まらずもうブログ

日本まらずもう協会公式ブログ

初場所番付発表

2009-12-21 16:47:54 | 協会からのおしらせ
平成22年まらずもう初場所・新番付速報

初場所の新番付が発表されました。


△前頭 西14枚目  ほしの山【ほしのやま】(山形)
☆前頭16枚目格付出 雲虎【うんこ】(埼玉)
☆幕下15枚目格付出 玉太田【たまおおた】(神奈川)
△序の口 東16枚目 池男王子【いけめんおうじ】(北海道)
☆序の口 東29枚目 摩羅の川【まらのかわ】(沖縄)

(☆:新弟子△:番付上昇▼:番付下降)

新年にふさわしく、全員が自己最高位というおめでたい番付となりました。
ほしの山は今場所も番付運のよさを発揮して再入幕、下に2枚残して西14枚目。池男王子は先場所の31枚目から15枚上がり、東16枚目。
新弟子組では、摩羅の川が序の口最下位から、玉太田が幕下15枚目格付け出し、そして最後の大物、雲虎が幕内最下位格付け出しでデビューします。このブログでまだお伝えしていなかった雲虎については、いずれ特集を組んで紹介する予定です。

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平成22年初場所番付表

2009-12-21 14:34:33 | 番付表
備考:序ノ口西29 神奈川 汚痔の山菊介 場所中途中参加
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まらずもう物知り帳(10)まらずもう精神とは(下)

2009-12-21 08:36:40 | まらずもう物知り帳
【まらずもう物知り帳(10) まらずもう精神とは(下)】

 何かと非難の多いほしの山。その非難をもっとも集めたのが今回ご紹介する取組です。

ケース3・就寝前のアダルトビデオ観賞

 11日目を終えて6勝5敗となり、勝ち越しと再入幕がちらついたほしの山は、あろうことか就寝前にアダルトビデオを30分観賞してから土俵入り、という挙に出ました。それも2晩続けてです。そのおかげで2連勝、勝ち越しを決めたのですが、これにはさすがに苦情が殺到しました。
「見苦しい」
「そこまでやるか」
など。もちろんルール上問題はないのですが、このような姿勢はまらずもうの神様に対する冒涜ではないか、神のお告げを操作するようなことをしていいのか、という批判が噴出したのです。
 大相撲の力士も、立ち合いの変化からの叩き込みであっさり勝ちを収めると、非難を浴びることがあります。その際、変化して勝った力士は、仮に最初から作戦として変化を決めていた場合でも、きまり悪さからか、「最初から考えていたわけではない。相手が低かったこともあり、とっさにやってしまった」などとコメントすることが多いようです。それに対しほしの山は、この相撲について「前々からここ一番ではやろうと思っていた」とあっさりと認め、さらに反感を買ったのでした。ただ、見方によれば、やってしまった以上は言い訳をせず、「やろうと思っていた」とまで認める方が潔い、という見方もあるでしょう。この点は意見の分かれるところですが、あくまで「やってしまった以上は」という状況の下で、意見が分かれるということであって、やらないにこしたことはないことは言うまでもありません。
 ただ、このようなほしの山の変化技に対しても、
「なりふりかまわず懸命に白星をもぎ取りに行く姿に感動した。ほめ言葉として『そこまでやるか』と思った」
という声も寄せられました。確かに、スポーツとしてみれば、そのような見方もできるでしょう。まらずもうは、決して協会や力士のためだけに存在するわけではありません。勝敗の判定まで力士にゆだねられるというまらずもうは、その力士に関する評価ももろんファンの皆様一人一人にお任せします。力士たちは伝統的に「まらずもう精神」を追求していますが、「まらずもう精神」も時代とともに変化していくものでしょうし、協会も一つの見方を強制するつもりはありません。力士がまらずもう精神を練磨するのはもちろんですが、ファンの皆様も、その時代に応じた「まらずもう精神」とは何かを形作っていくことになるのです。

 3回にわたって、「まらずもう精神とは」というテーマでお話してきましたが、「そもそもまらずもう精神とはこういうものである」という結論は、簡単に出せるようなものではないのです。まらずもう精神について説明したのではなく、まらずもう精神とは何かを考えるきっかけとなる事例を紹介した、ということだとご理解いただければ幸いです。
 勝敗まで力士自身にゆだねられているまらずもうでは、様々な局面で精神性を試される機会が訪れ、そこで力士たちは自身のまらずもう精神を磨いていくのです。このようにまらずもうは、精神修養の場としても、非常に効果的な競技です。
 また近年では、相撲を始めようとする子供たちが、廻し姿を恥ずかしがってしまって二の足を踏む、ということもあるようですが、まらずもうでも、現代人は取組結果をネットに公開することを恥ずかしがる、という傾向があり、それがまらずもう人口の増加を妨げているようです。しかし「恥を恥とも思わない強靭な精神力」、あるいは「自らの恥をあえてさらそうとするサービス精神」こそが、息詰まるような日常を送る現代人の生活に風穴をあけるものではないでしょうか。精神修養の場としても、ぜひともまらずもうを活用してみてはいかがでしょうか。


   ○●○●○新弟子募集中!!○●○●○

入門希望、お問い合わせは日本まらずもう協会事務局

      ohnomatsu@mail.goo.ne.jp
まで。

    ●○●○本日番付発表!!○●○●

本日夕方、当ブログにて速報予定!!
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