― あすは名古屋場所の初日ということで、玉椿委員に場所の見どころなどをうかがいます。
(玉椿) 「おう、よろしく」
― さっき大太刀関の記事がアップされてましたね。今場所は無事に出場できそうでよかったです。
(玉椿) 「記事をアップするのはギリギリになっちまったけどさ、インタビューの回答は木曜日に届いてたんだよ。木曜日に金精山、金曜日に毛呂乃のぶんを予約投稿してたんで、土曜日に回すことにしたよ」
― 記事のスケジュール計算を間違えましたね。
(玉椿) 「まあ、計算通りにはいかんよな」
― 大太刀関の調子は悪くなさそうですね。優勝争いにもからんでくるんじゃないですか?
(玉椿) 「ライブの準備が忙しいみたいだから、それとの両立ができるかがポイントだろうね」
― 2場所ぶりの出場ということで、大太刀関に期待することはございますか?
(玉椿) 「まあ、毎日こまめに報告をもらえるとありがたいね。かれはいつも報告文をいっぱい書いてくれててさ、それはそれでありがたいんだが、たぶんあのペースは長続きしないよ。もうちょっとうまく手を抜いて長続きするやり方をみつけてほしいんだよね」
― なるほど。
(玉椿) 「まあ、あんまり短すぎても記事が書けなくて困るから、ある程度の分量はほしいけどね」
― さて、優勝争いは毛呂乃関、金精山関、大太刀関の三つ巴になりそうですが、玉椿関から見て優勝候補の本命はどなたでしょう?
(玉椿) 「金精山……かなあ? かれは暑さを苦にしないからね」
― 金精山関、夏に強いイメージはありますけど、直近三年間の成績は3勝0敗12休→12勝3敗→12勝3敗。そこまで圧倒的でもないような数字ですよ。
(玉椿) 「いやいや、夏はほかの力士がもっと調子を落とすんだよ。酷暑の中を12勝3敗で乗り切れたら優勝候補の一番手だ」
― 毛呂乃関はどうでしょう? 惰性で乗り切りたいというコメントもありましたが。
(玉椿) 「毛呂乃の場合、本気を出すと空回りして負けちまうからな。平常心で戦いたいってことだろ」
― 平常心って難しいんですね。
(玉椿) 「とくに毛呂乃の場合は、他人よりちんぽが大きいから、煩悩を抑えるのも大変なんだよ」
― 残りのお二人、玉椿関と播潟さんについてもコメントを。
(玉椿) 「わしも播潟も、勝ち越しがノルマだね」
― 勝ち越しですか。ふたりとも暑いの苦手だと思うんですが、大きく出ましたね。
(玉椿) 「いくら暑くてもそれくらいは勝たんと」
― なるほど。がんばってほしいですね.
(玉椿) 「最大の敵は暑さだからね。いつも以上に体調管理がポイントになる場所だよ」