曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

かなりいい加減なGooglePlay開発者サービス対処法

2014-11-22 20:36:17 | デジタル関係
XPERIA ZにAndroid 4.4 KitKatが降りてきてから数日後。妙にバッテリーの減りが速いと思って確認すると、「GooglePlay開発者サービス」が電力消費の上位に来ていた。見るたびに「スリープしない」時間が伸びていく。

どうやらXPERIA ZとKitKatの組み合わせでインストールされるバージョン4.4.52のGooglePlay開発者サービスにバグがあるらしい。ソニーモバイルの発表によれば、根本的な解決はGooglePlay開発者サービスの改良しかないとか。

とりあえず、「インタレストベース広告のオプトアウト」にチェックを入れ、「データのバックアップ」のチェックを外し、「Androidデバイスマネージャー」もチェックを外したが、症状は改善せず。

最後の手段。アップデートを削除で前のバージョンに戻した。すると、広告を表示するアプリ、特に「Jota+」が動かなくなった。動かないと困るので、言われたとおりに新しいバージョンを入れ直した。

すると、「電池使用量」の一覧から「GooglePlay開発者サービス」が消えた。消費上位にいる「Googleサービス」の中にその名前が見えるが、電力消費のペースは普通に戻った。ような気がした。

それからしばらくして、「GooglePlay開発者サービス」が6.1.83にバージョンアップした。当然電池消費の件は修正されているであろう。というか、電力消費の修正のためのバージョンアップに違いない。

しかし、バージョンアップした翌日から、またヤツが暴れだした。残り65パーセントのはずが53しかない、みたいな日が続いた。イングレスのせいで、いずれにしろ午後2時頃に充電はするのだが、ブラウジング中とかにみるみる減っていくのは気分がいいものではない。

位置情報をオンにするとき、「次回からは確認しない」にチェックを入れるとヤツが暴走しやすいのではないか、と当時の僕は思っていて、このときうっかりそれをやってしまっていた。

それも含めてリセットすべく、またアップデートを削除した。工場出荷時に戻すと言われるが、KitKatのXPERIA Zの場合はKitKat化直後の4.4.52になる。

それではまたJota+が動かない(最新版じゃないとダメらしい)ので再バージョンアップ。今度もこれで落ち着いた。

ちなみにJota+は長年日記を書くのに重宝しており、広告の出ないPRO版を買おうと思っていたのだが、無料版のほうが削除してしまった最新のGooglePlay開発者サービスを最新に戻すのに便利なため、買えないでいる。

そうやって落ち着いてたのだが、どうも動きが遅く感じてきて再起動をかけたら、またヤツが電池をモリモリ食い始めた。スリープ中のグラフが微妙に下がっている。しばらくそのまま使っていたが、落ち着きそうもないので、またアップデートを削除して現在に至る。

ちなみに、オプトアウトやバックアップ、デバイスマネージャーの設定は常に動きを止める方向で固定だ。削除しても再バージョンアップしても、そのへんの設定は動かないのでそのままにしてある。


悪名高いGooglePlay開発者サービスの4.4.52。


一気にバージョン6になったので期待したのだが…。


スリープ中にも斜めに下がっている。

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Cinamaticの新エフェクト「Scott」を適当に分析してみた

2014-11-19 23:58:00 | カメラ
Cinamatic(Hipstamaticのヒプスタ社の正方形動画アプリ)に、新しいエフェクト「Scott」が追加された。最初は無料だったらしいが、僕が気付いたときはすでに有料になっていた。仕方ないので100円払って追加した。

Cinamaticのエフェクトは、ダウンロードページでサンプル動画を見ることができる。サンプル動画はどれもお洒落で、見ていると必ず欲しくなる。さすがHipstamaticを作った会社である。

Scottのサンプルは、特に気に入った。映画のフィルムのような瑞々しい空気感がある。これは動画にしておくのは勿体ない。この質感をHipstamaticに取り入れてくれ。

HipstamaticでScott風の写真を撮れないかと色々試してみたのだが、決定的な組み合わせは見つかっていない。Burkeが近いと思うのだが、夕方の赤っぽい光など、被写体の状態によっては全然違う絵になることもある。

Scottの絵はノーエフェクト写真(動画)とどう違うのか。根本的なところをサンプル動画から分析してみた。Scottのエフェクトを調べるというより、Scottのサンプルの雰囲気の秘密を探るという感じだが。

まず、Scottのサンプル動画の画像をお見せする。スクリーンショットではなく、ニコンD7100で撮影したものをPhotoshopでリサイズ、自動コントラストをかけたものである。







ちなみに、Scottは色あいだけでなく、Cinamatic得意のへんなマークも入る。入る確率は低く、10回撮影したら1回はいるかな、という程度。



で、Scottのエフェクトは具体的にどう色が変わっているのかを調べた。まず標準のカメラで動画を撮り、それをCinamaticに読み込んでScottのエフェクトをかけて保存。エフェクト度はデフォルトの7である。標準動画とScott動画をPCで再生し、スクリーンショットを撮って比較した。


標準カメラ


標準カメラ


Scott


Scott

まず、標準動画の精細さに驚く(笑)。iPod touchといえども、一応HD風のアスペクト比だし、カメラの性能をめいっぱい使ってきれいな動画を撮っているようだ。それに比べてScottは色あい以前に解像度が落とされ、ディティールがかなり失われている。Hipstamaticがトイカメラだったことを思い出させる絵である。Cinamaticもトイカメラ的だ。

色あいのほうは、機械的に調べてみた。それぞれ2枚目の画像で、左上の濃い青空と、右下の淡い空から同じっぽい箇所をスポイトで拾ってRGB値を調べてみた。

左上の濃い青空

標準カメラ
R79 G140 B224

Scott
R50 G154 B212


右下の淡い青空

標準カメラ
R142 G207 B255


Scott
R120 G226 B231


かなり適当なテストだが、何となくの傾向はつかめたような気がする。普通の絵より、
Rを下げてGを上げ、Bをちょい下げ。
だと思う。まあ、試しに普通の写真の色あいをこのように変えても、単に緑っぽくなるだけなんで、ヒプスタマジックとでもいうべき何か絶妙な調整がされていると思うけど。

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シルバーイノベーター

2014-11-18 23:33:29 | 日記
ようやくAP二倍&アイテム三倍キャンペーンが終わり、落ち着くかなと思ったらローソンとコラボの発表。まだまだイングレスブームは拡大していきそうです。

で、なんの処理にもたついたのかわかりませんが、随分遅れてイノベーターメダルが配布されました。レベルアップ用のメダルとしてもカウントされてます。

メダルを表示させると、レベルを上げればイノベーターメダルの色もよくなるように見える。今回銅をもらった人も、レベル9になったら銀を貰えるんだとしたらガッカリだ。



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「軍師官兵衛」第46回「家康動く」の感想

2014-11-16 23:26:02 | 大河ドラマ
家康襲撃未遂事件を、あっさり狂言と見抜くチーム黒田。その間、如水は無言。家臣のほうが賢いんじゃね?

このドラマは前田利家が存在しない設定の世界なのかと思っていたが、突然利家登場。しかも全然イメージと違うし。深みのあるいい声してたけど。


しかし、如水は利家に会ったことがあるらしく、久しぶりとか言ってた。うーむ。

家康が、三成を翻弄とまでは行かないが、常時優位に立っている。如水はずっとやられっぱなしなのに。

戦で世の中が乱れることに激しい拒否反応を示す如水だが、ではどういう世の中がいいのかというと、よくわからない。ふさわしい者が治めるのがいいと言うが(北政所も)、この時代でそれを選ぶ方法は戦争しかない。平和的に選ぶ方法(例えば選挙)がないのに、現代人の感覚でハト派的な思想の持ち主として如水を描こうとするからおかしくなる。

だが、利家に「天下人にはなれません」と言ってみたり、突然家康に「狙いはなんじゃ」とタメ口で威嚇したのは良かった。僕の中の黒田如水のイメージ通りの表情だった。ようやく本来の怖さが出てきたという気がする。あと残り4回しかないけど。

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「MOZU Season 2」の感想

2014-11-13 23:53:52 | テレビ・映画
せっかくなのでSeason2まとめての適当な感想など。

Season1は、爆弾事件と新谷モズ事件という本来無関係な二本のラインが、ときどき絡み合いながら進んでいき、サルドニア大統領爆殺未遂事件で収束するという構造のドラマだった。

千尋が爆弾事件にどう絡んでいたのかは今ひとつはっきりしなかったが、グラークアルファ作戦の内容は一応判明して、黒幕の室井は新谷妹に殺された。

しかし、Season2では、いきなりグラークアルファ作戦の目的が違っていたことになった。ロシアの諜報員のボスであるイワン・タイラーの拘束が作戦の目的だった。しかも、イワン・タイラーは明星のお父さんだった。

倉木の目的は妻の真実を知ることでブレはないが、内容が拘束中の「空白の72時間」に何があったかに絞られた。彼は最後まで滑稽なほどこの72時間に執着したが、僕は途中から何故空白なのか、何と何の間が72時間なのか分からなくなってしまった。一応説明されたような気はするんだが。

Season2も国家規模の事件であるイワン・タイラーの事件と、ただの殺人鬼であるMOZU新谷兄弟は絡みようがないはずなのだが、兄がグルジブの過激派のメンバーでしたという強引かつ後付けっぽい設定によって無理やり関連させられた。ついでにグルジブという国名も苦しい。グルジアとモルジブを混ぜたんだろうが、ロシア語の語感じゃないよね。モルジブは南の島でイメージ全然違うし。

このように、Season2は新しい謎やストーリーに強引さとか後付け感がありすぎて、物語に対する興味とかはまったく持てなかった。

それでも最後まで見続けたのは、Season1を全部見て感想を書いた者としての義務感(なんだそれ)もあるが、映像の綺麗さとキャストの豪華さ、迫力のアクションシーンによる。Season2は1よりアクション減ったけど。

新谷妹の女装アクションがなくなったかわりに、東の「チャオ!」がほぼ毎回いろんなパターンで叫ばれたのも見る理由の一つだった。シリアスな強敵だったSeason1と違い、2の東は活動の目的が「面白くするため」になり、奇矯な言動、素っ頓狂な相槌ばかりで何を言ってるのかよくわからない笑わせ役になってしまった。

空白の72時間の秘密が一応判明し、倉木は当面の目標がないわけだが、なんと映画化されるらしい。長谷川博己と西島秀俊のファン以外に見に行く層が思い浮かばないんだが…。

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