平和の祭典、第３０回ロンドン・オリンピック開会式☆ ２０１２年７月２８日

今朝４時過ぎに目が覚めた、NHK深夜便ラジオで、小山明子さんが、本人のうつ病克服と、今でもつづく夫・大島渚氏との闘病生活をユーモアを交え軽快なトークで語る講演の模様が流れていた、そして４時半、オリンピック・スタジアム場内のファンファーレと大歓声のもと、ロンドン五輪の開会式が始まった、NHKアナウンサーの「目の前に田園風景が広がっています！」の一声でラジオ中継が始まった・・・

「家畜達もいます！」、バレーボール解説の大林素子氏が中継の模様をアシストしていた、会場から子供達の大合唱団の歌声が聞こえていた☆イギリス国歌“God Save the Queen ”を歌っているのか？「煙突がつぎつぎと出てきた？鉄を溶かしているのか？天井の五輪マークから花火が降り注ぐ！？」、どうやらフールドには大舞台がセットされて、産業革命など英国の歴史の歩みが次々と展開されているようだった、暫らく聞いていたが、次第に朦朧（もうろう）となり、また眠りに戻っていった、すやすや・・・

ラジオ体操が終わった辺りで再び目が覚めた、開会式はまだ続いており、選手団の入場行進に移っていた、キューバなどの５０番代までの入場行進に差し掛かっていた、日本は９５番目で入ってくる、まだまだ先だ、寝床でのストレッチをしながら次々と入場してくる模様をぼんやり聞いていた、ボルトが旗手を務めるジャマイカのあと、旗手・吉田沙保里が率いる日本選手団７６名（３００人中）の入場行進を、目のストレッチをしながら、トイレの中のラジオで聞いていた・・・

やおら書斎に入ってエアコンとテレビをつけ、PCを立ち上げた、フィールドの中には、入場を終えた各国選手団の輪ができていた、テレビ画面では、確か２０４全参加国の選手団が思い思いの自由な並びで、満面の笑みを浮かべて入場する行進が続いていた、中には民族衣装に身をつつんいでいる国もあった、５３６人の選手団を送ってきた２番目に大きなアメリカの選手団の行進は圧巻だった、最大の選手団５５６人を送り込んだ開催国イギリスがトリを勤めて、全ての国の選手団入場が完了した☆・・・

中央のステージにロックバンド“アースティック・モンキー”が現れハードロックの演奏を始めた、待てよ、「Come Together？」、あのビートルズのナンバーか？場内にはパタパタ羽根を広げて平和の象徴・鳩の大集団が、つぎつぎ自転車に乗って入ってきた、周回しながら、何処かへ高く高く飛び去っていった、草原の高台に立って大会委員長の挨拶が長々続いていく、そしてロゲ五輪会長にバトンタッチされた、そしてそのあと、エリザベス女王から第３０回ロンドン・オリンピックの開会宣言がなされた☆・・・

オリンピック大会旗が世界平和に尽力した８人の貢献者によって掲揚台へ運ばれていき、英国陸海空ソルジャーに手渡された、“オリンピック賛歌”の演奏とともに、イギリス国旗の横に大会旗が掲揚されていった☆会場の外では、一隻のボートがオリンピック・パークに入ってきた、デビッド・ベッカム（３７歳）とともに女性聖火サポーターが掲げる聖火トーチが運ばれてきた、船着場でベッカムからレッドブレーブ元ボート選手に聖火が継がれて、会場に入っていった、会場ではアスリート、審判とコーチ代表の開会宣言がされていた☆・・・

聖火は７人の１０代の若者に手渡された、場内を１周して、７人の歴代金メダリストと世代受け継ぎのハグを交わした、一つのトーチから7つのトーチに点火されていった、その７本のトーチが中央のロータリーへ運ばれ、「塔の？銅の？花びら？」、積み上げられた長い柄のついたゴルフのドライバーのような束の尖端に一本一本点火されていった、突然それらが起き上がって行き、中央に大きな聖火の火柱が出来た☆轟音（ごうおん）とともに会場周辺に花火が何発も打ち上げられた☆・・・

結局、最終聖火ランナーは次の世代を担う、あの７人の若者たちだったようだ、ステージにポール・マッカートニーがバンドとともに現れ“Hey Jude” が熱唱されていく、会場の人人も選手も加わり、大きな合唱のこだまが広がり、いつまでも会場全体に鳴り響き渡った☆そして８月１２日まで１７日間、参加アスリート、役員、審判、大会スタッフも含めてか？１万５００人によって、２６競技、３０２種目に渡って、熱い戦いを繰り広げられる、ロンドン五輪が正式に開幕された☆・・・

NHKテレビニュースによると、昨日２７日夜９時半頃から、星出彰彦宇宙飛行士（４３歳）とアメリカ人宇宙飛行士の協力で始められ、星出飛行士のアーム操作によって見事キャッチされた“物資輸送船こうのとり３号”のISSハッチへのドッキングが、今朝未明２時３１分に、予定より３時間も早く？無事成功したようである、よかったよかった☆☆・・・