先日、地面にまらを挿入して抜けなくなってしまった毛呂乃理事長。きのうはまらを引っこ抜く作業が難航して大掛かりな土木工事となってしまい、原稿を考える余裕がない、と玉椿理事に挨拶を丸投げ。玉椿理事は「えー、またかよ。なんでもわしに丸投げしやがって。いい加減にしろよ」とぷりぷり怒りながらも土俵へ上がり、ご挨拶。
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えー。千秋楽にあたり、日本まらずもう協会より謹んでご挨拶申し上げます。本日ここに、無事千秋楽を迎えることができました。これもみなさまの暖かいご声援の賜物であり、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。
令和という新しい時代を迎えて最初の場所、力士一同は慢性的力士不足という逆風のなか、懸命にまらずもうに取り組んでまいりました。五月だというのに真夏のような暑さですが、暑さで体調を崩すこともなくここまで無事に千秋楽を迎えることができました。これもひとえにファンのみなさまのご声援のたまものであります。ありがとうございました。
ちなみに、まらずもうは平成21年七月場所にスタートして、本日でちょうど60場所、丸10年ということになります。よく10年もつづいたな、というのが率直な感想であります。盛り上がったり、人気が下火になったり、いろいろなことがありましたが、とにかく10年つづいたことについては、自分で自分をほめてもよいのではないかと思っております。
七月場所は十周年記念の場所となります。この機会にファンのみなさまにもぜひまらずもうに入門していただき、いっしょに十周年を盛り上げていただければ、これに勝る喜びはありません。まらずもうへの暖かいご声援、ご入門をお願い申し上げ、千秋楽のご挨拶といたします。
令和元年五月二十六日 日本まらずもう協会理事 玉椿万児郎