-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

野菊

2013-10-30 10:41:41 | 自然

 平成25年10月27日、畑沢地区生涯学習推進センター(旧 畑沢分校)で撮影しました。少し雨が降っていましたので、花が濡れていました。今年の最後の花かと思います。この花よりも後で咲く花はないでしょう。今、畑沢の道路脇にポツンポツンと咲いています。

 この花は、一般に野菊と言われている花です。「野菊」と言う名称は、いろんな花の総称です。野菊と言う正式な和名はありません。「そこまで言うならば、何の花だ」とおっしゃりたいと思いますが、正直、申し上げて、分かりませんでした。調べてみましたが、このような花には何種類かあるようです。例えば、カントウヨメナ、ノコンギク等です。見分け方は、「葉の形が、どうのこうの…」、「花のどこそこが、どうのこうの…」と説明書に書いてありましたが、私の頭が混乱してきましたので止めました。私には、「野菊」だけで十分です。皆さんは、きちんと調べてください。

 ところで、話が全く変わります。今年、最後の歴史を辿る調査を行います。これまで、このブログで畑沢の石仏等を紹介してきました。そのうちの大部分は、畑沢産の石材で作られていました。畑沢の石材は、大きく分けて二種類あったようです。一つは、上畑沢の延命地蔵堂境内に立てられている湯殿山碑になっている立石石(通称 タテスエス)の硬い流紋岩です。もう一つは、背炙り古道の峠にある湯殿山碑になっているゴロタ石の凝灰岩です。この石は適度な硬さで細工がしやすいようで、多数の石仏にも使われました。ゴロタ石とは、ゴロウ山の「ローデン」という石切り場から採掘されたそうです。古瀬T氏の話では、今でも石切り場の跡がくっきりと分かるそうです。11月にその石切り場に行くことになりました。今のところ、御一緒していただけるのは、石切り場の石工(いしく)の子孫とおっしゃる畑沢の先輩です。これから参加者を募ってみたいと思います。調査結果を御期待下さい。


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