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雪の中の暮らしは大変

2016-01-21 10:18:28 | 安曇野生活
雪降りが二日間続いた。 しかし我が家の辺りでは撮影したい六角形した雪の結晶は落ちて来なかった。 一週間もの間、降雪予報が出ていたから雪の撮影目的で安曇野へ出掛けて来たけれど、 既に四日間が過ぎたと言うのにまともな雪の結晶に出会えていない。

そして今、雪のある世界では「写真を撮影する」そんな趣味の世界のベースとなる“食う・寝る・住む”の日常生活を維持する事の大変さに圧倒され、 「予定通り次の月曜まで滞在して居られるか?」と気持が萎えつつあるのです。

なにせ我が家は寒くって、住まうのが大変だ。 冬山登山に使っていた羽毛服を着込んで昼間も室内で過ごしているのです。 「石油ストーブを焚き続ければ」とも思うけど、 「それはしたく無い」と想う僕はケチか変人か?。

食料を手に入れようと思えば、商店のある町中まで20分は歩かないとなりません。 それで車を使うのだが、道路まで敷地内の除雪が必要で、この2日間に3回もやりました。そんな身体を使う作業は、其の間だけは体も温まり、寒い室内を呪う言葉を吐かずに済むのは有難たいです。が、しかし雪掻きを毎日やらないとならない生活になったら大変でしょうね。

ところで、 僕の乗る車や除雪車などは原油を精製した燃料で動いている。 電気自動車と言った所で元は火力発電所由来の電力が今のところの主力です。

そんな日常生活を支えるエネルギー源である原油が安く手に入る異常な世界が眼前にはあるけれど、 長続きするはずも無い。 道路は除雪されて当たり前の状態に慣れてしまい、車社会で支えられている雪国の人々の生活、それが当たり前では無かった時代に逆戻り出来るかなと感じつつ・・・ かって昔、 清水の民宿「雲天」のかあちゃんが、 「もっと歳とって別の場所で暮らすなら、雪のない八高線の沿線が良い」、「あそこらなら田舎だし」そんな言葉を想い出す。
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