曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

2021日本シリーズ第2戦の感想

2021-11-22 00:14:00 | スポーツ



昨日と同じような投手戦。オリックスの先発・宮城は5回パーフェクト。このまま完全試合喰らうかと思った。

高橋奎二は調子良さそうだったが、前半カーブがストライクゾーンに入らず、チェンジアップを見せ球にしてストレートで勝負の1パターンしかない苦しい配球。それでも右打者の内角ギリギリのストレートがビシビシ決まっていたので、毎回のピンチをなんとか凌ぎ続けた。

8回表、西浦四球、塩見ヒットで一死一二塁から、ついに青木タイムリーで先制。西浦はその前の打席でチーム初安打を打って宮城の完全試合を阻止したり、初回に際どいゴロを併殺にしたりして、ちょこっとシリーズのラッキーボーイ臭がしている。

9回表、オリックス3番手のバルガスを攻め、二死二塁からオスナのライト前ヒットと右翼杉本のエラーで1点追加。もう二ヶ月以上絶不調のオスナに替えて川端かなと思ったが、オスナが結果を出した。また高津監督の待つ野球だった。

2点差ならマクガフでもと思ったが、なんと高橋続投。吉田正、杉本という怖いところをあっさり討ち取り、代打ジョーンズ。昨日のマクガフは、MLBでのジョーンズの実績に怯えて四球を出して自滅したが、高橋はそんなこと知らないようで、最後は普通にカーブで空振り三振。

まさかの高橋プロ初完封。5回辺りからカーブでストライクが取れるようになったのが良かった。オリックスの中嶋監督は談話で「高橋は荒れ球と思っていたが、イメージと違った」と言ったらしい。今日の高橋はストレートとチェンジアップの制球が前半まとまっていて、四球を出さない代わりに毎回ヒットを打たれた。後半はいつものように暴れ出し、ときどき高めに外れた豪速球を投げたりしてた。適度に暴れたことで後半のオリックスは、仕掛けにくかったと思う。
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