― 先場所から巨砲さんと連絡がつかないそうですね。
(玉椿) 「そうなんだよねえ。メール出してもそのまま戻ってきちまう。入門時に教えてもらったメールアドレスしか連絡先がわからんから、連絡のとりようがない」
― 元気かどうかもわからない。
(玉椿) 「うん、まったくわからん」
― このまま連絡がつかなかったらどうなるんですか?
(玉椿) 「公傷扱いにできる理由もないから、全休すればそのまま番付が下がるし、序ノ口に落ちた状態で全休すれば番付から名前が消える。番付から名前が消えたらそこで引退ってことになるな」
― 何場所くらい番付に残りそうですか?
(玉椿) 「この七月場所で三段目だろ。九月場所に序二段になって、十一月場所で序ノ口、そこで全休すれば一月の番付には名前がなくなるかもね。番付運によっては落ち幅がかわるのかもしれんけど」
― とりあえず年内に連絡がつけばいいですね。
(玉椿) 「元気だといいな」
― あと、大太刀関からもまだ連絡がないとか。
(玉椿) 「大太刀のほうはそのうち連絡がくるんじゃないかな。いつもインタビューの回答とか場所前ギリギリだし、そんなに心配はしてないよ」
― 先場所は事件に巻き込まれたので休場するとか言ってましたよ。解決したんですかね?
(玉椿) 「どうだろうな? 裁判とかになるような話なら長引くかもしれんしな」
ー 心配ですね。
(玉椿) 「そこまで心配してないよ。わしが心配したところで事件が解決するわけでもないしな。忙しいときは休めばいいし、余裕がでたら戻ってくればいいんだし。大太刀は幕内だから番付から名前が消えるまで1年くらいは時間もあるしな」
― そういう冷たい言い方しないで、すこしは心配してあげてくださいよ。
(玉椿) 「かれも忙しいんだろ。そんなに心配したってしょうがないよ」