曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

iPod touch 4thでHipstamatic ~ Tinto 1884レンズの巻

2013-08-06 18:53:00 | カメラ
今日は難物のTinto 1884レンズです。

フィールドガイドはないので公式のスタイルと説明のGoogle訳。

Shallow depth of field portraiture

Capture the true essence of your subject with haunting clarity using this ancient lens.

フィールドの肖像画の浅い深さ

この古代のレンズを使用して忘れられない明瞭さと、被写体の本質をキャプチャします。


「浅い深さ」って何なんだよ。この場合のdepthは被写界深度のことじゃないかなあ。大口径レンズの絞り解放で撮ったような被写界深度の薄さのことを言ってるんでしょう。touchやiPhoneのレンズは広角だから、たとえば35mm F1.4みたいな感じ?

このレンズは人の目とその周辺以外をぼかします。人の目が見つからないときは中央部以外をぼかすらしい。その結果、ピンが来てるところ以外はほとんどボケる大口径レンズのような描写に。

それは古代のレンズのような描写でもあるらしい。

というわけで、本来は人の顔を撮るポートレート用のレンズなんですが、家族の顔を出すわけにはいかないので作例は苦労しました。作例になってるかどうかは分かりませんが、人の目状のものがない風景、水牛、プリキュア、偉い人3人を用意。水牛のは水牛が中央にいたからなのか、水牛の目を検出したのか、判別がつきません。たぶん前者。ポートレートのほうは、意図的に目を中心から外したのも用意して、検出してるぞ、という事が分かるようにしたつもり。

touch4だと処理にかなり時間がかかるので使いにくいんですが、見慣れた風景の「本質をキャプチャ」することを狙いたいときなんかは有効かもなあ、と今回の実験で思いました。







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