小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

9月定例会:最終日

2005年09月22日 | 議会活動報告
9月定例会の最終日です。最終日は、各委員会の審議事項について委員長報告があり、全議案に対する質疑と討論、採決が行われます。
私は全議案について妥当と判断し、賛成いたしました。

質疑で、定例会初日にも全員協議会で質問した「木造住宅耐震診断事業」について質問いたしました。(本会議の質疑はテレビ放映されますので、町民の皆さまに住宅耐震診断制度を知っていただくための質問です。)
【質疑の概要】
Q(小幡):木造住宅耐震診断事業は、阪神淡路大震災の犠牲者の多くが建築基準法改正前に建築された古い木造住宅の倒壊による圧死だったことの反省から、古い住宅が地震発生時に倒壊する危険性がないかを専門の診断士が診断する制度である。
①診断対象は昭和56年6月の建築基準法改正前に建築された木造住宅ということになるが、高浜町内に対象となる住宅は何軒程度存在するのか。
②多くの方に制度を利用してもらため、助成制度の周知が大切。悪徳リフォーム業者による被害が社会問題化しており、正確な情報提供が必要。どのような広報を実施されるのか。
③この制度で耐震診断を実施し、自分の住宅の耐震性を知っておくことにも大きな意義があるが、耐震性が弱い住宅に対し、必要な補強工事がきちんと施工されることが重要。今後の課題として補強工事に対する助成も検討すべきであると考えるが見解は。

A(理事者):①固定資産台帳上では約4千6百件が対象となるが、約2割程度は改築されていると推定されるので、3千6百軒程度ではないかと考える。
②案内チラシを作成し全戸配布するとともに有線放送等でも周知していく。
③まずは今後の県の対応などを見極める。

討論では、反対討論のあった介護保険特別会計補正予算議案について賛成討論を行いました。
採決では、全ての議案について全員賛成または賛成多数により可決しました。長かった9月定例会ですが、無事終了いたしました。日記で紹介した以外にも、多くの質問、意見等を行いました。なんとか議員としての責務は果たせたのかな、と思っております。