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秋場所を振り返って~十両以下~

2010-10-01 09:39:29 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析
【十両】
 十両の土俵では先場所の新十両、中国公演を成功させ凱旋帰国の朝乃立が、初日から先走りに先走り12勝3敗の好成績。中国美女を虜にした速攻相撲に磨きがかかり、幕下付け出しから所要4場所、あこがれの大相撲大関・武双山らに並ぶ歴代1位タイでの入幕を決定づけた。場所終盤、「休場したい」とモチベーションの低下を見せ心配されたが最後まで場所を務め、来場所は前頭十枚目前半か。下に何枚か余裕があるはずなので、十両落ちを恐れず大暴れしてほしい。もう一人の十両・明烏も3場所ぶりの勝ち越しで復調の気配。来場所は十両筆頭近辺に上がることが予想され、再入幕が狙える。


【幕下以下の土俵から】
 場所前から話題になったのは幕下の優勝争い。最年少25歳の摩羅の川と最年長50歳の汚痔の山の優勝争い、しかも同期生対決とあって、今場所は幕下の土俵から沸いていた。特に汚痔の山は19連勝中、連勝をどこまで伸ばすかも期待されていた。両者は期待にたがわず熱戦を展開、ともにストレートで勝ち越しを決め、終盤戦に突入したが、汚痔の山が5番相撲でまさかの黒星。連勝も23でストップ。「ワレイマダモッコリタリエズ」と語った汚痔の山だったが、それにしても23連勝は立派。大相撲の大記録、双葉山の「69」のちょうど3分の1である。ちなみにまらずもうの歴代連勝記録では汚痔の山が1位、2位は大関雲虎の18である。汚痔の山の脱落で幕下優勝は摩羅の川の手に。決定戦になった場合汚痔の山有利かという見方が大勢を占めており、決定戦なしですんなり優勝できたのは摩羅の川にとっては幸運だったと言えよう。そんな摩羅の川だが、序ノ口デビュー以来、序二段を除く各段で全勝優勝、所要5場所、大相撲を含め史上最速で十両昇進を決めた逸材。いままではその素質と若さゆえに勢いまかせ・力任せの雑な相撲が目立ったが、幕下上位で相撲を取った今場所の経験から、勢いだけには限界を感じ、技術面も研鑽する必要性を感じたとのこと。まらすもうはここまで、十両優勝だけが出ていない。まらずもう史上初の十両優勝が、彼に課せられた使命と言えるだろう。来場所の十両を決めた力士はもう一人、東筆頭の月乃猫。正々堂々とした取り口が魅力の本格派だが、今場所は4勝1敗と早々と勝ち越し、あっさりと関取の座をを手にした。みひろ一辺倒の稽古から、範田紗々も稽古相手に加えるなど、相撲の幅を広げた効果が表れたのだろう。終盤連敗して今場所も4勝3敗に終わってしまったのは反省材料だが、幕下付け出し以来、大勝ちはないかわりに負け越しもなし。この安定感は評価できる。また、15枚目の飛埒王も序盤戦は優勝争いに絡む健闘。千秋楽、勝ち越しをかけた一番でパルプンテ勃起のあおりをうけたのは不運だった。

 三段目では脱走名人玉太田が部屋に戻って相撲をとるや2連勝、周囲を期待させたが再脱走。終盤復帰するも今度は2連敗。来場所は再び番付を落とすが、四股名の「玉」は抜かれずに済みそうだ。
 序二段ではなんといっても池男王子。ラブリーな彼女効果か、はたまたコスプレ効果か、初日から破竹の6連勝、入門1年にして初優勝に王手をかける大活躍。優勝を賭けた千秋楽これまたパルプンテ勃起の直撃で黒星となってしまったが、自身初の三段目昇進は確実。女性ファン獲得が期待できる唯一の力士だけに、これからもどんどん活躍して女性を夢中にさせてほしい。
 序ノ口では今場所デビューの両玉国が土俵に上がったが、まったく力が入らず連敗。「まらずもうを甘く考えていた」と休場のやむなきに至ったが、体調を整えて来場所再挑戦を期していると聞く。まらともども一回り大きくなって帰ってきてほしい。
コメント
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