ー きょう4月29日は玉椿関のお誕生日だそうですね。おめでとうございます。
（玉椿） 「ああ、ありがとう」
― おいくつになられましたか？
（玉椿） 「45だよ」
― あらら、四捨五入したら五十ですか。やっぱり衰えを感じることってありますか？
（玉椿） 「眠るのが下手になってるね。どうも眠りが浅くなってるみたいでさ、どのタイミングで起きればいいかわからんのだよ。若いころは目が覚めた瞬間に布団から出ればよかったんだけど、さいきんはうつらうつらしてる時間が長くて、なんとなく睡眠不足感が抜けない。熟睡できていないのかもしれん」
― でも、五月は暑くもなく寒くもなく、けっこう戦いやすいんじゃないですか？
（玉椿） 「うーん、気候はいいんだけどさ、五月も夜勤仕事になるかもしれんのだよねえ」
― それはまずいですね。勝てないんじゃないですか。
（玉椿） 「やばいね。七月も夜勤だから、二場所連続負け越したら大関から陥落しちまう」
― さいきんはどんな生活をしていらっしゃるんですか？
（玉椿） 「めずらしくいっぱい労働したよ。4月は休日が5日しかなかった。まあ昼間の勤務だし、体力的にもらくな仕事ではあったから、そこまでつらくはなかったけどな」
― なんでそんなに働いてるんですか？
（玉椿） 「アパートから立ち退きを求められてて、引っ越し代を稼がなくちゃいかん」
― ふつう立退料とかでるんじゃないですか？
（玉椿） 「どうもオーナーが出し渋ってる雰囲気でな。立退料をいくらだすんだ？ってきいても、ぜんぜん返答がない。管理会社を通じて話し合ってるせいもあって、ぜんぜん話がすすまん。こっちとしては常識的な引っ越し代くらいの金額がでればべつに文句はなかったんだが、ああいう態度をとられると腹がたつな。こうなったら、立退料の折り合いがつくまでは引っ越しを拒否しつづけてやる」
― いっぱいでるといいですね。
（玉椿） 「まったくだよ」
― ないごに夏場所の抱負をお願いします。
（玉椿） 「とりあえず、更新に穴をあけないのが目標だな。自分の勝ち負けは二の次だ。そのためにも力士のみなさんにはこまめに結果報告をしてもらえると、非常にありがたい」
― まあがんばってください。
