小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

忙しい日

2005年09月10日 | 活動日記
今日は多忙な1日でした。
朝起きて、昨日分のブログを書き、朝食をとりました。
そして、キャンプ道具の後片付けを済ませて散髪に行きました。次に、住民の方からある相談を受けたので、お話しを伺いその現場の写真撮影などを行いました。
家に帰って昼食をとり、少し休んで庭の芝刈りを久しぶりに行いました。汗びっしょりになったのでシャワーを浴びて、小浜市内にある民主党候補の選挙事務所を訪問し、選挙状勢の最終確認を行いました。
小浜から帰るとその足で、某漁協関係者と(重要な)協議を行い、家に帰って夕食。その後、某所を訪問し数名で今後の高浜町の漁業振興の方向性について議論しました。
非常に多忙な一日でした。久しぶりに漁業問題について真剣に考えた1日でもありました。

9月定例会:2日目

2005年09月09日 | 議会活動報告
今日から決算特別委員会です。平成16年度一般会計の決算審査を行いました。
以下、私の行った主な質疑の概要です。

Q(小幡):乳幼児医療費助成金の内訳を知りたい。
A(役場):3歳児未満の幼児が6,857件で12,907千円、3歳児以上就学前が3,132件で7,682千円である。

Q(小幡):夏期の水難救助艇の運用について質問する。夏のイベントに救助艇を出動させたために、体制が手薄となり、転覆した貸しボートの救助活動に支障が出たとの苦情を聞いたが、こうした事実があったのか。
A(役場):イベントに救助艇を派遣したのは事実だが、救助活動に支障が出たとは聞いていない。2艇の救助艇を保有しており、そうした事実は無いと思うが念のために確認する。
Q(小幡):イベント盛り上げのために救助艇を使うことには反対ではないが、その間の救助活動が手薄になるのであれば、何らかの対応策をとっておくことが肝要。事実関係の確認をお願いする。

Q(小幡):瑞祥苑の利用について質問する。現在、この施設は土、日を休館日として運用されている。しかしながら、この施設の管理条例・条例施行規則では、日曜日が休館日と規定されている。きちんと、ルールに基づいた休館日の運用をすべきではないか。
A(役場):以前から土、日を休館日として運用してきた。保健センターが併設されている期間中は土曜日を開館していたが、瑞祥苑の利用は少なかった。この施設を利用するのは高齢者であり、その利用実態から土、日を休館日としても不都合はないと考える。
Q(小幡):せっかっく公共施設を整備しても、肝心の土、日に休館していたのでは、施設の有効利用という観点から疑問を感じる。確かに高齢者のための施設ではあるが、頻繁に利用されているという状況にもない。あれ程の立地条件にある施設なのだから、できるだけ多くの利用が見込めるような施設の利用計画を考えるべきである。

9月定例会:1日目

2005年09月08日 | 議会活動報告
9月定例会が開催されました。今定例会には、補正予算や決算認定など全部で26件の議案が上程されました。22日の最終日まで実質10日間の日程ですが、しっかりと議論してまいります。

本日は補正予算案の審議を行いました。以下、質疑の概略を書きます。

Q(小幡):放課後児童健全育成事業委託料として2,152千円が計上されている。これによって利用者からすれば、例えば学童保育の利用料が軽減されるとか、学童保育の拠点が増えるといったような、何かサービス面での向上があるのか。
A(役場):基本的に何も変わらない。
Q(小幡):変わらないのであれば、何のために委託料を支出するのか。
A(役場):学童保育の利用者が増加し、県の補助金を受けられることが判ったので支出するものである。

Q(小幡):平成17年3月議会で提案した、木造住宅耐震診断が事業化されて、耐震診断委託料540千円が計上された。ところが先ほどの説明では利用者は少ないのではとのことである。この事業は阪神淡路大震災の死者の多くが古い木造住宅の倒壊が原因であったため、そうした住宅の耐震補強工事のきっかけとするために始められた事業である。利用者は少ないだろうではなく、できるだけ多くの方々が利用されるように努力すべきではないか。
A(役場):当然、多くの方に利用されるよう広報等に努める。高浜町民の意識面で(地震災害に対する危機感が比較的低い)、多くの方の利用は無いように予測されるという意味である。
Q(小幡):補助金申請などの手続きを定めた要綱が必要では。
A(役場):現在作成中。近日中に出来る。
Q(小幡):多くの住民に利用してもらうには課題もあるが、申請件数がこの事業の事業評価の評価基準だとの認識で積極的な取組みをお願いする。

総選挙

2005年09月07日 | その他
総選挙の投票日が近づいてきました。公職選挙法ではインターネットによる選挙応援が禁止されていますので、あまりつっこんだことは書けませんが、若い世代の投票を特にお願いします。
年金問題、財政問題、少子化問題等々、総選挙の重要な争点は全て若い人たちに密接に関係することばかりです。この国の将来は、この国の将来を担う世代に、しっかりと選択して欲しいと思います。イメージに流されるのではなく、きちんと政策を吟味して、大切な1票を投じて下さい。

地方議会の在り方

2005年09月06日 | 私の考え
今日の福井新聞に、扱いは小さいですが興味深い記事がありました。
政府の地方制度調査会では、現在「地方議会の在り方」について議論していますが、その中で、一つの常任委員会にしか所属できない現在の制度を撤廃して、各議会で所属数を選択できるようにすることで専門小委員会が一致したとの内容です。総務省では2006年の地方自治法の改正にこの制度改正を盛り込む方針です。
私は現在、厚生文教常任委員会に所属していますが、選択の際には随分悩みました。これが複数所属できるのであれば何も悩む必要はなかった訳であり、この改正案には大賛成です。
また、町村などの小規模自治体の議会では、会期を決めて開く制度をやめて、例えば毎週1回、夜間に議会を開くなど開催方法を自由に選べるようにすることを論議していると書かれていました。これもぜひ進めて欲しいと思います。こうなれば多くの人に議員への門戸が開放され、優秀な人材が集まるのではないかと期待できます。
どうせなら、議員から町長や助役を選出する議員内閣制の採用など(欧州の地方自治体に多い)、もっとドラスティックに各町村で制度を選択する仕組みにしたいものです。(憲法改正が必要ですが)

現行制度は、首長の権限が議会の権限に比べて大きすぎるのが問題です。ところが、もっと深刻な問題は、首長と比べて小さい議会の権限ですが、その権限すらほとんどまともに行使していないことだと思います。理事者提案議案のほぼ100%を修正も否決もなく全て可決し、たまに議会で付帯決議を付けたら新聞記事になることが、そのことをよく物語っています。

質問書き

2005年09月05日 | 活動日記
夜、9月議会の一般質問の原稿を下書しました。今回は質問項目が多いので、質問の背景説明などは極力抑えて書きましたが、それでも結構長い文章になりました。(約4千文字)今後、何回か読み返して分りやすい表現の文章にしていきます。
また、答弁内容を予測して、想定再質問を作成します。また、議案の審議過程で質問する内容もある程度事前準備しておきます。
…質問は、議員の最も重要な仕事です。

若狭町村議会議員交換球技大会

2005年09月04日 | 活動日記
【ソフトボール大会】
美浜町の運動公園で開催された、若狭町村議会議員のソフトボール大会に参加しました。
第1試合は美浜町議会チームと対戦しコールド負け。第2試合は大飯町議会チームと対戦し、今度はコールド勝ちという結果です。
本来なら終了後の懇親会にも出席すべきところですが、2試合終了時点で所用のため帰宅しました。

【海浜清掃】
和田海浜組合役員総出で、和田海水浴場の海浜清掃を行いました。午後3時に開始しましたが、開始と同時に雨となり、全員びしょ濡れになりながらの清掃作業となりました。
和田海水浴場の強みは、シーズンオフでも海浜が綺麗に保たれていることです。それを維持するための清掃作業は大変ですが、1年中、海浜がほぼ綺麗に保たれている海水浴場は、めったにないと思います。
ところで浜の清掃をしていると気付きますが、最近は医療廃棄物が漂着することがあります。今日も注射液のアンプルびんを発見しました。注射器が漂着する事もあります。いったいどこの誰の仕業か分りませんが、強い憤りを感じます。

関電労組大飯支部定時大会など

2005年09月03日 | 活動日記
【関電労組大飯支部定時大会】
午前中、関電労組大飯支部定時大会に出席し挨拶をさせて頂きました。来賓として、大飯町長(例年ご出席)、関電労組本部副執行委員長他の出席がありました。

《挨拶の骨子》
支部定時大会のご盛会をお祝い申し上げます。議会に出て早や2年4ヶ月が経過しました。元気で議会活動を頑張っていますので引き続きご支援をお願いします。
改めて昨年8月の美浜3号機事故で亡くなられた方々のご冥福と、負傷された方々のご回復を祈念いたします。
さて、最近のキーワードは改革です。総選挙でも各党は異口同音に改革を掲げ選挙を戦っていますが、私は今回の選挙をこう見ています。
今後は政治の視点を、税金を使う立場(タックスイーター)から、納税者(タックスペイヤー)の視点に変えることが求められています。国、地方合わせて700兆円を超える債務は、タックスイーターの立場に重きをおいた政治を行ってきた結果に他なりません。
もう、日本に残された時間はそうは長くありません。このままいけば近い将来、国債が大暴落して国家破産になるとの予測もあります。
(以下、選挙応援に関する部分につき掲載を省略)
さて、電力で働く者を取り巻く環境も、電力自由化と、自由化の中で生き残りをかけた会社の経営改革により大きな変革期にあります。また、地方自治をめぐる状況も大きな変革期にあります。平成12年の地方分権一括法の制定により、制度のうえでは日本は地方分権に大きく舵を切りました。これは、明治維新以来の中央集権国家から地方分権国家への変革であり、明治維新・終戦と並ぶ近代日本が経験する大改革です。いわば国の出先機関のような存在であった地方自治体が、自分たちで考え行動する真の地方政府への脱皮を意味します。
ところが制度面では、本格的な地方分権時代となりましたが、まだまだ地方自治体の意識から中央依存を脱却しておらず、財源の面でも中央依存が続いているのが現状です。やらなければならないことは少なくありません。
いずれにしても幸か不幸か、社・内外ともに、我々は大変革期の真っ只中にいるわけであり、これをネガティブに捉えるのではなく、会社や地域を自分たちの手で変えていくのだとの考えると力がわいてきます。
そしてこのような時期にあっては、労働組合や我々地方議員が果たすべき責務はたいへん重大であり、互いに頑張っていきたいと思っています。
その意味で、本日の大会が有意義で実り多い大会となり、大飯支部が益々発展されることとをお祈り申し上げ挨拶といたします。

【琵琶湖若狭湾快速鉄道建設促進期成同盟会】
午後、小浜市文化会館で表記同盟会総会に出席しました。大会の性格上、今日は小浜線を利用して移動しました。

【懇談】
夜、ある支持者の方と懇談しました。様々な分野の課題について3時間以上も話し込みました。今後じっくり調査し、議会質問にすべきテーマも頂戴しました。


議会運営委員会など

2005年09月02日 | 議会活動報告
【安土公有水面埋立工事】
午前中、安土地先で実施される公有水面埋立工事の安全祈願祭に出席しました。今年度着工し、平成19年度に竣功予定となっています。
工事現場が、和田小学校や安土社宅の近くであり、工事中の安全対策・環境対策には万全を尽くして欲しいと以前から要望しています。
今日も、工事中の騒音測定ポイントなどの説明を現場で町の工事担当者から受けました。
工事中、何か問題があれば遠慮なく申し出てください。

【議会運営委員会】
午後、議会運営委員会に出席しました。議題は、9月定例会の日程と議会改革につながる諸課題の検討です。

議会日程は、次の通り委員会決定されました。
9月8日(木):本会議(議案上程)、全員協議会(補正予算等審議)
9月9日(金):全員協議会(補正予算等審議)、決算特別委員会(一般会計決算審査)
9月12日(月):決算特別委員会(一般会計決算審査)
9月13日(火):決算特別委員会(一般会計決算審査)、広報特別委員会
9月14日(水):本会議(一般質問:質問者8名で私は5番目)
9月15日(木):総務産業常任委員会(特別会計決算審査、所管事務調査)
9月16日(金):厚生文教常任委員会(特別会計決算審査)
9月20日(火):厚生文教常任委員会(所管事務調査)
9月21日(水):高浜病院対策特別委員会、原子力対策特別委員会
9月22日(木):全員協議会、本会議(議案採決)

議会改革の諸課題の検討状況については、全員協議会で各議員の意見も踏まえ、実現可能なものから実施していくことを確認いたしました。

【一般質問事前通告】
9月定例会における一般質問は、以下の内容で事前通告しました。一般質問は9月14日で、私の順番は5番目ですので午前中最後か、午後一番になると思います。

《質問の件名及び要旨》
1.学校施設等におけるアスベスト問題に対する対応について
(1)学校施設におけるアスベストの使用が社会問題となった昭和62年当時、全国的に「学校施設でのアスベスト使用状況の実態調査」が実施されたが、当時の高浜町での調査結果はどのような内容であったのか。
(2)昭和62年の調査以降、高浜町では学校施設に対するアスベスト対策工事の施行実績があるのか。(あるとすれば、その実施内容)
(3)文部科学省では、今回のアスベスト被害が社会問題化していることに鑑み、改めて学校施設のアスベスト使用状況等の全国実態調査を実施することとしているが、高浜町での実態調査の取り組み状況と調査結果はどうか。
(4)保育所のアスベスト問題に対する対応はどのようになっているのか。(実態調査の実施状況とその結果など)

2.高浜町次世代育成支援行動計画「たかはまKIDSプラン」の取り組み状況について
平成17年3月に策定された行動計画で示された、以下の重点施策について現在の取り組み状況ならびに今後の予定について問う。
(1)子育て支援センターの設置
(2)保育サービスの充実(保育所への柔軟な受け入れ、保育ニーズに応じた施設整備、延長保育の推進、一時保育の推進)
(3)公園などの身近な遊び場の整備(町内小公園の整備)
(4)小児医療サービス・小児救急医療の充実
(5)児童虐待防止ネットワークの構築

3.団体間で比較可能な財政情報の開示について
平成17年6月に総務省は「団体間で比較可能な財政情報の開示について」を自治財政局長名で各地方公共団体に通知した。この通知に基づき以下について問う。
(1)この通知が行われた背景・基本認識について、町としての見解は。
(2)この通知によると、各自治体の財政運営上の課題を明確にすることが求められているが、当町の課題はどのようなものであると認識しているか。
(3)平成18年3月上旬に、総務省の様式に従って平成16年度の財政比較分析表を公表することが求められているが、公表に向けてどのように取り組まれるのか。
(4)通知では普通会計のバランスシートの早期作成を求めている。高浜町でも第二次行政改革大綱でバランスシートの作成を約束しているが、現在の作成状況はどうか。

*アスベスト問題の質問を、学校と保育所に限定したのは、同僚議員が全般の質問をされますので、私は焦点を絞って質問することとしました。

議案の勉強会

2005年09月01日 | 活動日記
高志会のメンバーで、9月議会の議案の勉強会を実施。
一般質問における質問の視点や、平成17年度補正予算、平成16年度決算など気付いた点をメンバーでチェックしました。

【カトリーナ】
ハリケーン「カトリーナ」の大きな被害が明らかになってきました。アメリカという国の醜い部分も見えてきているように感じますが、それよりもこれ程の被害をもたらすハリケーンが発生したことが非常に気になります。
本当に地球温暖化の影響で、地球環境がおかしくなってきているのではないでしょうか。今年の3月12日に聞いた講演で、今後、異常気象は毎年のようにやってくるという話を聞きましたが、本当にその通りとなっています。非常に心配です。