
最近のディズニーは、インドがお好き
先日見た「ミリオンダラー・アーム(次回アップします)」も本作同様ボリウッドコラボの
ディズニー映画でした。
インドは年間映画製作本数がハリウッドを凌ぐ映画好きというお国柄に加え、
中国に迫る12億5千万人という巨大マーケットを意識してのことでしょうか?
料理大国フランスに強烈なスパイスを武器に殴り込み!
インドでもウニ、生で食べるんですね~。
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マダム・マロリーの魔法のレシピ
THE HUNDRED-FOOT JOURNEY
***********************
< ストーリー >
南フランスでミシュラン1つ星の老舗レストランを経営するマダム・マロリー。
夫を亡きいまも、最高の味とおもてなしで星を増やすのが彼女の悲願だ。
ある日、彼女の店の真向かいに、新天地を求めロンドン経由でこの地にたどり着いた
インド人一家がインド料理店を開業する。格式高い名門フレンチと派手で賑やかなインド料理店。
対照的な2つの店では、食材やお客をめぐってバトルが勃発。
インド人一家の次男で亡き母から料理の手ほどきを受けスパイスを自在に操る天才料理人のハッサンは
フランス料理にも興味津々。ある日ハッサンが作ったフランス料理を食したマダム・マロリーは・・・。
題名を見てダスティン・ホフマンの「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」みたいな
ファンタジーを想像しましたが、さに非ず。
グローバルな現代社会で起こる文化の衝突と和解からの融合を、食をテーマにユーモアを交えて描く
ヒューマンドラマです。
原題は「THE HUNDRED-FOOT JOURNEY」で「100フィート(=30m)の旅」。
老舗フレンチレストランとインド料理店を隔てる100フィート/30mの距離のことです。

萎れたアスパラガスを手に、お怒りモードのマダム・マロリー

マダムに食材を買占められ怒り心頭のインドのパパ・・・後でしっかり仕返します。
ヘレン・ミレンの高慢でプライドの高いマダムぶり。
インドを代表する俳優オム・プリのインドの頑固おやじっぷり。
当初いがみ合い、意地を張っていたふたり。すったもんだがありまして、ハッサンの料理の才を
知ったマダムはミシュランの星奪還の切り札にしようと自分のレストランに迎えることに。
文化や人種が違えども、才能あるものは認めます。
反目していたマダムとインドの頑固おやじが徐々に互いを認め歩み寄ってゆく過程と、
呼応してハッサンが料理の腕をあげてゆく過程が楽しいです。

天賦の才を持つハッサンとスーシェフのマルグリット
双方恋心を抱きつつ、助けあいながらも…料理の世界ではライバル、火花が散ります。
そして・・・パリへ進出するすることになるハッサン。
パリの最先端の料理として紹介されるのは、やはり液体窒素なんかを使ったモレキュール(分子)料理。
「エルブリの秘密」を見た時にも感じましたが、
料理というより化学実験室。一度食べてみたいとは思いますが、こういうのばかりだとちょっと…ね。
ハッサンも果たしてこれが自分の追求したい料理なのか?と悩み大きな決断を下すことに。
ミシュランの星なんて気にしない。地元の新鮮な食材で勝負したい。
っというハッサンの結論は、料理って奇をてらったものではなく、星の数でもなく、
もっと家庭的なあたたかいものではなかったか?と問うフランス料理界への批判が籠っているのかな?
ミシュランの星を失ったシェフが自殺したなんてことも耳にするほど、ミシュランの星の数は
料理界で絶対的な権威なのでしょうね。
何故タイヤ会社のミシュランが料理ランク本を発行しているのか?を調べたことがあります。
1900年フランスには3000台以下しか車がなく、自動車、ひいてはタイヤの販売促進のために
自動車所有者に地図、タイヤの修理や交換方法、ホテル、ガソリンスタンドの場所といった
お役立ち情報を載せて無料で配った冊子だったとか。
つまり、車に乗って出かける郊外のレストランを載せていたってことでしょう。
…それぞれ分野で非常に美味しい料理

…遠回りをして訪れる価値がある極めて美味な料理


… それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理
というランク付けだそうです。
ハッサンの店なら、フレンチとインディアンを融合した新しいジャンルの料理を目玉に、
車に乗って味わうために遠出する価値のある店になる日も近い?
やっぱりーー
は気になるか~。
宣伝では、知名度の高い名女優ヘレン・ミレンを前面に押しはやむをえませんが、
ハッサンを演じたマニシュ・ダヤルとマルグリット役のシャルロット・ルボンに注目したいです。
マニシュ・ダヤルは目がいいわぁ~


これからの活躍に期待してます! 写真がないのよ
シャルロット・ルボン…どこかで見たことが…そう、「イブ・サンローラン」で
サン・ローランのミューズ役で出演していたのでした。綺麗な人だなぁ~っと思っていましたが
バンダナ巻いてシェフのユニフォーム姿とすぐには結び付きませんでした。

チャゲ&飛鳥の曲で「はじまりはいつも雨」ってのがありましたが、
インド人一家が何か新しいことを始める時はいつも雨でした。
何か意味があるのかしら?

***** 見た 映画 *****
11月18日「6才のボクが、大人になるまで」@TOHOシネマズ川崎

先日見た「ミリオンダラー・アーム(次回アップします)」も本作同様ボリウッドコラボの
ディズニー映画でした。
インドは年間映画製作本数がハリウッドを凌ぐ映画好きというお国柄に加え、
中国に迫る12億5千万人という巨大マーケットを意識してのことでしょうか?
料理大国フランスに強烈なスパイスを武器に殴り込み!
インドでもウニ、生で食べるんですね~。
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マダム・マロリーの魔法のレシピ
THE HUNDRED-FOOT JOURNEY
***********************
< ストーリー >
南フランスでミシュラン1つ星の老舗レストランを経営するマダム・マロリー。
夫を亡きいまも、最高の味とおもてなしで星を増やすのが彼女の悲願だ。
ある日、彼女の店の真向かいに、新天地を求めロンドン経由でこの地にたどり着いた
インド人一家がインド料理店を開業する。格式高い名門フレンチと派手で賑やかなインド料理店。
対照的な2つの店では、食材やお客をめぐってバトルが勃発。
インド人一家の次男で亡き母から料理の手ほどきを受けスパイスを自在に操る天才料理人のハッサンは
フランス料理にも興味津々。ある日ハッサンが作ったフランス料理を食したマダム・マロリーは・・・。
題名を見てダスティン・ホフマンの「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」みたいな
ファンタジーを想像しましたが、さに非ず。
グローバルな現代社会で起こる文化の衝突と和解からの融合を、食をテーマにユーモアを交えて描く
ヒューマンドラマです。
原題は「THE HUNDRED-FOOT JOURNEY」で「100フィート(=30m)の旅」。
老舗フレンチレストランとインド料理店を隔てる100フィート/30mの距離のことです。

萎れたアスパラガスを手に、お怒りモードのマダム・マロリー

マダムに食材を買占められ怒り心頭のインドのパパ・・・後でしっかり仕返します。
ヘレン・ミレンの高慢でプライドの高いマダムぶり。
インドを代表する俳優オム・プリのインドの頑固おやじっぷり。
当初いがみ合い、意地を張っていたふたり。すったもんだがありまして、ハッサンの料理の才を
知ったマダムはミシュランの星奪還の切り札にしようと自分のレストランに迎えることに。
文化や人種が違えども、才能あるものは認めます。
反目していたマダムとインドの頑固おやじが徐々に互いを認め歩み寄ってゆく過程と、
呼応してハッサンが料理の腕をあげてゆく過程が楽しいです。

天賦の才を持つハッサンとスーシェフのマルグリット
双方恋心を抱きつつ、助けあいながらも…料理の世界ではライバル、火花が散ります。
そして・・・パリへ進出するすることになるハッサン。
パリの最先端の料理として紹介されるのは、やはり液体窒素なんかを使ったモレキュール(分子)料理。
「エルブリの秘密」を見た時にも感じましたが、
料理というより化学実験室。一度食べてみたいとは思いますが、こういうのばかりだとちょっと…ね。
ハッサンも果たしてこれが自分の追求したい料理なのか?と悩み大きな決断を下すことに。
ミシュランの星なんて気にしない。地元の新鮮な食材で勝負したい。
っというハッサンの結論は、料理って奇をてらったものではなく、星の数でもなく、
もっと家庭的なあたたかいものではなかったか?と問うフランス料理界への批判が籠っているのかな?
ミシュランの星を失ったシェフが自殺したなんてことも耳にするほど、ミシュランの星の数は
料理界で絶対的な権威なのでしょうね。
何故タイヤ会社のミシュランが料理ランク本を発行しているのか?を調べたことがあります。
1900年フランスには3000台以下しか車がなく、自動車、ひいてはタイヤの販売促進のために
自動車所有者に地図、タイヤの修理や交換方法、ホテル、ガソリンスタンドの場所といった
お役立ち情報を載せて無料で配った冊子だったとか。
つまり、車に乗って出かける郊外のレストランを載せていたってことでしょう。






というランク付けだそうです。
ハッサンの店なら、フレンチとインディアンを融合した新しいジャンルの料理を目玉に、
車に乗って味わうために遠出する価値のある店になる日も近い?
やっぱりーー

宣伝では、知名度の高い名女優ヘレン・ミレンを前面に押しはやむをえませんが、
ハッサンを演じたマニシュ・ダヤルとマルグリット役のシャルロット・ルボンに注目したいです。
マニシュ・ダヤルは目がいいわぁ~



これからの活躍に期待してます! 写真がないのよ

シャルロット・ルボン…どこかで見たことが…そう、「イブ・サンローラン」で
サン・ローランのミューズ役で出演していたのでした。綺麗な人だなぁ~っと思っていましたが
バンダナ巻いてシェフのユニフォーム姿とすぐには結び付きませんでした。



チャゲ&飛鳥の曲で「はじまりはいつも雨」ってのがありましたが、
インド人一家が何か新しいことを始める時はいつも雨でした。
何か意味があるのかしら?

***** 見た 映画 *****
11月18日「6才のボクが、大人になるまで」@TOHOシネマズ川崎
♪ 雨雨ふれふれもっとふれ、私のいい人つれてこい
って奴。
八代亜紀の「雨の慕情」、懐かしい~!
マロリーが歌う♪私のいい人~って、インドパパってことですか?