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森羅万象 ~ 歩く印象派

猛暑で毒キノコ大発生、200人以上が中毒

2010年11月04日 06時57分48秒 | 歩く印象派
読売新聞 11月4日(木)
 毒キノコによる食中毒が、全国で相次いでいる。

 食中毒患者は10月20日までに全国で209人(72件)に達し、過去5年で最多だった2007年の199人(60件)を突破。新潟県では10年ぶりに「発生警報」を発令する事態となっている。

 厚生労働省によると、毒キノコの販売や食中毒が確認されたのは26都県に上る。クサウラベニタケとツキヨタケ、ニガクリタケが食中毒の主な原因。福島県では、クサウラベニタケを食べた2人が、吐き気や下痢などを訴えて一時入院した。

 最も患者が多いのは41人(16件)の福島県。県きのこ振興センター(郡山市)の青野茂専務理事によると、夏の猛暑で土中の温度がキノコの菌に最適な25度前後となり、9月中旬以降の気温低下と雨がキノコの生育を一気に促したという。