【幕内】
-理事長 毛呂乃
-東大関 金精山
-西大関 玉椿
【三段目】
↑西10 播潟
△西89 明烏
【序ノ口】
↑東1 巨砲
(-:地位変動なし △:昇進 ▼:陥落 ↑:枚数上昇 ↓:枚数下降)
ー いよいよ番付発表ですね。盛り上げていきましょう。
(玉椿) 「このまえ春場所が終わったばかりで、もう夏場所かよ。休んだ気がしねえよ」
― 蒼狼さんが番付から消えて、6名になりました。
(玉椿) 「まあ蒼狼は1年くらい出場してなかったからな。実質的には先場所と変わりなしだ」
ー 注目の巨砲さんは東序ノ口筆頭です。半枚の差で惜しくも序二段昇進を逃しました。
(玉椿) 「上り幅の多い少ないは番付運ってやつだな。でもまあ、先場所は3勝どまりだろ。負け越してるんだから、番付が上がってるだけでもラッキーと思わなくちゃいかんよ。今場所はまず皆勤をめざしてほしいね」
― 明烏さんは4年ぶりの三段目復帰ですね。
(玉椿) 「今場所は大事な場所だよ。ここで勝ち越せばしばらくは三段目の地位が維持できそうだし、負け越したらすぐに序二段転落しそうだ。勝ち越しめざしてがんばってほしいね」
― 播潟さんは三段目の10枚目。幕下復帰にむけて、いい位置につけました。
(玉椿) 「10枚目以内なら4勝すれば幕下昇進が濃厚なんだっけ? かれもここで勝ち越すのと負け越すのとでは大違いだ。まさに正念場だね」
― さいごに大関・金精山関は優勝すれば横綱昇進が確実です。
(玉椿) 「こういうチャンスは力士人生のなかでもそう何度もめぐってくるものじゃないから、チャンスをしっかりつかんでほしいね」
― 意外に見どころは多そうです。盛り上がるといいですね。
(玉椿) 「ああそうだな」