は無い方がいい眺めだ」という気持ちになる所は、総て高速道路が風景をだいなしにしてしまった所だと私は言います。

 話は飛びますが、大阪市内は車の増加等の交通事情の悪化で、道が広げられたり、川や堀割が埋め立てられたりしてきました。仕方がないと言えばそれまでですが、道路交通事情、車対策一点張りで、街は殺伐となってしまった所をあちこちに見ることができます。大きな川は埋めることが出来ないので、川に桁を建て高速道路を走らせてしまったりしました。

 その例を中之島の堂島川側をはしる阪神高速道路に見ることが出来ます。あのあたり、大阪地方裁判所や中央公会堂などの赤煉瓦の建物が、何とも言えない古風で堂々とした雰囲気を堂島川の流れと共に醸し出すいい風景になっています。それが風景画にはよくとりあげられ、スケッチをする人や画架を立てて現場で制作している人がいるのを、よく見ました。あの風景を高速道路がつぶしてしまったのです。(地裁の赤煉瓦もなくなりましたが)この阪神高速道路は、大阪駅近くの毎日新聞社の社屋を突き抜けています。新しい都市景観などと、もてはやす向きもありますが、私には笑い話に近いものに聞えます。

 高速道路が破壊する風景は、何も毎日目にする眼前の風景に限らず、観光地の展望台から見る風景の中にも見ることが出来ます。雄大な景色を楽しもうとした中に走っている高速道路を見るときなど、まったく腹が立ちます。そんな観光地へ行かずとも、一寸所用で乗る電車の窓からの眺めでも、高速道路が邪魔する風景には、これも腹が立ちます。

 こういう風景を見慣れ、順応させられた中で成長する若者に、豊な感性を求めるのは、無理かもしれません。「なに心配しとんねん、爺。高速道路は移動に便利やし、今はスマホの時代じゃ、爺さんは時代遅れなんじゃ、俺らには俺らの感性があるんじゃ。」そうかもしれません。仕方ないか、時代が変わって行くんだなあ、とも思いますが。でも、この伝で何事も時代が変わるで流し、不問にして行くと、これまた、とんでもないことになるのは確かです。

 今の時代、あの戦争は完全に昔話になりつつあり、かろうじて8月15日前後には、マスコミも過去を振り返るようですが。こんな状態を時代のせいにしてしまうと、それを利用して、過去の軍国時代へ逆戻りしようとする勢力が出て来たではありませんか。しかし、そこを心配する若者もいることはいる、少しは安心しますが。

 良い風景をこわす、道路(ここは高速道路とは限らない)には反対しなければなりません。鞆の浦がこれを証明しています。

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『みちしるべ』**赤い夕陽⑲ 逃避行**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月20日 | 赤い夕陽

赤い夕陽⑲ 逃避行

三橋雅子

≪訂正とお詫び≫
前号の冒頭「中共軍と共産軍」とあるのは「中共軍と国府軍」の間違いです。

 ある日、この塾もどきから帰る途中、私は異変を感じた。途中で、下男に付き添われて午後の授業に出る姉と出会って、そこからバトンタッチの形で、私が下男と家路につく筈が、何時まで経っても二人に出会わない。おかしい、と立ち止ったが、さて、おかしいからと言ってどうすべきか、小さい頭で考えたがどうしようもない。歩を進めることにした。家に近づくにつれ、「おかしさ」は益々の感で強まる。道路はシンとして、むろん人影はなく我が家に近づくと物々しい兵士たちが我が家を取り巻いていた。さて、どうしたものか?また小さい頭で考えたが、結論は、ともかく我が家に入ろう、やや足はすくんだが、あの中に家族がいるか、皆殺しになっているか、いずれにせよほかに行くべきところは聞かされていなかった。

 走馬燈のように、これまで聞かされた「シナ人の子供への残虐行為」が頭をめぐる。めっぽう子供に甘い「ロスケ」(ロシヤ人の蔑称)とはわけが違う。かつて「アヘン運びの為の幼児誘拐」が流行った時、小学生にしては小柄な私は、ほんとに怖かった。子供の腹を裂いて内臓を取り出し、アヘンを詰めて、病気と称して、毛布にぐるぐる巻きで運ぶ。………私の足はすくんで、だんだん遅くなった。

 門に近づくと、この家の子供か?と訊くから、「シー(そうだ)」と言ってズンズン入っていった。玄関を入ると突当りの階段を指すから階段を上る。後ろから拳銃でお尻を突くから「ショマイース(何をする)!」と振り払ったら、にやにや笑って引っ込めた。上り切って廊下の襖を開けると、そこに家族が揃っていてホッとした。家族も私が無事に捕らわれの身になったことで、ホッとしたようだった。

 見渡すと見知らぬ面々も。気の毒に通行人が巻き添えになっているのだった。だが父の姿が見えない。その父を探すために皆が監禁されているらしかった。と言うことは、父はまだ捕まっていない。後で聞くと、この時父は気配を感じて、裏口からスリッパのまま抜け出して危機一髪で脱出していた。そしてそのままこの家に戻ることはなかった。家族も同様で、あの長い監禁が、あの家との最後をゆっくり満喫した結果になった。

 ソ連の侵攻以来、政権が代わる度、父は引っ張られた。恐らく関東軍への石油の一手販売という廉で。はじめのうちは逃げることなどせず父はおとなしく連行されていた。その都度、母は下男を尾行させ、連行先を突き止めて帰ってきた。下着の差し入れと称して、お金の束をそれに仕込んでた。父は下男にすぐ引き返らさせた。すると殆ど下男と同時位に父は、帰ってきたのだったが。

 やがて日も暮れ、捕物は未遂のまま監禁は解けた。不運だった通行人に、母は謝ったり、ねぎらったりしていたが、それもおかしなものだと、子供心に思った。ここはもはや危険ということか、我々の逃避行が始まる。三々五々、目立たぬように夜陰を縫って移動した。いざという時の行き先を、あらかじめ打ち合わせていたらしく、その部屋にこっそり入っていくと、既に父がいてホッとした。

 母が七輪をパタパタしながら油揚げを炊いていた。それは私が初めて見る景だったが、以来、私は油揚げには妙なトラウマが付きまとってしまった。不安と安心をないまぜたような。ともかく安否が不明だった父が居り、朝以来絶食の空腹が満たされると、長時間の監禁の疲れで瞼がくっつきかけていた。が、そうはいかない。これからあるやもしれない捕物の続きに対応すべく、枕元には靴が置かれ、この2階の窓にロープを結わえて、いざ踏み込まれた時の、逃避の手順をたたき込まれた。必ず靴を履く、決して一人になるな、声は出さない………しかし、もう睡魔に勝てなく………。

 翌朝無事に眼が覚め、大人たちはまんじりもしなかったようだが、すぐ次の行動へ。行き先は遥か郊外の高碕竜之介邸だった。高碕のおじさまは、客嫌いの私にはめづらしく、好きな部類のおじ様だった。子供におもねない、長居をしない。父と応接間での話が終わると、大抵はさっとご帰還。たまに居間まで足を伸ばしても、私に膝に乗ることを強要したり、機嫌を取ったりの野暮なことはしないで、スマートに対等に相手をしてくれた。だから、私はそれまで、高碕邸に行ったことはなかったが、行くことに決して嫌な思いはなかった。

 着いてみると、高碕邸の主は空っぽだった(当時、邦人の内地引き揚げに奔走中だったらしい)ので、近くの下男さん一家のところに転がり込むことになった。高碕邸は大きかったし、いつ帰るやも………、と言ってくれたが、父は主のいない屋敷に入ることはしなかった。

 ここで、引き揚げまでの数か月を過ごし、ここから、引き揚げの行軍に参加することになる。我が生地、満州国新京特別市最後の地となった。

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『みちしるべ』**緞帳が下りる前に**<2017.7.&9.&11.Vol.98>

2017年11月19日 | 単独記事

緞帳(どんちょう)が下りる前に

A.S.

 長生きすれば赤恥をかくと言われるが、傘寿を目前にして恥の上塗りをしそうだ。Fさんに勧められ、己の心情を作文にする事とした。

 本来、道路問題に関する情報を寄せねばと考えるが、そもそもライフラインについての実体に疎く、見聞は本より、欠陥、補間するための提案事項など生まれて来ない。

 こんな中、現在『みちしるべ』の会では道路問題の係争は無いとの事、此のことは、差し詰め本会が無用の道路に対する非難を訴え続けて来たので、少し国も配慮するようになったかなと敬意を表したい。

 もし、ここで一言提言するとすれば、気候変動による局地的災害をなんとしても防止せねばならない。

 私の人生劇場の幕が下りる前に一言叫びたい。

 国土全域の脆弱なインフラを1千年の計で整える事か。

 太平洋戦争開戦前に生まれ、終戦時に少年期を過ごし、復興の為の歯車として職に就き働き、家庭を持ち年輪を重ねた。父の晩年を知らない二男の冷や飯食いが、歳相応に社会構造の矛盾を感じるようになった折り、歳月依るところなく、老いて身の回りのことがやっと賄える事態に陥ってしまった。

 老体にはほんの些細な動作がこうも応えるとは。腰痛が激しくなり出歩く事が侭成らない。止む無く病院へリハビリ。近場のスーパーへ惣菜買いにやっとの思いで出かける。家では言うに及ばず洗面などの立ち姿勢が辛い。人間は二足歩行の生き物なので、身体の芯柱の痛みの発生は必定と諦めよう。生の終活は痛ましいものだ。

 政府が国民の為に存在することは言うまでも無いが、この社会保障制度は誰の為に、しかもどのように機能しているのか。いま老化をたどる一老人が、この制度の恩恵に与かることは極めて困難ではなかろうか。高齢化社会は突然訪れたのでは無いにも関わらず、納付保険の活用となると極めて難題だ。身体に不都合が生じ、制度を利用しようとした時、まず何所へ行けば良いのか。

 例えば、腰痛で動けなくなった。役所へ電話する。地域の包括センターへ電話が回される。担当員が訪問する。事情聴取があり、のち被保険者が医者の診断証明書を取り寄せる。役所の医療センターで審査され、認定に二か月掛かる。被保険者が実際の治療を受け始めるには二ヵ月の期間を要する。

 実際に施術を受けるとなると、実費の窓口支払が発生する。この出費が大きな負担となってのし掛かる。胃腸、心臓、眼、尿路系、加えて腰痛。老化は臓器を遠慮なく蝕む。五つの治療費は支払能力一杯に成りつつある。世に言う「下流老人」の始まりだ。やがて人生の終焉を迎える時点では莫大な金と、後の終末の手続きが待っている。

 其の為の介護支援を受けるには対応能力が衰えてしまっているのだ。後期高齢者の所得は増える事は無い。源泉徴収税が3%、医療保険料が10.2%、介護保険料3.4%、加えて県、市民税10%。占めて税額26%が年金から天引きされる。つまり十分なリハビリ費用は生まれて来ない。幾重にも取り立てた税金の使途が適正か問いただしたい。

 今日も近畿地方は高温多湿、冷房を助けようと雨戸の外に半間の簾を吊るした。半間分の涼感を楽しもう。梅雨明けしたとは言え天候は局地的に荒れ狂っている。農作物の収穫が懸念される。

「痛い 痛い」と苦しみながら一人、人生劇場の緞帳を下すのだ。

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『みちしるべ』**地震災害と私の関わり**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月19日 | 山川泰宏

地震災害と私の関わり

神戸・心絆 会長 山川泰宏(日福豊中教会)

 ここ数年来、異常気象とも思える集中豪雨が、地球の上に多くの被害をもたらしています。私の記憶にある災害は、函館中部高校時代の洞爺丸台風の惨状でした。高校、大学、そして社会人となり、新潟地震、宮城沖地震、そして1995(平成7)年1月17日午前5時46分に発生した、阪神淡路大震災です。当時は現役で、兵庫県西宮市の社宅での遭遇でしたが、家族ともども事なきを得ておりました。勤務していた会社は基礎工事専門の会社で、耐震設計基準の見直し等が再三の課題でもありました。

 1999年1月17日、兵庫県神戸市中央区加納町の東遊園地において、阪神淡路大震災6434名の震災犠牲者を追悼しました。被災地の復旧・復興を祈念し、竹灯籠に蝋燭を灯し、竹文字で夜明け前の寒空の中、犠牲者を追悼したのが活動の始まりです。爾来、追悼行事において18年間(震災から22年)、開催の責任者としてボランティア活動に関りを持たせていただきました。

 災害と教会のかかわりについて、少し述べさせていただきます。主イエス・キリストは一人一人の重荷を背負って道を進みます、と言われています。砂浜に二人の足跡が一つになる出来事が書かれています。

 災害に遭遇した時、人々は何故自分が被災者になったのかと、理不尽な言葉で自らを責め、他人を厩います。これは人間の性かもしれません。あの阪神淡路大震災では、ある地域では迫りくる紅蓮の炎を前にして、見送った人の人生が追悼の場で聞くことができます。追悼行事を支えている私達にはなすすべさえありません。でも、祈りの場の提供が、その人たちの癒しの場につながっているのも確かです。

 宗教は全ての人々に救いと、心の癒しを与えるものではないでしょうか。六甲教会のシスターは、私にこのように答えてくれました。阪神淡路大震災後の1月17日早朝05:46分、教会は毎年祈りの時を持たせていただいています。教会員には被害がありませんでした、しかし、教会のある地域の人々に、多くの犠牲者が出ています。教会は地域の人々の為に、この日を祈りの場として毎年継続しております。

 2011(平成23)年3月11日、午後2時46分、東日本大震災発生。その後に発生した大津波は、25,000有余の命と町々を破壊してしまいました。神戸市中央区東遊園地で開催の「1.17のつどい」で使用した竹灯籠を、宮城県石巻市(2011年7月31日初回)に、宮城県名取市閖上地区閖上中(2012年3月11日初回)に、持っていきました。そして、毎年3月11日と8月15日に、訪問支援活動をしています。主催は「ひょうごボランタリープラザ」、協賛として「神戸・心絆」(旧神戸・市民交流会)が継続して、開催に参加させていただいています。

 2013年8月から、名取市閖上地区の皆様の仮設住宅(150世帯=愛(めで)島(しま)東部(とうぶ)住宅(じゅうたく))へも支援しております。竹灯籠には津波犠牲者のご尊名(213名/2017年8月現在)を書いて灯し、追悼式を開催させていただいています。震災から7年目、いまだに仮設住宅は残り、部分的には空き家も多くなりながら存在しています。

 そこで目につくのは、被災地の仮設住宅等へ足しげく運ばれる、多くのボランティアの皆様支援です。命日など、若い僧侶団体の一行が死者を弔いに参加、多くの遺族は涙を浮かべ明日への希望を求めています。

 キリスト者として、与えることの多くはない。しかし、人は人として祈りの言葉を捧げることにより、明日へ向かう希望の灯りがともされると信じています。現実のその場で祈ることは、そこに集う人たちへの敬愛する思いと、亡き人たちへのメッセージと信じています。

2017(平成29)年8月31日

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『みちしるべ』**兵庫県空気の汚れ調査結果報告③**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月19日 | 山川泰宏

兵庫県空気の汚れ調査結果報告③

 甲陽線地下化を考える市民ネットワーク(通称=甲ネット)
事務局長 山川 泰宏

2017年度 測定期間 : 2017(平成29)年6月8日(木)~9日(金)24時間

カプセル
番号

NO2濃度
(ppb)

測定場所

備考

C-6

1

17

西宮市名次町5-22 建石線交差点FM前

 

C-6

2

33

西宮市結善町1-24 山本清記念館前

 

C-6

3

20

阪急夙川駅前南夙川橋西(山手線)南

前回変更

C-6

4

16

阪急夙川駅前南夙川橋西(山手線)北

前回変更

C-6

5

23

阪急苦楽園駅前西出口 FUKUI酒店前 

 

C-6

6

38

西宮市相生町 おおゐで橋東方面

前回変更

C-6

7

17

西宮市北名次町8 苦楽園橋東南の信号機

 

C-6

8

12

北夙川橋東南 街路灯

 

C-6

9

8

西宮市甲陽園山王町1番地 丹兵橋

 

C-6

10

11

西宮市甲陽園山王町太子道交差点

 

C-6

11

9

西宮市名次町 名次神社前

 

C-6

12

13

西宮市神原4番地神原小学校校門前

 

C-6

13

14

西宮市甲陽園本庄町 大池公園北時計台

 

C-6

14

15

県道建石線夙川夢保育所

 

C-6

15

25

西宮市満知谷 ニテコ池北

 

C-6

16

18

西宮市甲陽園本庄町2 大池南公園前

 

C-6

17

13

西宮市甲陽園本庄町4 碧ハイツ前

 

C-6

18

26

県道建石線交差点 池田泉州銀行前

前回変更

C-6

19

30

県道建石線交差点 林歯科医院

前回変更

C-6

20

25

西宮市甲陽園本庄町 甲陽園幼稚園

 

C-6

21

11

西宮市甲陽園若江町5

 

C-6

22

26

西宮市甲陽園本庄町 阪急甲陽園駅前

 

C-6

23

14

西宮市甲陽園若江町 赤松ダンス教室前

 

C-6

24

開蓋忘れ

西宮市甲陽園若江町 阪急水道路踏切

6/9~10

C-6

25

18

西宮市都市計画道路 夙川学園正門前

 

C-6

26

18

西宮市神園町1番地

 

C-6

27

24

西宮市阪急甲陽園線六甲道踏切

 

C-6

28

18

西宮市神原 大社中学校正門前バス道

 

C-6

29

22

西宮市北名次町11番地なつぎ薬局前

 

C-6

30

19

西宮市北名次町 阪急甲陽道踏切

 

C-6

31

15

西宮市新甲陽町 ナカスミカダン前

 

C-6

32

開蓋忘れ

西宮市神原15-57 リバーサイド甲陽園

6/9~10

C-6

33

28

西宮市神原14 神原住宅ゴミ置き場

 

C-6

34

39

西宮市奥畑8 石常竹田石材店前

 

C-6

35

30

西宮市大社町 関西スーパー大社店

 

C-6

36

21

西宮市新甲陽町 バス停 弥源寺歯科医院

 

C-6

37

20

西宮市西山長町 つまがり駐車場前

 

C-6

38

47

西宮市大社町 指月電機社屋前

 

C-6

39

29

西宮市新甲陽町10 反射鏡323番

 

C-6

40

28

西宮市甲陽園本庄町6-50 グランドハイツ甲陽園

 

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『みちしるべ』**兵庫県空気の汚れ調査結果報告②**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月19日 | 山川泰宏

兵庫県空気の汚れ調査結果報告②

 甲陽線地下化を考える市民ネットワーク(通称=甲ネット)
事務局長 山川 泰宏

2016年度

カプセル
番号

NO2濃度
(ppb)

  測定場所

備考

C-6

1

15

西宮市名次町5-22 建石線交差点FM前

 

C-6

2

27

西宮市結善町1-24 山本清記念館前

 

C-6

3

16

西宮市甲陽園日ノ出町6-56マンションクオリス

 

C-6

4

9

西宮市北名次町 夙川夢保育園前

 

C-6

5

16

阪急苦楽園駅前西出口 FUKUI酒店前 

 

C-6

6

12

西宮市北名次町2 岩野宅前

 

C-6

7

38

西宮市北名次町8 苦楽園橋東南の信号機

 

C-6

8

15

北夙川橋東南 街路灯

 

C-6

9

16

西宮市甲陽園山王町1番地 丹兵橋

 

C-6

10

9

西宮市甲陽園山王町太子道交差点

 

C-6

11

9

西宮市名次町 名次神社前

 

C-6

12

10

西宮市神原4番地神原小学校校門前

 

C-6

13

16

西宮市甲陽園本庄町 大池公園北時計台

 

C-6

14

20

広田神社前 バス停

 

C-6

15

9

西宮市満知谷 ニテコ池北

 

C-6

16

8

西宮市甲陽園本庄町2 大池南公園前

 

C-6

17

12

西宮市甲陽園本庄町4 碧ハイツ前

 

C-6

18

20

西宮市甲陽園本庄町  日商岩井マンション前

 

C-6

19

18

西宮市甲陽園本庄町 甲陽園小正門前

 

C-6

20

17

西宮市甲陽園本庄町 甲陽園幼稚園

 

C-6

21

8

西宮市甲陽園若江町5

 

C-6

22

9

西宮市甲陽園本庄町 阪急甲陽園駅前

 

C-6

23

8

西宮市甲陽園若江町 赤松ダンス教室前

 

C-6

24

10

西宮市甲陽園若江町 阪急水道路踏切

 

C-6

25

23

西宮市都市計画道路 夙川学園正門前

 

C-6

26

13

西宮市神園町1番地

 

C-6

27

20

西宮市阪急甲陽園線六甲道踏切

 

C-6

28

13

西宮市神原 大社中学校正門前バス道

 

C-6

29

9

西宮市北名次町11番地なつぎ薬局前

 

C-6

30

10

西宮市北名次町 阪急甲陽道踏切

 

C-6

31

13

西宮市新甲陽町 ナカスミカダン前

 

C-6

32

17

西宮市神原15-57 リバーサイド甲陽園

 

C-6

33

12

西宮市神原14 神原住宅ゴミ置き場

 

C-6

34

20

西宮市奥畑8 石常竹田石材店前

 

C-6

35

24

西宮市大社町 関西スーパー大社店

 

C-6

36

14

西宮市新甲陽町9番地

 

C-6

37

13

西宮市西山町 つまがり駐車場前

 

C-6

38

12

西宮市大社町 指月電機社屋前

 

C-6

39

8

西宮市新甲陽町10 反射鏡323番

 

C-6

40

14

西宮市甲陽園本庄町6-50 グランドハイツ甲陽園

 

2017年度はこちら

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『みちしるべ』**兵庫県空気の汚れ調査結果報告①**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月19日 | 山川泰宏

兵庫県空気の汚れ調査結果報告①

 甲陽線地下化を考える市民ネットワーク(通称=甲ネット)
事務局長 山川 泰宏

 2015年度 測定期間 : 2015(平成27)年6月11日(木)~12日(金)24時間

カプセル
番号

NO2濃度
(ppb)

  測定場所

備考

C-6

1

15

西宮市名次町5-22 建石線交差点FM前

 

C-6

2

27

西宮市結善町1-24 山本清記念館前

 

C-6

3

16

西宮市甲陽園日ノ出町6-56マンションクオリス

 

C-6

4

9

西宮市北名次町 夙川夢保育園前

 

C-6

5

16

阪急苦楽園駅前西出口 FUKUI酒店前 

 

C-6

6

12

西宮市北名次町2 岩野宅前

 

C-6

7

38

西宮市北名次町8 苦楽園橋東南の信号機

 

C-6

8

15

北夙川橋東南 街路灯

 

C-6

9

16

西宮市甲陽園山王町1番地 丹兵橋

 

C-6

10

9

西宮市甲陽園山王町太子道交差点

 

C-6

11

9

西宮市名次町 名次神社前

 

C-6

12

10

西宮市神原4番地神原小学校校門前

 

C-6

13

16

西宮市甲陽園本庄町 大池公園北時計台

 

C-6

14

20

広田神社前 バス停

 

C-6

15

9

西宮市満知谷 ニテコ池北

 

C-6

16

8

西宮市甲陽園本庄町2 大池南公園前

 

C-6

17

12

西宮市甲陽園本庄町4 碧ハイツ前

 

C-6

18

20

西宮市甲陽園本庄町  日商岩井マンション前

 

C-6

19

18

西宮市甲陽園本庄町 甲陽園小正門前

 

C-6

20

17

西宮市甲陽園本庄町 甲陽園幼稚園

 

C-6

21

8

西宮市甲陽園若江町5

 

C-6

22

9

西宮市甲陽園本庄町 阪急甲陽園駅前

 

C-6

23

8

西宮市甲陽園若江町 赤松ダンス教室前

 

C-6

24

10

西宮市甲陽園若江町 阪急水道路踏切

 

C-6

25

23

西宮市都市計画道路 夙川学園正門前

 

C-6

26

13

西宮市神園町1番地

 

C-6

27

20

西宮市阪急甲陽園線六甲道踏切

 

C-6

28

13

西宮市神原 大社中学校正門前バス道

 

C-6

29

9

西宮市北名次町11番地なつぎ薬局前

 

C-6

30

10

西宮市北名次町 阪急甲陽道踏切

 

C-6

31

13

西宮市新甲陽町 ナカスミカダン前

 

C-6

32

17

西宮市神原15-57 リバーサイド甲陽園

 

C-6

33

12

西宮市神原14 神原住宅ゴミ置き場

紛失

C-6

34

20

西宮市奥畑8 石常竹田石材店前

 

C-6

35

24

西宮市大社町 関西スーパー大社店

 

C-6

36

14

西宮市新甲陽町9番地

 

C-6

37

13

西宮市西山町 つまがり駐車場前

 

C-6

38

12

西宮市大社町 指月電機社屋前

 

C-6

39

8

西宮市新甲陽町10 反射鏡323番

 

C-6

40

14

西宮市甲陽園本庄町6-50 グランドハイツ甲陽園

 

2016年度はこちら

2017年度はこちら

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『みちしるべ』**2017年 第43回 道路全国連・全国交流集会のご案内**<2017.7.&9.&11. Vol.98>

2017年11月07日 | 道路全国連

2017年 第43回 道路全国連・全国交流集会
のご案内

道路住民運動全国連絡会

住民主体のまちづくりで道路交通政策の見直しを

日時 11月11日(土)~12日(日)

11日の会場確保ができなかった為、第1日目は現地見学会と懇親会のみとなります。

日程

≪第1日≫11月11日(土)13時~20時30分

現地見学会
12:30  集合(JR総武線市川駅南口 ロータリー)
13:00~17:30  江戸川区北小岩のスーパー堤防事業の状況を見た後、外環道路建設で流通業中心に、新たな企業進出の動きが著しい浦安~市川~船橋の湾岸地域、変貌する路線周辺の街並み、外環に接続する北千葉道路、第二湾岸道路、関連都市計画道路の状況などを見て頂きます。

懇親会
18:00~20:30 会場 市川グランドホテル

≪第2日≫11月12日(日)9時30分~16時15分

全体集会
会場:市川市文化会館・地下大会議室
※ 最寄り駅はJR総武線本八幡・京成八幡・都営地下鉄新宿線本八幡です。
  上記最寄り駅から徒歩で10~15分かかります。

プログラム(調整中のものです。最終のものは後日発表)

  • 09:00 開場(09:30開会)
  • 09:30 基調報告 橋本良仁 事務局長 (20分)
  • 09:50 来賓挨拶(国会議員など)   (10分)
  • 10:00 「公共事業見直しへ、市民と国会議員の共同」(仮題)  (15分)
         公共事業チェック議員の会事務局長 初鹿明博 衆議院議員
  • 10:15 記念講演 「住民主体のまちづくりへの課題(仮題)」
         岩見良太郎 埼玉大学名誉教授 (講演1時間 質疑20分)
  • 11:35 特別報告① 「大気汚染被害者救済制度に向けて」 (15分)
         東京公害患者と家族の会
  • 11:50 特別報告② 「ストップリニア中央新幹線」 (20分)
         天野捷一 ストップ・リニア!訴訟原告団事務局長
  • 12:10 昼食休憩 (50分)
  • 13:00 現地報告 外環千葉県区間建設で何が生じているか  (15分)
               三番瀬の自然と第二湾岸道   (10分)
                (質疑5分)
  • 13:30 特別報告③ 横浜環状南線公害調停 連協  (15分)
                庄戸合同道路委員会    (10分)
                 (質疑5分)
  • 14:00 団体報告① 中部横断自動車道(依頼中)  (10分)
                大阪・淀川左岸線道路  (10分)
                 (質疑5分)
  • 14:25 休憩   (10分)
  • 14:35 団体報告② 名古屋市における都市計画道路路線の廃止  (10分)
                東京都の都市計画道路をめぐる動き  (10分)
                 (質疑5分)
                広島都市高速道路トンネル工事と地盤沈下(10分)
                横浜環状道路北線地下工事による地盤沈下(10分)
                横浜環状道路南線の地盤問題への取り組み(10分)
                外環(関越~東名)大深度工事にともなう問題(10分)
                 (質疑10分)
  • 15:50 休憩  (5分)
  • 15:55 閉会行事 まとめ、アピール採択、次回引き継ぎ  (20分)

第2日目 ポスター展示について

利用時間 9:00~16:30

  • 展示用ボード、ホワイトボードが、各4枚あり、ポスター形式での活動紹介ができます。
  • 会場の後方を展示スペースとし、現地の紹介に使いますが、十分余裕があり(裏表使うと16面取れます)、現地以外の団体の方にも使って頂きたいと思います。
  • 各団体ボード片面、1面または半面程度を考えています。希望団体は責任者名の申し込み用紙の記入欄に記入してください。

参加費など

参加費      1,000円(全国の参加者と幹事の方) 500円(首都圏の参加者)
現地見学参加費 3,000円 
懇親会会費     5,500円
2日目のお弁当  1,000円
宿泊          8,900円  シングル(12部屋) 17,000円 ツイン(5部屋)
            ヤマザキ製パン企業年金基金会館(市川グランドホテル隣)
            申込状況で部屋割調整。シングル希望は申込書に記入。

  ※ 宿泊費の支払のみ当日、現地にて。調整のため、宿泊希望の方は早目にお申込みを。

 

詳細は道路住民運動全国連絡会のHPにて

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2017年11月例会のご案内

2017年11月05日 | 月例会案内

 

阪神間道路問題ネットワーク
11月例会のご案内

2017年11月18日(土)13:30集合<16:00頃に解散の予定>
集合場所=阪神電鉄芦屋駅 東改札(大阪側) 《雨天決行》

※ 芦屋駅から南芦屋浜入口までタクシーを利用します。(下見の際は¥780)
※ 約4kmを歩きますので、歩きやすい靴と服装で。(寒暖の調整を)
※ 阪神高速5号湾岸線・埋立地の実態等を見て歩きます。
※ 全行程は舗装道(歩行者専用道)ですので、小雨は決行します。
※ 強雨・荒天の際は、芦屋駅周辺のお店で懇談とします。
※ 南芦屋浜のお店で休息後、タクシーで阪神打出駅に戻り解散です。
※ トイレは各所に配置されています。

12月例会のご案内
2017年12月16日(土)13:30~15:30
西宮市立勤労会館 第4会議室(3F)

10月例会では「川西自然」T会長が、約束通りにHavana Club(ラム)を持ってこられました。S画伯はコーラを持参、ラムを割ってキューバリブレを紹介しました。西宮山幹のYさんに頂いた黒糖焼酎も、やっと頂きました。参加者はS画伯・芦屋のFさん・「川西自然」Tさん・「みち環」HさんとYさん・「中の住環境」N住職、それに私の7人でした。ラムも焼酎も好評で、ほぼ呑んでしまいました▼今月の例会は、フィールドに出かけます。毎回、野外例会は「川西自然教室」にお世話になっていますが、今回は山から海へ。ベイエリアは仰角数度より上は空。街中は高層や高架で、見える空が狭い。埋立で疎遠の海を見に行きましょう▼さて、今年も来月でお終い。12月例会は、忘年会?会場は押さえていますが、持寄りなのか会費制?ベイエリアを散策する中で、ご意見を集約したいと思います▼『みちしるべ』は難産で、98号の編集を終わりましたが、印刷の目途がつきません。全国集会に持って行く分は、何とかしたいです。年初1月号、順調に行けば3月号が100号となります。是非、多くの方に原稿をお願いしたいものです。(F)

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