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森羅万象 ~ 歩く印象派

米軍グアム移転で朝日新聞がスクープ ウィキリークス提供の米公電を分析

2011年05月05日 22時57分57秒 | 歩く印象派

米軍グアム移転で朝日新聞がスクープ ウィキリークス提供の米公電を分析

2011/5/ 4 18:03

   朝日新聞は2011年5月4日、内部告発サイト、ウィキリークスから提供された公電をもとに「米軍グアム移転費水増し 日本の負担率低く装 う」という記事を朝刊1面トップに掲載した。米政府が費用を水増しして、日本側の負担を見かけ上減らし、日本側も認めていたというスクープだ。

   公電約7000点を分析する中で判明した。中には「極秘」指定が325本、「秘」指定2197本が含まれていた。情報の信憑性を3か月ほどかけて確認した上で公益性を基準に報道した、と特集記事で明かしている。

   ウィキリークスは、欧米の大手新聞などの既成メディアに情報を流し、記事化させる方法をとっているが、日本では朝日新聞が初の試みとなった。


P.バラカン氏 ラジオでの反原発ソング放送禁止の裏事情語る

2011年05月05日 22時49分22秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

 

2011年5月4日 16時00分

 震災後、きめ細かい情報や人々を癒す音楽などで、再び高く評価されているラジオ。FMラ ジオ「Inter FM」でピーター・バラカン氏がDJを務める番組「BARAKAN MORNING」(月~金、7~10時)もそのひとつだが、騒動は4月1日、金曜日の 朝に起きた。突然、バラカン氏がこう言い始めたのだ。

「僕は忌野清志郎さんの声が実はあまり好きじゃないので、これまでかけてこなかった。でも、多くのリクエストがあり、詞を見て、今かけるべき曲じゃないかと考え、『ラヴ・ミー・テンダー』をかけようと思ったのですが、局に止められてしまいました」

『ラヴ・ミー・テンダー』とは、RCサクセションが1988年に発表したアルバム「COVERS」の収録曲で、反核・反原発ソングとして知られる。

 氏は穏やかな口調ながら、不満が滲む。その気持ちを抑え切れなかったようで、番組終了時にはこんなセリフも。

「それではまた来週お会いしましょう。僕のクビがつながっていれば……」

 そして、翌月曜日。番組には登場したのだが、まだ怒りが続いているのか、同じくリクエストが多かったという反原発を歌ったRCCサクセションの『サマータイム・ブルース』をかけた後に、こんなタイトルの曲をかけていた。

『TELL IT LIKEIT IS』『YOU LIE TOO MUCH』

 直訳すれば、こうなる。「本当のことを言って」「あなたはウソばかり言っている」……。

 一体、何があったのか。バラカン氏を直撃して聞いた。

「僕の番組で紹介するのはほとんどが洋楽なので、清志郎さんの歌をリクエストするリスナーもこれまでいなかった。しかし、原発事故後、驚くほど多くのリスナーから『ラヴ・ミー・テンダー』のリクエストが殺到しました。それに応えるのが誠意のある対応と考えたわけです」

 ところが、局側から思いもかけないことを言われた。

「通常、僕の番組では一切、選曲の制限はありません。ただ、日本語の歌であり、こういう時でもあるので、一言だけ事前に担当者に伝えたところ、今はあまりよくないのでは……と言うのです。“牛乳を飲みてぇ”という歌詞が風評被害につながるのではないかと心配したようです」

 理解できない話ではないが、納得はしていない、とバラカン氏は続ける。

「風評被害を広げることを心配するよりも、風評被害が出ないように情報を全部出すほうが先決だと思います。そもそも風評被害を考えなければいけないのは、正確な情報がないから。

東京電力や政府はすべてのデータをわかりやすい形で公表すべきです」

『TELL IT LIKEIT IS』などは、リスナーが東電に向けてリクエストしたのでかけたのだと言う。

“クビ発言”については、「本気でクビになると思ったわけではないけれど、瞬間的に思ったことをつい言い過ぎてしまいました。でも、そのぐらいの覚悟がないとダメでしょう」とも。

 長年『CBSドキュメント』(現在はCBS60ミニッツ)の司会を務めるバラカン氏が、日本の放送局の役割についてこう語る。

「ラ ジオはリスナーのため、テレビは視聴者のためにあるというのが僕の基本姿勢であり、崩したくはない。しかし、日本の放送界は全体的に、視聴者のためという より、局の利益のためにあると思っていると感じることがある。こういうことを言うと、今度こそ僕の仕事はなくなるかもしれないけれど(苦笑)」

 3.11を境に世界は変わる、とバラカン氏。原発をどうしていくのかは、国民投票などを含めた国民的な議論が必要だと考えているという。

※SAPIO2011年5月4日・11日号


賠償金を集めるため電気料金値上げで国民大激怒 / 東京電力を介して国民が賠償金を支払う仕組み?

2011年05月05日 10時44分54秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

 

賠償金を集めるため電気料金値上げで国民大激怒 / 東京電力を介して国民が賠償金を支払う仕組み?

2011年5月4日 05時21分(コピペです。)

数百円レベルで電気料金の値上げが実行される可能性が大きくなってきた。これは東京電力が福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の賠償金を集めるためで、民主党はこれを容認する方向のようだ。

電気料金の値上げが実行されれば、東京電力が賠償金を支払うとはいえ「東京電力を介して国民が賠償金を支払う仕組み」となりえる。

読売新聞は「福島第一原子力発電所の事故の賠償策を巡り、政府・民主党が3日、東京電力が負担する賠償金に充てるため、電気料金の値上げを容認する新たな仕組みを設ける方向で調整に入った」と報じている。

日本国民は電気料金の値上げに対して「節電のための値上げなら許すが、東電救済のためなら許さない」や「東電の賠償を俺らが肩代わりするのか。さすがやで」と怒りの声をあげており、大ブーイング状態となっている。以下は電気料金値上げに対する国民の声である。
 
・インターネット上に書き込みされた国民の声
「これは暴動レベル」
「は? 何言ってんの?」
「日本が一つのチームなんですwww」
「全額俺らが負担か」
「東電職員の高給を維持する為の値上げは絶対に許さない!!」
「クズ共のケツを拭くために俺の財布から金を抜き取ろうなんていい度胸してますね」
「東電は企業努力という言葉を知らないんだな」
「東電の賠償を俺らが肩代わりするのか。さすがやで」
「ボーナスカットしてからの話。というか早く一回潰せよ。そこから再出発だ」
「こんな東電に甘い対応で次の選挙に勝てると思ってる民主アホ過ぎワロタ」
「間接増税とでも言えるような仕打ちですな」
「東電に責任取らせるのが先だろ。勝手に先回りして容認すんなよ」
「何で東電社員の高い給料を維持するために電気代あげるんだよ」
「その前に全国の電力会社のボーナスも無しにしろよ」
「やるなら社員の給料底辺並みにしてからが筋だろ」
「それでも暴動を起こさない日本人。マジで奴隷だね、社畜って言葉どおりだわ」
「税金で補償と同じじゃねえか」
「え? 東電ボーナスでるんでしょ」
「当然東電社員の給料は最低まで下げるんだよな?」
「義援金を募金するのやめるわ。どうせ電気代経由で取られるし」
「俺ら被曝させといて金までふんだくり。自分たちはボーナスが出ます。どこの王侯貴族だよ」
「ぶっちゃけ電気代が月数百円上がろうがどうって事ない。でもこんなもん納得できるか」
 
ほかにも「電気代上げるのか税金あげるかどっちか一つしか認めない。両方上げて美味しく吸われるのはもう我慢ならない」や「おいおい、東電社員より遥かに貧乏な生活してる地方民に負担させるのかよ。

いい加減にしてくださいよ。日本汚しまくったテロ企業の分際で」という声が書き込みされていた。東京電力は地球規模の大事故を発生させておきながらボーナスが出ることが決定しており、国民の怒りは収まらない。

多 くの国民は、とにかく東京電力社員のボーナスを100%カットしてから電気料金の値上げをするのが筋だと考えているようだ。そもそも、賠償金を支払うため の電気料金値上げは許されない行為だと感じている人が多くいるのは確かである。「補償をするというのはいい。だがまだまだ絞れるだろ。今の段階じゃ誰も納 得しないよ」という意見もあったが、東京電力は徹底したボーナスと給与カットをしないと、電気料金値上げに対して国民の納得を得られないのは確かだ。東京 電力がやることをやれば、数百円の値上げも受け入れられるのではないだろうか?

読売新聞は「電気料金の値上げは国民の負担増となるため、東電だけでなく、他の電力会社も含めて徹底したリストラを求めたうえで、賠償総額が見通せるようになってから値上げ幅を検討する」とも報じており、全国規模で日本国民から怒りの声があがりそうだ。

東京電力社員はインターネット上で「文句あるなら電気使うな!」「一番つらいのは飲み屋で東電ですと言えない事」と発言するなど、物議をかもしている。すべての東京電力社員がそうだとは思わないが、こういう情報が次々と出てくると「東京電力は世間の人たちと考えがズレている」と思われても仕方がないかもしれない。