今回の6月補正予算によって、私の2期目の選挙公約の中でいくつか実現したものがありますので紹介します。(選挙公約は画面左の
私の政策をクリックすればご覧いただけます。)
■町のホームページ充実
民主主義で最も大切なことは情報公開です。行政情報が全く公開されていなければ住民は何も判断できません。
情報公開の方法で町のホームページは非常に有効なツールです。
補正予算で、町ホームページシステム導入委託料499万8千円が予算化されました。
小手先の充実策ではなく、業者に発注して根本的に作り直すことになります。
役場内の各部署から簡単に情報の掲載が行える、C・M・S(コンテンツ・マネジメント・システム)を導入するなど、私が
3月議会の一般質問で提案した内容のものとなっております。
■美しい景観のまちづくり
高浜町は若狭湾国定公園に位置し、白砂青松の海岸線と若狭富士とも呼ばれる秀峰青葉山、日引の棚田や内浦湾の眺望、青葉山ろくの田園風景、子生や車持などの農村集落、旧丹後街道沿いの風情のある町並みなど、心を癒す美しい景観は数多くあります。また、美しい景観はそこに暮らす人々の心のあり様とも深く結びついているといわれています。
景観を守ることと、町並みの美観向上対策など美しい景観を保存・形成し次代へ受け継いでいくことは現代に生きる私たちの責務です。
以上は、
昨年の12月議会の一般質問で訴えたことです。
補正予算で、景観基本計画策定業務委託料374万5千円が予算化されました。
これは、高浜町が美しい景観を保存していくために実施すべきことの基礎的な計画を策定するもので、今後、この計画に沿って景観に関する施策が行われていくことになります。
ところで、高浜町では10数年前にもこうした景観対策に着目した時期がありましたが、その後は全く関心が払われませんでした。今回、やっとのことで景観というものに目が向けられることになりました。
次に美しい景観づくりの2点目として、伝統的民家普及促進事業補助金300万円が予算化されました。
これは、農家型民家や町屋型民家など高浜の伝統的な民家で一定の条件を満たす民家の新築・改修に補助する制度を予算化したものです。
これによって、高浜町の伝統的な民家が保存され、美しい町並みの保存活用につながっていくことを期待しています。
次に美しい景観づくりの3点目として、景観重要建築物転活用事業委託料150万円が予算化されました。
これは、旧の観光協会事務所の活用事業の委託料です。
この建物は関西電力の前身である旧の京都電灯株式会社が事務所として使用していたもので、高浜町内では数少ない歴史的な雰囲気が漂う建物です。
一昨年の12月議会の一般質問で活用策を提案しておりました。
今後、3ヵ年計画で景観シンボル的な建物として活用していく計画で、今年度は設計予算の計上です。
■地域の安全対策
頻発する地震災害の被害状況からも明らであり、
この日記でも何度も書き、一般質問でも提言しておりますが、旧の建築基準法で建築した木造住宅の耐震改修工事を促進することが地震の被害を少なくする上で重要です。
補正予算で木造住宅耐震改修促進事業補助金120万円が予算化されました。
一定の条件を満たす住宅の耐震改修工事費用の3分の2(上限60万円)が、補助されます。
まだ少ない予算額ではありますが、大きな意味を持つ一歩であると考えています。