オドレイ・トトゥとロマン・デゥリスのロマンティックなDVDパッケージと
「最強のふたり」のオマール・シー出演作品という事で、迷わずレンタル決定!
前半は期待通り「アメリ」のようなファンタジックな作品だったのですが後半は一変。
気が付くとほぼモノクロ映像で、悲しい結末を迎えるのでした。
映画の冒頭、
「これは本当の話だ。なぜなら、すべて僕が想像したことだから ボリス・ヴァイン」という
メッセージが流れます。
しかし、そのあと「本当の話」とは思えない何だかわけのわからないカラフルかつキュートな映像に
翻弄されました。
ボリス・ヴァインはフランス人作家で詩人。本作の原作者です。
前衛的な作風の作家さんだそうですが、存じませんでした。1959年39歳の若さで急死なさったそうです。
彼の作品は多言語に翻訳不可能、映像化不可能といわれているそうです。
それを果敢に映像化したのは
今までに1968年ジャック・ぺラン主演で、また2001年「クロエ」の題名で永瀬正敏、ともさかりえ主演でも
映画化されていますが、両方未見です。
***********************
ム ー ド ・ イ ン デ ィ ゴ
うたかたの日々
************************
ハネムーンの車がガラス張り?透明ですごい!
< ストーリー >
働かなくても十分な財産があり気ままに暮らすコランは、友人のパーティーでクロエに出会い恋に落ちる。
幸せなふたりは結婚しハネムーンに出かけた先で、クロエのが体調を崩す。クロエは肺にスイレンが咲くという
奇病におかされていることがわかる。財産が底をつき、治療費を稼ぐために仕事を始めるコランだったが、
思うようにいかず、クロエは日に日に弱っていき…。
何はともあれ、本作のフランス映画独特の雰囲気をこちらでどうぞ。
登場するダンスも通貨も架空のもの。カクテルピアノなどという機械も登場します。
友人シックが心酔する「パルトル」って、サルトルを模した人物ですよね?
この映画のテーマって…? 幸せの絶頂から、妻が突然の不治の病に侵され不幸のどん底へ。
本作は幻想的な悲恋話なのか?高等遊民コランの転落物語なのか?
コランが従事する訳のわからない労働は何を意味するのか?
どうも原作者のボリス・ヴァインはかなり破天荒で過激な方のようで、
「若さ」礼讃し「老い」は醜いというようなことを仰っているそうです。
そういう意味ではクロエは老いることなく若く美しいまま亡くなるのは美学なのかも。
幸せの絶頂 右端がオマール・シー
意思の疎通が可能なおじさんネズミは何を意味するのか?謎の多い映画です。
弁護士で料理人を演じるオマール・シー、存在感があります。
原作を読むと謎は解けるのかしら?
あの映像がどのような文章で綴られているのか…気になるところです。
「A列車で行こう」に始まり、デューク・エリントンの曲がいろいろ流れます
***** 見た 映画 *****
4月16日 「ムード・インディゴ うたかたの日々」DVD
「最強のふたり」のオマール・シー出演作品という事で、迷わずレンタル決定!
前半は期待通り「アメリ」のようなファンタジックな作品だったのですが後半は一変。
気が付くとほぼモノクロ映像で、悲しい結末を迎えるのでした。
映画の冒頭、
「これは本当の話だ。なぜなら、すべて僕が想像したことだから ボリス・ヴァイン」という
メッセージが流れます。
しかし、そのあと「本当の話」とは思えない何だかわけのわからないカラフルかつキュートな映像に
翻弄されました。
ボリス・ヴァインはフランス人作家で詩人。本作の原作者です。
前衛的な作風の作家さんだそうですが、存じませんでした。1959年39歳の若さで急死なさったそうです。
彼の作品は多言語に翻訳不可能、映像化不可能といわれているそうです。
それを果敢に映像化したのは
今までに1968年ジャック・ぺラン主演で、また2001年「クロエ」の題名で永瀬正敏、ともさかりえ主演でも
映画化されていますが、両方未見です。
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ム ー ド ・ イ ン デ ィ ゴ
うたかたの日々
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ハネムーンの車がガラス張り?透明ですごい!
< ストーリー >
働かなくても十分な財産があり気ままに暮らすコランは、友人のパーティーでクロエに出会い恋に落ちる。
幸せなふたりは結婚しハネムーンに出かけた先で、クロエのが体調を崩す。クロエは肺にスイレンが咲くという
奇病におかされていることがわかる。財産が底をつき、治療費を稼ぐために仕事を始めるコランだったが、
思うようにいかず、クロエは日に日に弱っていき…。
何はともあれ、本作のフランス映画独特の雰囲気をこちらでどうぞ。
登場するダンスも通貨も架空のもの。カクテルピアノなどという機械も登場します。
友人シックが心酔する「パルトル」って、サルトルを模した人物ですよね?
この映画のテーマって…? 幸せの絶頂から、妻が突然の不治の病に侵され不幸のどん底へ。
本作は幻想的な悲恋話なのか?高等遊民コランの転落物語なのか?
コランが従事する訳のわからない労働は何を意味するのか?
どうも原作者のボリス・ヴァインはかなり破天荒で過激な方のようで、
「若さ」礼讃し「老い」は醜いというようなことを仰っているそうです。
そういう意味ではクロエは老いることなく若く美しいまま亡くなるのは美学なのかも。
幸せの絶頂 右端がオマール・シー
意思の疎通が可能なおじさんネズミは何を意味するのか?謎の多い映画です。
弁護士で料理人を演じるオマール・シー、存在感があります。
原作を読むと謎は解けるのかしら?
あの映像がどのような文章で綴られているのか…気になるところです。
「A列車で行こう」に始まり、デューク・エリントンの曲がいろいろ流れます
***** 見た 映画 *****
4月16日 「ムード・インディゴ うたかたの日々」DVD