ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

ズボンの裾上げ

2012-07-25 12:33:00 | 日記

近年、ズボンを新調するのが憂鬱だ。

週の大半はスーツなので、こちらは問題ない。困るのはプライベートで着るズボンなのだ。あまりジーンズを好まず、綿布のチノパンが好きだ。流行なんぞ、まったく考えず、学生時代と相変わらぬスタイルを貫いている。

ボタンダウンのシャツとチノパン。あるいはポロシャツとチノパン。この組み合わせだけで数十年生きている。後は季節に合わせて上着をどう着るか、だけの問題でお洒落を済ませている。お洒落というには、あまりに怠惰だとは思うが、別に困ることはない。

ただ、社会人として働き出してみると、運動をしない分だけ確実に太る。太って何が困るかといえば、それはズボンだ。少しきついだけならいいが、胴回りが入らない事態には、真剣に悩まざる得ない。

やはりズボンだけは、数年に一度新調せざるえないのだ。いざ、お店に出向いて、適当にズボンを決めて試着室へ。そこで店員さんにお願いして、すそ上げをしてもらうのだが、これが困る。

なぜだか知らぬが、揃いもそろって店員さんたちは、ズボンの丈を踵が隠れるギリギリのポイントにしたがるのだ。ベルトをしっかりと締めていれば問題はない。しかし、ちょっとベルトを緩めていると、気が付かぬうちにズボンの裾が地面にこすれている。

履いている時は気が付かないが、脱いでみるとズボンの裾がこすれたせいで切れているのだ。しかもボロボロに切れているから、ことさらみっともない。

いくら外見に無頓着な私でも、裾がボロボロのズボンを履いているのは楽しくない。暇があれば、自分で勝手に裾を折って縫いこんでしまうのだが、最近は多忙でそこまで手間暇かける気になれない。

仕方ないので、ズボンを新調するが、その際店員さんと必ず裾上げの場所で揉めることとなる。別に踵が隠れなくてもいいじゃないかと思うが、妙にこだわる店員さんが多くて閉口する。それでも、ずうずうしくお願いして、踵ギリギリは避けるようにしている。

別に踵のくるぶしが覗いたって、靴下履いているのだから良いように思うが、どうも店員さんたちからは評判は良くない。なんでだろう?

私は気に入った衣服は長年使い続ける。単に無精なだけかもしれないが、単なる安さよりも、長く安心して着られる方が望ましいと思っている。だから流行だとか、ファッションだとかは気にせず、好き勝手している。

このくらいの自由、認めろとは言わないが、ほっておいて欲しいものだ。

コメント (6)
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