曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

iPod touch 5thでHipstamatic ~ Dalston HipstaPakの巻

2014-11-10 22:07:08 | カメラ
先日配信されたDalston HipstaPakの紹介です。

Benedictレンズのカラーリングがユニオンジャック。Hackneyフィルムもユニオンジャックとスコットランドヤードの警官。今回のテーマはイギリスだということがよくわかるデザインです。

最近、レンズとフィルムをその組み合わせにしないとうまくいかないような気がするパックが続いていましたが、今回のは個別にも使える感じ。

では公式の謳い文句の翻訳を。

Clarity with bokeh

Have a jolly old time shooting beautiful photos with this royal lens.

ボケ味を持つクラリティ

この王室のレンズで美しい写真を撮影陽気古い時間を持っている。



Borderless with accent

Get pinpoint focus with this bodacious borderless film.

アクセント付きボーダレス

この紛れもないボーダレスフィルムとピンポイントフォーカスを取得します。


Benedictレンズは、レトロな赤紫かぶりとゴースト・フレア状のノイズ。ピントよりかなり手前で被写界深度に入ってない物体のような光を乗せてボケと言ってるようですが、僕にはゴースト・フレアに見えます。これ、屋外の風景ならいいけど、屋内の単なる壁とかでも入るので変な感じ。

赤紫の色合いはHelga Vikingレンズのクセを強めた感じもします。Benedictレンズは単体でも普通に使える感じ。というか、下の比較写真を見てもらえばわかると思いますが、癖があり過ぎてフィルムがHackneyでなくてもBenedictレンズの特徴を楽しめる気がします。

Hackneyフィルムは、フチなしで青白方向に振ったクリアな画質。僕が最近狙っている色に近い。Blanko Freedom 13に代わる標準フィルムに成り得ますね。ちなみにHackneyはロンドンのハックニー特別区のことだと思われます。

作例の最初の2枚はBenedictレンズとHackneyフィルムの組み合わせ。





ここからは個別のテスト。BenedictレンズをBlanko Freedom 13フィルムと組み合わせた場合と、Hackneyフィルムと組み合わせた場合がほとんど変わらないことがよくわかると思います。


Lowy Lens/Blanko Freedom 13 Film


Benedict Lens/Blanko Freedom 13 Film


Benedict Lens/Hackney Film


Lowy Lens/Hackney Film

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「軍師官兵衛」第45回「秀吉の最期」の感想

2014-11-10 00:09:20 | 大河ドラマ
熊之助と太兵衛ジュニアが遭難。出発するところを目撃した糸さん、この時点ではお腹は普通に見えたが、「数ヶ月後」長政の娘を出産した。

長政も死んだと思っていたのに生きていたからという理由で、熊之助の死を受け入れない光さん。初孫キクちゃんが熊之助の生まれ変わりのような、でもそう思うと熊之助の死が確定してしまうような、微妙な空気が漂う中、如水帰国。彼の「死んだのだ!」の一喝で、ようやく熊之助の死亡が確定した。しかし、葬儀シーンなどはなし。

秀吉も死にかけていた。醍醐の花見を懐かしみながら秀頼のことを頼まれた家康と、その横顔を疑惑の眼差しで見つめる茶々。家康は自分たちを「家臣」と言ったのが意外だった。命令には従っていても臣下になったつもりはない、のかと思っていたが…。

伏せっている秀吉に会う如水。本能寺の変のとき「ご運が開けましたな」と言われなかったら天下取ってなかったかも。それはそれでいいが、如水が「先の先まで読んでいた」話は聞き飽きたね。そこまで凄く描けてないし。

「儂は間違っていたか」に「殿下は信長さまにこだわりすぎたのです」と答えたのは意味がわからなかった。朝鮮出兵は信長の影響が多少あると思うが、利休や秀次の粛清は信長っぽいけど信長の真似ではないでしょ。というか天下人になってから秀吉は信長の話ほとんどしてないじゃん。

秀吉は如水にも秀頼のことをを頼むが、ソフトに拒否られ。秀頼のために秀吉が無用な殺生を重ねてきたのが如水は気に食わないわけだが、それは言えない。相応しい器のものが治めるべきという、ちょっとずれた返答をするのだった。この時代の感覚では息子に継承させて政権を維持するのが世の中を平安に保つ一番楽な方法だし、如水もそう思っているはずなのだが(熊之助に「お前まで朝鮮に行ったら黒田家の男子がいなくなる」と言って世襲を肯定している)、如水が豊臣家の次世代をどう考えていたか、現代の大河ドラマとしてうまい解釈を思いつかなかった感がある。

その代わり、「おぬしの望んだような天下人になれなくてすまぬ」で両者それぞれ嗚咽するシーンは胸に迫るものがあった。竹中直人は涙が二筋の鼻水となって口の中に入るという熱演だった。

そして秀吉は、おねの耳元で辞世の歌を詠んで死亡。朝鮮からの撤収の関係で伏せていたとはいえ、これも葬儀のシーンはなく、天下人としてはあっさりとした処理だった。

「死んだか!」と喜ぶ家康と重臣たち。やはり家康は狸だった。手でこすると、今まで何故か閉じ気味だった家康の右目が開いた! 何か超常の力でも秘めているのか奴の右目は。

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