曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「軍師官兵衛」第46回「家康動く」の感想

2014-11-16 23:26:02 | 大河ドラマ
家康襲撃未遂事件を、あっさり狂言と見抜くチーム黒田。その間、如水は無言。家臣のほうが賢いんじゃね?

このドラマは前田利家が存在しない設定の世界なのかと思っていたが、突然利家登場。しかも全然イメージと違うし。深みのあるいい声してたけど。


しかし、如水は利家に会ったことがあるらしく、久しぶりとか言ってた。うーむ。

家康が、三成を翻弄とまでは行かないが、常時優位に立っている。如水はずっとやられっぱなしなのに。

戦で世の中が乱れることに激しい拒否反応を示す如水だが、ではどういう世の中がいいのかというと、よくわからない。ふさわしい者が治めるのがいいと言うが(北政所も)、この時代でそれを選ぶ方法は戦争しかない。平和的に選ぶ方法(例えば選挙)がないのに、現代人の感覚でハト派的な思想の持ち主として如水を描こうとするからおかしくなる。

だが、利家に「天下人にはなれません」と言ってみたり、突然家康に「狙いはなんじゃ」とタメ口で威嚇したのは良かった。僕の中の黒田如水のイメージ通りの表情だった。ようやく本来の怖さが出てきたという気がする。あと残り4回しかないけど。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする