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横綱・家満が今場所限りで引退

2014-02-27 04:23:00 | まらずもうニュース

 横綱・家満が春場所かぎりでの引退を発表した。本人のコメントによるとお母様の病状が思わしくなく、「介護に専念したい」とのこと。連絡をうけた玉椿理事も「事情が事情だけに残念だけど仕方ないね。納得のいくような看病をしてほしいね」と慰留はしない方針で、この春場所が「勃起サイボーグ」としてまらずもう界を恐怖に陥れた家満の最後の勇姿を見る機会となる。

 

・家満関からのコメント

お世話になっております。
相変わらず介護の生活なのですが、おそらく母親が存命中の最後の場所になるので、精神的に辛い状況ですが参加させていただきます。
そしてこの場所をもって引退させて頂こうと思っております。
横綱になってから、全然取り組みをしていないのですが、現在の自分の精神状態を考えると、続けていけると思えません。
長期休暇頂けたら良いのですが、横綱という手前それはできないと思いますので、引退と考えております。

 

__________

- 今場所限りでの引退を発表されました家満関にお話をうかがいます。よろしくお願いいたします。

(家満) 「どうぞよろしくお願いします。」


- まずは引退の理由をお聞かせください。

(家満) 「勃起サイボーグとまで言われた私を産んでくれた母親の介護に専念し、最後の一瞬まで一緒に過ごしたいからです。母親は医者から余命宣告もされ、もう長くありません。母親が産み、そして健康に育ててきてくれたからこそ、私があります。そしてその勝利報告はいの一番に母親に伝えたい。そんな母親がいないければ先の私の取り組みは空虚なものになってしまうことしか考えられません。中身のないまら相撲をとっていては、応援してくださった皆様に申し訳がたたないので、引退を決意しました。」


- お母様の介護のために引退とのこと。この苦しい時期にあえて出場を決意なさった理由をお聞かせください。

(家満) 「私はこんなにも立派になりましたよ、だから安心してください。と言葉ではなく姿で現したいからです。母親も私が戦うことを望んでいます。」


- まらずもう力士として3年あまり過ごされてきたわけですが、最も印象に残っている出来事はなんだったか、お聞かせください。

(家満) 「3年あまりですか・・・長かったように思えましたが、意外と短かったんですね。
いろいろと振り返りましたが、やはり24年の九州場所で技能賞が取れたことが嬉しかったですね。相撲内容が格段によくなったと評価されたことが何よりまら相撲をとっていて嬉しく思いました。」


- 現役生活最後の場所、どのような相撲を取りたいと思っていらっしゃいますか?

(家満) 「全力をつくす、ただそれだけです。決して精神状態はよくないので、苦戦することは必死です。しかし言い訳はしない。とにかく自分のありのままを出し、そして勝ちたい。どん欲のとにかく勝ちたい。ただそれだけです。」


- 悔いの残らない力のこもった相撲を期待しております。横綱・家満関にお話をうかがいました。ありがとうございました。 

(家満) 「ありがとうございました。」

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