扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

「歴史に学ぶ地方主権」配本開始

2013年07月02日 | 文筆業として

編集会議でぜひやりたいと熱弁して通った企画。

地方再生を担う行政機関はすなわち地方公務員の起源は地頭となった鎌倉武士にあることに注目。

飛躍がありそうかと思われるかもしれないが、地域社会の主が武士であったことは重要。

公地公民から私有地へと切り替わった平安末期以後、明治維新まで武士が「実効支配」してきたのが日本。

 

今回は武家政権の成り立ちと進展を関東を例にとった。

後北条氏は大名家が「法人化」する過程がとてもわかりやすい。

武家が何を考え何に従うかその行動理念がよくわかるのが関東の歴史。
鎌倉政権から南北朝、室町時代と内部闘争ばかりやる中、自浄努力を説いた北条王国ができていく。


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