扶桑往来記

神社仏閣、城跡などの訪問記

北関東周遊 #6 HONDAコレクションホール1 夢の殿堂へ

2020年11月05日 | 自動車・自動二輪など

本日も快晴。

今日の予定はHONDAコレクションホールのみ。

早起きしてもてぎに向かう。

途中、道の駅サシバの里いちかいで休憩。

「サシバ」とは鷹の一種らしい。

ちょうど「かかし祭り」をやっていて手作り感あふれる案山子が屋外に並んでいる。

コロナ禍の今年のこと、モチーフはアマビエやらお亡くなりになった志村けんなどなど。

鬼滅の刃の主人公もいた。

 

渋滞することもなくツインリンクもてぎ南ゲートに到着。

まだゲートオープン前でしばし待つ。

レースやイベントがない平日のこと、先頭で入場待ち。

検温や手指の消毒を行ってから入場。

 

レースコースを見ながらしばらく行くとコレクションホールに到着。

ほぼ人がおらずゆっくり見物できそう。

エントランスから入場、早速ホンダの歴史的レースマシンが展示されている。

ホンダがこれでF1に初参戦した「RA272」、2輪GPで初優勝した「RC143」。

 

RC143はWGP挑戦2年目の1961年にT.フィリスが第一戦で優勝したマシン。

今から60年前の代物である。

本田宗一郎が1954年にマン島TTに出場を宣言、1959年に約束を果たした。

マン島では優勝できなかったRC142の改良版がRC143、並列2気筒4バルブ125CC、1万4000回転で23馬力を発揮した。

自分が生まれる前の製品がすでに今日の4ストエンジンと同じ機構を持っていた。

馬力こそはるかに及ばないが内燃機関としては同じくらい回っていた。

カウルはアルミの叩き出しでタイヤは驚くほど細く頼りない。

このマシンにまたがってペラペラの革ツナギとお椀のヘルメット、ゴーグルのみで武装したライダーたち。

怖くなかったかといえばウソになろうが実際にマシンをみてみると彼等の勇気に改めて敬意を覚える。

 

四輪の方もおなじみ、田宮のプラモデルでこの型を知っている。

マフラーがむき出して後方に突き出ている。

これも2輪同様、ドライバーが気の毒になるほどアタマが剥き出しで走る形状、今日のF1マシンより相当小さいのが印象的。

 

まだ展示室に行く前から伝説のマシンと遭遇、中にはまだまだお宝満載。


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