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殊勲賞:家満 受賞インタビュー

2011-12-05 07:51:32 | 力士にきく

 

 きょうは殊勲賞の家満関にお話をうかがいました。

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― 殊勲賞を受賞された家満関にお話をうかがいます。まずは殊勲賞を受賞されたいまのお気持ちをお聞かせください。

(家満) 「ありがとうございます。日頃の稽古の結果が出ているのだと思います。」

 

― 新入幕の家満関、幕内での戦いは周囲の注目度も高く、協会の看板としての責任など、さまざまな重圧がのしかかってくるわけですが、実際に戦ってみていかがでしたか?

(家満) 「特に前場所と変わりませんでしたね。多少苦戦した日も有りましたが、それも寒さや疲れなどからくるもので、プレッシャーではありませんでした。」

 

― 千秋楽で勝って54連勝。これで元横綱・千代の富士のもつ昭和以降の大相撲で歴代3位の連勝記録を抜いたということになりますが、この記録について、あるいは千代の富士についてはどのような印象をお持ちでしょうか?」

(家満) 「千代の富士関の記録を抜いていたんですね。それは知りませんでした。すごく強い力士だったと印象を持っています。あのような誰からも強いと思われる力士になりたいですね。」

 

― さて、全勝で迎えた千秋楽、優勝決定戦をボイコットなさったことが物議をかもしておりますが、決定戦をボイコットすることに決めた理由をお聞かせねがえますか?

(家満) 「気がついたら優勝決定戦が終わってました。全勝したら優勝だと思っていました。失敗しましたね。勝っただけじゃ優勝できないんですね。次からは気をつけます。」

 

― 家満関の相撲ぶりを拝見しますと、54連勝中という圧倒的な強さと、取組後のインタビューやコメントでの無愛想さ、そして決定戦ボイコットなどいままでの慣習やルールをあまり気になさらないような言動から、大相撲の元横綱・朝青龍と比較されることが多いようです。やはり朝青龍のようなヒールとしてのイメージを目指しているということなのでしょうか?

(家満) 「朝青龍関も強い力士でしたね。朝青龍関のような力士を目指しているわけではありませんが、強い力士を目指しています。」

 

― では、今後、どのような力士をめざすのか、来場所以降の目標をお聞かせください。 

(家満) 「こいつは強い、と思われる力士になりたいですね。」

 

― 殊勲賞の家満関にお話をうかがいました、どうもありがとうございました。

(家満) 「ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」

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 場所中には度重なる遅刻、千秋楽の決定戦ボイコットなど、各方面から強い批判をあび、インタビューでも厳しい質問をぶつけられた家満関でしたが、悪びれる様子もなく、堂々とインタビューに回答。インタビューの場に同席きた玉椿広報部長は「あれだけきついことを言われても、平然としてるんだから、よほど精神力が強いんだねえ」と感心半分、あきれ半分といった表情。

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