Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

東京メトロ・スペシャルTOKYO Marathon 2008   2008年2月17日

2008-02-18 02:14:16 | 日記・エッセイ・コラム

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『この食事に逢えて健康ライフをゲッツ☆☆』  

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今朝は男子のセッションが先に終わった、譜面台を片付けていると姉妹合唱団“レヴール・コール”の出し物‘ピンクレディ・メロディ’のセッションの1曲目“UFO”が振り付け入りで始まった、それを横目にしながら氷丘公民館を出て帰路に就いた・・・

150人の選考会エリートランナーとともに、5倍の抽選を潜(くぐ)り抜けた3万人近くの市民ランナー達を迎えた東京都庁前は去年と打って変わって晴れ渡っていた、湿度は35%とカラッとしている、気温が3.5℃と少し冷え込んでいるが風はほとんどない絶好のマラソン日和である、日テレのアナウンサー達が15km附近品川と28km附近浅草雷門に設けられた2箇所の折り返しも含めて各チェックポイントのレース前の様子をレポートしていた・・・

9時5分、マラソンと並走する特設コースを100人ほどの平均時速30kmも出る車椅子ランナー達がスタートして行った、9時10分、4~5人のペースメイカーが先頭にフルマラソンと10kmマラソンのランナー達が続いてスタートして行った・・・40人ほどの先頭集団は最初の1キロを2′59″で入った、7kmまでなだらかな下りが続く、コース沿道あちこちで東京六大学の応援団が鳴り物入りでランナー達に激を飛ばす・・・

3kmを9′05″ぐらいで通過し5kmを30人ほどの集団が14′55″で通過するという2時間06分台のハイスピードでレースは展開して行った、7km過ぎてイギリスからカナダに国籍を移したジョン・ブラウンが集団から大きく遅れ始めた・・・この頃トップアスリートがスタートしてから20分が経ち最後尾の市民ランナーがスタートラインをまたいでコースへ出て行った・・・

2007年9月30日あのハイレ・ゲブレシラシエ(34歳、エチオピア)がベルリンマラソンにてあのマラソン世界新記録2°04′26″を樹立した時、2°06′51″で2位に入ったキルイ(ケニア)がペースメイカーと共に先頭を引っ張り9km皇居横を26′56″で通過していく、9キロ過ぎてあの2000年シドニーオリンピック銀メダリスト、エリック・ワイナイナ(コニカミノルタ)がトップ集団から大きく遅れて行く、10km地点をトップ集団が日本記録を上まわる29′55″で通過し、依然と2時間06分台のハイペースで11キロ附近を国道1号線に進んででいく・・・

15km地点を45′01″で過ぎ20人ほどの先頭集団は依然とキロ3分ペースで品川を折り返して行く、集団の中には大阪世界陸上マラソン銅メダリスト、2°08′20″の自己ベストを持つベクトル・ロスリンの姿があった、また都道府県対抗駅伝4区で驚異の23人抜きをやらかし北海道を5位にまで押し上げた太田崇(たかし、コニカミノルタ)もいた、19km附近道上寺を過ぎるあたりで、胸を突き出すようにして独特のフォームで走るあの実井謙二郎(39歳、中京商→大東大→日清食品)の姿があった・・・

20km地点を1°00′16″で通過して行く、2時間07分台の期待は充分出来るペースである、トップ集団には10000m27′11″17、5000m13′01″89の自己ベストを持つジュリアス・ギタヒもジェンガも諏訪も入船も梅木も・・・ほとんど有力選手は残っていた、実井が遅れ気味になって中間点を1°03′39″を通過する、21.6キロ附近大正8年に建てられた銀座四丁目の和光の時計塔が見おろすなかキルイがペースアップして21~22kmを3分を切るペースで中央通り金融街に入り日本橋交差点を右折して23km地点を過ぎ下町界隈へ向かって行く・・・

24キロ附近で日本人選手がこぼれて行き集団は15人ぐらいに絞られ清洲橋通りに入る、25km地点を1°15′32″、20~25kmを15′16″で通過して行く、スペシャルドリンクを取りそこなったジェンガが突然スパートして少し前へ出る、入船がジェンガに付いて26キロ附近浅草橋交差点を右折していく、それまで先頭を引っ張っていたキルイがズルズル置かれていく、そには島田を結った浅草芸者の社中が正座して太鼓を叩きランナー達を迎える・・・

27キロ附近、諏訪、入船、梅木、ギタヒ、ロスリン、太田などトップ集団は10人ぐらいに絞られる、27キロを過ぎ浅草雷門あたりに物凄い人数の人垣が出来ていた、太田と堀端(旭化成)が遅れ始めて29キロ附近蔵前一丁目を過ぎていく、諏訪がペースメイカーのデービッド・ケンボイ(ケニア、2007別大3位)に話しかけもう少しペースを上げるように要求したかどうかは??、30km地点を1°30′45″で過ぎた時点でお役目を果たしたペースメイカー・ケンボイは選手達に拍手を贈り沿道の人込みに消えていく、一瞬諏訪が8人の集団を引っ張りにかかるも、突然入船がスパートして先頭に躍り出て仕掛ける、まずジェンガが付き次にギタヒがスルスルッと追いつき縦長の集団に崩れる・・・

31.3キロ附近でロスリンが入船に追いつき横に並ぶ、次第にペースが落ち着き諏訪も梅木も集団に追いつくと思った瞬間、ロスリンがスパートをかけ仕掛ける!!諏訪がたまらず遅れて行く、それまで目立たなかった集団に残っていたマラソン2度目のダークホース・藤原新(あらた、27歳、JR東日本)がすうっ~~~とロスリンに付いて行ったではないか!!そこからジェンガが後に置かれていく、ギタヒと入船と梅木が遅れまいと前を追う、33キロ附近ギタヒが追いつきロスリンと藤原3人のトップ集団を築く、梅木と入船が後ろに置かれていく・・・

16秒遅れとなった諏訪は顔をしかめて粘る、諏訪の後にラマダニ(タンザニア)→ジェンガが続く、34キロ附近先頭が銀座に戻ってくる、やがて歌舞伎座が見えてきて左折して行く、ジェンダはスッカリ戦意をなくし先頭より40秒遅れとなる、ロスリンが益々快調に飛ばしすがり付こうとするギタヒと藤原を引っ張って近い将来豊洲の新市場に移る運命にある築地エリアに入って行く・・・

35km地点をロスリン、藤原、ギタヒの3人が1°45′55″で通過して行く、依然と2時間07分後半のペースをキープしている、完全に優勝争いはこの3人に絞られた、35キロを過ぎてからビル3階分に当たる上り下りが続いていく、入船は9秒遅れ、梅木が10秒遅れで粘る、36キロ附近の登りで藤原が少し後ろに下がる、相継いでギタヒも遅れて行く、ロスリンが単独トップの態勢を築いていく、ギタヒがやや失速気味となり藤原に捉えられる、藤原はギタヒを抜き去り単独2位に上がる・・・

日本人トップ争いが熱を帯びて行く、諏訪が粘り梅木のずぐ後ろに迫る、最後の力を振り絞って藤原はロスリンとの差を少し詰めるもいっぱいいっぱいとなり、その差がまた広がり始まる、諏訪が梅木を捕らえ抜き去り5位に上がり前の入船に迫る、日本人2位で入船が37キロ附近豊洲に入る、諏訪が更に粘り入船との差9秒までに迫る・・・

38キロ過ぎ日本人トップを行く藤原新(諫早高→拓殖大)に異変が現れ始める、バランスを崩し脚がもつれだしつまづくようにして何回も何回も前に倒れそうになる、倒れてしまえばそれで終わりになっただろう、藤原は歩幅を縮めてその都度その都度態勢を立て直す!!相当脚に来ていること間違いない、入船と諏訪の差が6秒と更に縮まる、ギタヒが藤原に迫る、藤原は更につまずきそうになるも不思議なことに上手く立ち直りペースをキープして行く・・・気力だけで走っているようなものだ・・・

残り3キロを過ぎ快調にトップを行くロスリンは40km地点を2°00′55″で通過する、息を吹き返した諏訪は入船をかわして4位に上がる、失速気味のギタヒとの差を更に広げて、北京目標タイム2°09′30″を遥かに越える2時間08分台が見えてきた、マラソン2回目一般参加の藤原に北京が見えてきた、日本男子マラソン界に“新たなる”藤原新ニューヒーローの誕生は間違いない☆☆

35~40kmを14′59″で刻み東京ビッグサイトのビクトリーロードをビクトル・ロスリンがゴールゲートめがけて突っ走る☆☆大会記録を塗り替える、そして自己記録2°08′20″を大きく塗り替える『2°07′22″』でゴールテープを切る☆☆そしてそして日本人トップは昨年3位の入船でもなかった大阪世界陸上7位の諏訪でもなかった!!誰もが予想だにしなかった無名の新星・藤原新が2°08′38″でゴール!!☆☆ほぼ北京当確を手中にした☆☆ばんざ~~い

3位に2°08′57″ギタヒが→4位に日本人2位2°09′16″で諏訪が入る→5位に日本人3位2°09′38″で入船が滑りこんだ→6位に梅木が2°10′59″と健闘した・・・11位になんとあの現役引退を知らない男・実井謙二郎が2°13′ぐらいで入っただろうか、優勝候補だったヤクルトのジェンガは2°14′12″で13位ぐらいに終わった・・・

優勝者ロスリンに河野衆議院議長から月桂冠が、石原都知事から金メダルが贈呈された、特別協賛社・東京メトロから立派な東京メトロ杯のトロフィーが贈られた☆☆あともう一つ男子選考レースとなる3月2日のびわ湖毎日マラソンだけが残されたことになる・・・

表彰式が行われている頃、東国原英夫宮崎県知事は雷門30キロ附近を走っているのが映像でチラッと流れた・・・(-_-)zzz

コメント (1)
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