カセットテープからMP3

2011-10-11 08:12:41 | タナカ君的日常
 誰しも若い頃に英会話力向上を目指したり、 単なる格好つけのためにでも教材を購入したことがあると思います。 僕の最初の教材の購入動機は同僚が市価の2割ほどで手放したいとの話に乗ったもの。 当時の教材はカセットテープが主流でした。 その一番最初に手に入れたケースに収納されたリンガフォンのセットなんか40年もの間ほったらかしたままになっています。 もう処分しようか? 長い年月を経過したカセットテープでは、まともに音が再生されないだろうし...  そう思ってラジカセに突っ込んで再生してみたら、なんと音が出るじゃないですか!

 そこで嵩張るテープは処分するとして、ICレコーダでデジタル録音し直しました。 その方法は極めてあんちょこな手段です。 ラジカセのスピーカから音を出して、そのスピーカーから出る音をICレコーダーで拾うのです。  録音場所は小鳥の囀り以外の物音が殆ど無いヤナバの山荘、時期は去年の夏の事でした。 そんな調子で全部で20巻を越す2社の英会話カセットテープ教材をICレコーダへ記録したのです。 ちなみに普通音質状態での記録でしたが、テープ1巻分のMP3形式でのファイルサイズは5~6Mバイト。 2G容量のICレコーダーにとっては全部コピーしても記憶容量の1割にも達しませんでした。 しかし、その録音をした後は聴くことも無く、また1年以上の時が過ぎました。

 そして昨日、このところの日課になっている毎朝の散歩にその英会話教材の入ったICレコーダーを持ち、歩きながら聞きました。 レコーダーの中には普通の音楽も入っています。 最初は英会話の音を聞きながら、後半は音楽を聞きながら歩いたのですが、 音楽の方は歩くリズムと合わない曲の場合はかえって邪魔、 英会話の方は熱中して聞こうとしなければ歩きの邪魔にはならない。 そんな感想を持ちながらの散歩となりました。
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