毛呂乃と金精山が十四日目まで12勝2敗で並走、大相撲の優勝ラインが13勝2敗で確定、という状況でむかえた春場所千秋楽。なんと毛呂乃と金精山がそろって敗れて12勝3敗に終わり、大相撲の優勝ラインを下回ってしまい、春場所の優勝者は該当なしということになりました。
<インタビュー>
ー せっかく優勝インタビューの枠をとって、どっちに転んでもいいように質問を二人分準備してたのに、無駄になってしまいました。毛呂乃関と金精山関は負けた直後で話しかけづらいので、玉椿関にお話をうかがいます。
(玉椿) 「え? わし?」
ー 今場所を振り返っていかがでしょう?
(玉椿) 「あー、夜勤があったからそれなりに苦しかったけどね、勝ち越せてよかったよ」
― コロナウイルスの影響というのはありましたか?
(玉椿) 「まあ、毛呂乃ほど直接的に苦しんだわけじゃないけどさ。しいていえばジムが閉鎖されちまって運動不足になるのがきつかったね。運動してないと体重も増えやすくなるし、どうしても眠りが浅くなるよね」
― ご自身の十五日間を振り返って印象に残った相撲は?
(玉椿) 「七日目だったかな? 職場の休憩室で1回だけ勝てたんだよね。あそこで勝てて気分的にも星勘定的にもちょっと楽になったな」
― ほかの力士の印象もうかがいましょうか? まずは毛呂乃関はどうでした?
(玉椿) 「無観客で露出禁止と外出しの自粛だっけ? なんか楽しそうに制限プレイをしてたね。やつは強すぎるから、あれくらいのハンディがあったほうが盛り上がるかもしれんね」
― 金精山関は?
(玉椿) 「なんとなくやりづらそうにしてたよね。プレイスタイルからしたら無観客も外出禁止もあんまり影響なさそうに見えるんだけど、やっぱり他人に見られてるほうが興奮するんだろうね」
― さいごにファンのみなさまに一言お願いします。
(玉椿) 「コロナ騒ぎはいつ収束するのか先が見えないけど、がんばりましょう。引きこもり生活の退屈しのぎにまらずもうをぜひ」
― 8勝7敗でギリギリ勝ち越しの玉椿関のお話をうかがいました。ありがとうございました。
(玉椿) 「あでゅー」