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森羅万象 ~ 歩く印象派

駅員さんに聞く、「ぜ~ったい寝坊しない方法

2010年11月09日 06時43分30秒 | 歩く印象派
(マイコミフレッシャーズ - 11月08日 16:04)

■駅員の遅刻防止法
「駅員の世界では、1秒でも遅れたら遅刻。年に3回も遅刻すれば昇進に響くので、かなり綿密な遅刻対策を行います。例えば、

1. 出勤時間の一時間前には上司へ起きたことを電話で報告(ワン切りでもOK)。
2. 30分前には職場について、出勤表にチェックを入れる。
3. 仕事後は勤務表に次の出勤時間を記入して、内勤の職員にチェックしてもらう。

これをだいたい入社3年目まで続けますね。とにかく、『遅刻したら終わり』という危機感とともに『時間を守ること』を最優先にして生活すれば、時間を守れるようになります」

さわやかにそう言い放つ宮崎さん。とはいえ、そこまで徹底した生活を送れる自信がありません……。
では、寝坊を防ぐのために宮崎さんが行っていることについて教えてください!


■目覚まし時計3点責め
「私の場合は目覚まし時計、TVのオンタイマー、携帯電話の3つ。しかも目覚まし時計は、一度ベッドから起き上がらないと手の届かない距離に置きます。また、携帯電話のスヌーズ機能も活用。ただし、最高3回まで。あまり回数を増やすと、音に慣れて気づかなくなるので注意してください」


■目覚めの大敵は「寒さ」
「目が覚めたとき布団からさっと出られるよう、冬場は起床時間の30分前に暖房予約。ちなみに起きたらシャワーを浴びたり熱いお茶を飲んだりして、体を温めるのが一番効果的だと思います」


■どうしても起きられない人は
「駅員の仮眠室のベッドには、時間になると膨らむ空気袋が敷いてあります。背中のあたりで袋が膨らみ、上半身を無理矢理押し上げられるのですが……あれはかなりイラッとするので嫌でも目が覚めますよ。市販されているので、どうしても起きれない人はぜひどうぞ」


■ひとことアドバイス
「休日は一切時間を守ることを考えず、だらだら過ごしてONとOFFのバランスをとるのが大事。私は腕時計も一切身につけていません!」

次の日が休日でない限り、ほぼお酒を飲まないという宮崎さん。周りの先輩も、時間厳守の厳しさを分かっているので決してお酒を強要したりはしないのだとか。周囲からのお酒の誘惑が多い人は、ぜひお酒の場で駅員さんの時間厳守の徹底ぶりをとくとくと説いてみてはいかがでしょうか?

(栗林弥恵/プレスラボ)