2010年2月10日10時19分朝日COM
防衛省は9日、硫黄島近くの太平洋上の空域で飛行試験中の無人機のエンジンが停止したため、手動操作により同島周辺の海域に落下、水没させた、と発表した。周辺の水深が深いため機体を回収できないという。この無人機は1機8億円。
防衛省によると、水没した無人機は全長5.2メートル、幅2.5メートル、高さ1.6メートル。
無人機は9日午前、F15戦闘機の左主翼下に取り付けられて海上自衛隊硫黄島基地を離陸。同9時45分、高度1万2千メートルの上空で、取り付けられていたF15のパイロットの操作によって発進したが、1分後にエンジンが停止した。このため、同9時50分、パイロットの遠隔操作で、強制的に落下、硫黄島の北北西約155キロの海域に水没した。エンジンが止まった原因は分かっていない。無人機は約30分の自律飛行後、硫黄島基地へ戻る予定だったという。
防衛省は9日、硫黄島近くの太平洋上の空域で飛行試験中の無人機のエンジンが停止したため、手動操作により同島周辺の海域に落下、水没させた、と発表した。周辺の水深が深いため機体を回収できないという。この無人機は1機8億円。
防衛省によると、水没した無人機は全長5.2メートル、幅2.5メートル、高さ1.6メートル。
無人機は9日午前、F15戦闘機の左主翼下に取り付けられて海上自衛隊硫黄島基地を離陸。同9時45分、高度1万2千メートルの上空で、取り付けられていたF15のパイロットの操作によって発進したが、1分後にエンジンが停止した。このため、同9時50分、パイロットの遠隔操作で、強制的に落下、硫黄島の北北西約155キロの海域に水没した。エンジンが止まった原因は分かっていない。無人機は約30分の自律飛行後、硫黄島基地へ戻る予定だったという。