Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

貪欲な資本主義とグローバリズムを経て、格差社会がISを産んだ! 2015年12月27日

2015-12-27 15:18:37 | 日記・エッセイ・コラム

今、ISIS(Islamic State of Iraq and Syria)と云うテロリズム集団が我が者顔に殺りくを繰り返し世界を恐怖に陥れている、その原因が西洋文明が産んだ“格差社会”の所為ではないかと?小生、近頃、思うようになった、18世紀後半イギリスで起こった産業革命が起こってから、軍需産業が栄え、世界に先進国の資本主義が栄え、経済大国の金融資本主義が、特に欧・米・ロ・中の軍事介入が低開発国を侵略し、その勢力を広め、領土・領民・資源・富を食いものにして行った!最近、中国による南沙諸島への覇権主義は目に余るものが在る様に!この様にして経済強化を図り、己の利潤を追い求め、金儲け主義に走った、1991年より、大きな資本力に突出したテクノロジー多国籍企業らが世界を股にかけて進出し、国境のないグローバリズム(globalism)が蔓延(はびこ)り、おのずと地球的規模の社会的・経済的に、“負の変化”を引き起こす様になり、世界中に貧富の差の激しい“格差社会”が生まれて行った!そこに来て、“アラブ春(2010~2012年)”で独裁政権から解き放たれ、EU加盟国(2004~2013年)が一つに成って広がり、よりアラブ諸国が欧米に近くなった!・・・

ここで小生、疑問に思う?何故?イスラムの人々は、自分たちの大切な祖国を守り、自分たちの手で、力で立て直そうとせず、祖国を見捨てて、そのグローバリゼーションに乗って、住みやすく裕福な暮らしの恩恵を求めて白人先進国へ拡散して行ったのか!?何故?文化も宗教も同じ裕福な、より溶け込みやすいイスラム諸国へ移住して行かないのか?今でも疑問だ?その理由はあったのか?恐らくなかったろう!ただ甘い汁・甘い夢を夢見たのだろう、そこでも彼等を待っていたのは格差社会だった、世界の先進国・経済的大国の社会からは、冷遇され、つま弾きにされ、国家・地域を超えて、貧困、不当な差別、不平等、失業、生活基物を蝕(むしば)む“格差社会”は、白人社会の中では、より顕著に彼等を苦しめた!祖国に残っても、移住者として避難民として先進国へ暮らしても、そこにも厳しい格差社会が待っている!そこに世界中の格差社会に対して怒りに燃える刹那的な思想を持つ数知れぬイスラムの若者が社会の底辺に燻(くすぶ)り続け!そこに目を着け、ISISが彼等に忍び寄っていった!・・・

世界に蔓延るイスラム過激テロリスト集団は、イラク・シリア・レバノンのISISやISIL(Islamic State in Iraq and Levant)だけではない!多国的アルカイダ、多国的国際イスラム戦線、トルコのヒズボラ、イラクのアンサールやマフディー、パレスチナのイスラム聖戦、レバノンのファタハやヒズボラ、エジプトのジハード団、モロッコのイスラミック、ソマリアのアルシャバブ、ナイジェリアのボコ・ハラム、パキスタンのタリバン、東トルキスタンや中国新疆ウイグルの自治区のイスラム聖戦、インドネシアのジャマ・イスラミア、フィリピンのモロ・イスラム解放戦線、タイのパタニ、ロシアのカフカース、等々揚げればきりがない!・・・

ISISはバグダディ(44歳、イラク出身イスラム教スンナ派、預言者ムハンマドの出身部族)を指導者に持ち、イスラム国ISISこそが、世界唯一のイスラム祖国である!アラビア多神教の一人であるにも拘らず、“アラーの神”こそ唯一絶対の神なり!と謡い旗を掲げ、世界遺産まで破壊する、世界制覇を企てる過激派武装組織である!ISはイスラムと関係ない近隣の少数民族までもを、捕虜・奴隷にして空爆の盾にしている!このイスラム国を創った“格差社会”は、今や世界各国に蔓延している、この格差こそが世界を無秩序なchaosな犯罪社会を生み出している!今、世界中には、格差による貧困に追いやられ、未来を見失い、自暴自棄に陥り、意味なく己を含め、他人を殺したくなったり、麻薬、破壊活動に走ったりする若者が多く見られる、イスラムの聖職者を装ったテロリストの手先の誘いに乗って、ISISへ突き進んで行く若者で溢れている!この様な問題はイスラム社会だけのものではない、日本でもしかり!世界中で観られる!小生、この格差社会を撲滅する努力・風潮の出現こそが世界平和に繋がると信じたい!・・・

ここで、2011年11月に、新婚ホヤホヤの第5代ワンチュク国王とぺマ王妃が国賓として、東日本大震災のお見舞いに訪日してくれたチベット仏教国・ブータン王国に目を向けてみたい、ブータンはヒマラヤ山脈南麓に位置し、標高1200mから3000mの山麓に穏やかに広がる心豊かな王国である、人口と云えば70万人足らずの平和な小国である、産業と云えば観光、農業、牧畜業ぐらいの後発開発途上国の一つである、しかし環境保護と、仏教教義が行き届き、世界初の禁煙国家でもある、自給自足の産業乍ら、貿易収支黒字を保っている格差社会のない豊かな国である、日本も否、世界も、このブータンを見習って、リスクを冒してまで海外進出して、安っぽい利益追求型の製品を造らず、国内でコツコツ地道に付加価値生産至上主義の格差のない社会を目指してもいいのではないだろうか!?・・・

あっ!勝った、勝った!INAC神戸レオネッサが、アルビレックス新潟レディースを1-0で破って、2年ぶり通算5度目の日本女子サッカーの頂点に登りつめた、ななな~~~んと!後半33分、澤穂希自身が川澄の右CKをGoalしたそうな!そして第37回皇后杯優勝に輝き、澤穂希の引退最終戦を有終の美で飾った☆ヽ(^。^)ノばんざ~~~い!・・・第95回男子天皇杯も白熱してきた、12月26日、浦和レッズが 1-0でヴィッセル神戸を、柏レイソルがPK戦の末、5-3でベガルタ仙台を、ガンバ大阪が3-1でサガン鳥栖を、そして長崎スタジアムでは我がサンフレッツェ広島が、延長103分に浅野のヘディングシュートが決まり、2-1でFC東京を破って、ベスト4進出を決めた!そして29日(火)の味の素スタジアムとヤンマー・スタジアムでの準決勝に駒を進めた!そして、そして、元旦1月1日、味の素スタジアムで、午後2時15分キックオフの決勝戦を目指す!サンフレッツェ広島よ、行け~~~!・・・

 

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