小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

9月定例会:4日目

2005年09月13日 | 活動日記
決算特別委員会最終日です。本日は、総括質疑と討論、採決が行われました。
採決では、決算内容は妥当と判断し承認することに賛成しました。(結果は、賛成多数で承認)
総括質疑の内容を以下に紹介します。

Q(小幡):公債費について質問する。平成16年度決算で、一般会計で公債費として約4億1千6百万円が支出されている。また、下水道や公有水面埋立事業の特別会計で合計約6億1千2百万円が支出されており、これら特別会計の公債費は全て一般会計からの繰出しで充当されており、一般会計からの公債費支出負担額は合わせて約10億2千8百万円にもなる。見解を問う。
A(役場):特別会計への繰出しは、それぞれの事業の基金から充当しており、今は問題ない。しかし、基金が底をつく平成20年頃からは一般財源から充当しざるを得ず、非常に厳しい状況となる。
Q(小幡):一般会計の公債費だけでも、平成18年度までは4億3千万円で推移するが、平成19年度から7億2百万円台と急増し、平成23年にピークを迎えることとなる。しっかりと今後の財政の推移を予測しておくことが必要である。

Q(小幡):予算審議や決算審査でいつも感じるが、我々議会は細かい数字のチェックをするためにここにいるわけではない。説明は事業別に結果を報告できないか。事業の効果等の議論を深めるためにも見直しを検討してほしい。
A(役場):法令で定められた様式で説明資料を作成しており難しい面もあるが、来年度から徐々に見直していく計画である。

Q(小幡):決算概要説明書の中で、事業評価システムを早急に構築する必要があると書かれている。事業評価システムについては町長の選挙公約でもあることから、私も一般質問で早期の導入を迫ったが、答弁では平成19年度に導入するというものであった。今回、必要性を感じて、導入時期を早めることとなったのか。
A(役場):導入を早める考えはない。今年度、事業評価システム導入の研修を行っており当初計画に沿って導入する考えである。