曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「真田丸」第26回「瓜売り」の感想

2016-07-04 22:13:58 | 大河ドラマ


いよいよ朝鮮出兵。平和だと大名はろくなことを考えないから、太平の世であるがゆえの出兵なんだそうな。真田家は昌幸だけでなく信幸も一大名として参戦。信繁も秀吉のお供で来てるので、名護屋城で真田父子集合である。

各大名は家族を呼んでもいいことになっており(秀吉の軍はそのルール多いよね)、気晴らしで茶々も来ていた。その茶々と再会したとき、効果音とともに背後を若い女性が通過。大谷吉継の娘で、後に信繁の正妻となる春だった…って、史実とはいえネタばれしすぎじゃないか有働アナ。

茶々「身内を呼んでもいいそうですよ。あの子・・・きりを呼んだらどうですか」
信繁「あれは身内でも何でもありません(きっぱり)」

戦争のほうは、加藤清正と小西行長が先鋒となって、最初は快進撃→攻勢が止まってグダグダ、というお決まりのパターン。真田家が上陸しないからか、戦闘はあっさりほぼナレーションで済ませた。清正が陣を敷いていた建物の模様が朝鮮風だった、という程度で、絵でちゃんと見せる気なし。

グダグダを打破してパーッとやるために、秀吉主催で仮想大会をやることに。真田昌幸は瓜売りに扮する。ん? 瓜売りって秀吉じゃなかったっけ伝統的に

と首をかしげながら見ていると、やはり秀吉も瓜売りで、昌幸よりも下手だった。佐助は家康があじか売りだということは調べたが、秀吉のは調査しなかったようだ。抜かったな。

秀吉と同じものをやれるわけもなく昌幸棄権。優勝は秀吉。自作自演。買った秀吉を疲れた顔でよろけながら見つめる家康。具合悪そうだったので、本当に佐助か出浦氏が痺れ薬を飲ませたかと思った。

鶴松が死んだので、秀次は正式に秀吉の後継者として関白になった。さらに秀次に長男が誕生。だが直後に茶々懐妊アンド出産。今度の子は成長して豊臣秀頼となり、真田信繁が命をかけて守ろうとする対象となるわけだ。その前に、本人の意思ではなく秀次を滅亡へ追いやるわけだが。

嫡男死亡→甥を後継者に指名→再度嫡男誕生 という間の悪さが豊臣家滅亡の原因だよね。秀頼が生まれなかったら、秀次政権で豊臣の世はそれなりに続いていたかもしれない。

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