弁財天神社側から平荘湖に上がり湖畔を駅伝の逆回りでウエルネスパークに着き、ハーブ園で背負っていたリュックを下ろし汗を拭きTシャツを着替えて、前売り3500円の入場券を顔馴染の労音メンバーが立ち並ぶ受付でもぎってもらってアラベスクホールの人となった、真中より少し上手側に席を取って劇場内を見渡すと、八分ぐらいの入りで悪くない客の入りであった・・・
開演前の美しいチャイムの音が鳴り響き、やがて敬子先生がピアノ伴奏の中村文美(あやみ)先生を従えてステージに現れた、歌い手伴奏者のあうんの合図がかわされ、木下牧子作曲、やなせたかし作詞『愛する歌』より“誰かがちいさなベルをおす”が敬子先生のあの洗練された柔らかいよく通る繊細なひびきの音色にのって聴衆の心に染み込んでいった・・・
東西の洋を織り交ぜた12曲に渡る歌曲(独奏用の声楽曲)の調べに聴衆が酔いしれたあと、20年前小生も観劇に行った加古川シティオペラ第1回オペラ公演“イタリア系アメリカ人であるメノッティ作曲、歌劇『電話』1幕がルーシー役・藤野敬子とこのリサイタルに賛助出演したルーシーの恋人・ベン役の藤村匡人(まさと)によって再現された・・・
旅行に出発する1時間前にルーシーのアパートを訪れたベンはルーシーに求婚の告白をしようとするのだが、度々女の長電話応対に中断されてしまう、それにうんざり痺れを切らしベンはアパートを出て公衆電話からルーシーに『結婚してくれ』と愛を打ち明ける・・・この二人はなかなかの演技派である、観衆は二人のコメディタッチの演技にくすぐられ笑いが何度も沸いていた・・・
帰り再度行者山の墓場から八十の石橋三山登頂を試みたが、麓はぎっしり深い雑木に覆われて村人が言う通りその突破口は見つからなかった、行者山を降り黒岩山の麓から升田山の方角へ走りながら尾根を眺めるとこぶが四つあることに気が付いた、では行者山と黒岩山と升田山ともう一つの山はな~~~んだ???更に4人の年長の村人に登山道がないか尋ねたが返ってくる返事は矢張り「ない!!上には登れない!!」「登る者など誰もいない!!」であった、が一人の村人がもう一つの山の名前を教えてくれた☆☆その名前は“愛宕山(あたごやま)であった☆☆加古川の清流にに突き出ていて鳥居と祠(ほこら)があったのは愛宕山であって、小生はその山のことを升田山と誤解していた、愛宕山の西隣のこぶが升田山だったのである、即ち八十の石橋は四山であった(^^ゞ
こんどはナタでも持って行って自分で登山道を切り開かなくては登頂は出来ない様である、秋の陽(ひ)はつるべ落としである、帰宅する頃には水管橋の照明灯が赤々灯(とも)りそこから八十の石橋四山の稜線だけが浮かんでいた・・・
淡路島では12月岐阜・長良川で開催される全日本実業団対抗女子駅伝の中部/北陸/近畿/中国/四国地区の予選会である淡路島女子駅伝が行われている、長年くすぶり続けていたワコールが3区(11.78km)・福士加代子が区間記録を11秒も上回る区間新の活躍で5年ぶり9度目の優勝を果たしている、2位にはダイハツが3位には天満屋が4位にはデンソーが、5位には京セラが6位にはユタカ技研が7位にはユニクロが入っている・・・