
このシリーズ、
元々は1921年に世界的にセンセーショナルを巻き起こしたツタンカーメン王墓の発掘を題材とした
1932年のユニバーサル映画「ミイラ再生 THE MUMMY」のリメイクだったのですね!
知らなかった~。
「ハムナプトラ」というのは死者の都とされているけれど、実在する場所ではなくこの映画のための、
完全な架空の地名ですって!
3作目にして始めて知ったこの事実!
日本語タイトルは「ハムナプトラ」だけれど、原題は1932年版から「THE MUMMY」ミイラです。
カタカナ読みの「マミー」だったら「お母さん」か、
昔なつかしい「森永の発酵飲料」かと誤解されるやも?
そういう意味では「ハムナプトラ」という日本語タイトルの定着度を考えればは大成功といえるでしょね。
中国を舞台に「ハムナプトラ」のままというのは・・・でも死者の都だし。
北京オリンピックイヤーという訳か、本作も中国の巨大マーケットを意識したのでしょうか?
大好きなこのシリーズ、期待は膨らむよ~
呪われた皇帝の秘宝 TOMB OF THE DRAGON EMPEROR

期待していたのに・・・な、なのに、今回何だかメッチャ軽~いテイスト。
第一作でフランスの外人部隊にいた元傭兵ってことになってるけれど、彼は一体何人なのか?
一作目でアメリカ人と対立していたってことはやっぱり「英国人」なの???
オフィシャルページでチェックしたところアメリカ人と判明。やっぱり・・・ね。
でも妻エヴリンは「英国人」でアカデミー女優のレイチェル・ワイズと、エヴリンの兄ジョナサンが
英国の雰囲気を醸し出していたのに・・・
今回レイチェル・ワイスの後を受けエヴリン役を引き継いだマリア・ベロ。
あまりにもタイプが違いやしませんか?
知的な美人だし、アクション系なんだけれど、あまりにもアメリカ的。
以前のエジプトでの冒険を懐かしがられても「違う…」し、
大体前2作で二人はそんなにラブラブだったっけ?
ブレイザーの寒い・軽いギャグと、ライフル協会の会員かと疑いたくなるような銃マニアぶり
英国紳士は魚が釣れないからといって竿を投げ、銃で撃ったりしませんもんね。
ちょっと「インディアナ・ジョーンズ」の刀で戦うエジプト人を銃で一撃エピソードを思い出しました。
(あのシーン、映画館では笑いが起こっていましたが、笑えない・・・)
レイチェル・ワイスはスケジュールの関係で出演を断ったらしいけれど、
それだけ?と勘ぐりたくなるような出来ばえ・・・

パ、パンチの効いたユーモアだぁ~?
このフレーズこそがユーモアね。
兵馬俑って映像的に効果バツグンの素材やもんね。やっぱり、蘇らせて動かしたいよね~。
< ストーリー >
英国で落ち着き優雅に退屈な日々を送るリックとエヴリン。
「シャングリラの目」と呼ばれる巨大なブルーダイアを中国に返還する役目を引き受け
上海に来る。そこではエヴリンの兄ジョナサンが「イムホテップ」というバーを開業中。
そこには一人息子のアレックスも遺跡出発掘した2000年前の皇帝のミイラ(石像)を運んできていた。
「シャングリラの目」の中の水をかけると蘇るといわれている皇帝を蘇らせようとする一味と戦うことになるオコンネル一家。
果たして皇帝は蘇り、世界征服の野望を果たすのか?
オープニングは遥か昔、秦の始皇帝?かと思えるジェット・リーが登場!
不老不死の薬を求めた挙句に横恋慕、恋敵を四股裂きの刑!にかけ彼女に怨まれ呪いをかけられる。
半分くらい石像やドラゴンやし、ジェット・リー良いとこ無しやね・・・。
あれは東洋の龍じゃなくて、ファンタジー小説に出てくるドラゴンです。
少林寺の達人とボンドガールにもなったミッシェル・ヨーというアジアのアクションスターを迎えたわりに、
荒っぽいアクションが多いなぁ。

戦後すぐの上海ってあんな感じ???知らないから何とも言えないけれど・・・
西洋人が「イムホテップ」なんて名前の酒場を開いてエジプトショーをやり、着飾った西洋人が溢れてる。
戦前・戦中の居留地つうなら分かるけれど、戦後って中国全土で「国民党」と「共産党」が戦っていませんでしたか?
突然現れ味方になる「イエティ」って「雪男!?」マジですか~?
ダイアモンドが示す「シャングリラ」の入り口、えっ、「シャングリ・ラ」?・・・畳み掛けるな~。
シャングリ・ラって1933年J・ヒルトンの小説「失われた地平線 LOST HORIZON」に出てくる
ユートピア・桃源郷の名前でヒマラヤ山脈のどこかにあるとされておりました。
小説は当時の西洋列強に対する批判をラマ僧の言葉を借りて東洋的な節度を知ることが
争いを起こさず幸せになる道という社会派なのに・・・
不老はシャングリラの中だけで、外の世界に出た途端、一気に年を取るはずだったはず・・・
1973年版の映画では、とっても可愛いオリビア・ハッセーがシャングリ・ラを出た途端
皴だらけのお婆さんになったシーンが強烈に記憶に残ってます。
呪術師とはいえ、ミシェル・ヨーも娘も2000歳越えなのに平気でシャングリ・ラと
行き来してるし、娘って生まれてあの年までは成長し、その後年はとらへんの?いいなぁ~。
中国にまつわるお話や伝説総動員、
なんでもありのてんこ盛り、
楽しけりゃいいじゃん、
堅いこと言うなよ~ってことですね。すみません
もう一つすみませんが、
息子アレックス役はオーストラリア人のルーク・フォード、ってあまりにも印象に残らない。
若いんだか何なんだか・・・
英国人なんだから「リトル・ダンサー」「ジャンパー」のジェイミー・ベル君
使ってよ!

リン役のイザベラ・リョンは美しい・・・けれど、最初の登場シーンは明らかに忍者の装い!
何者ですか?ちょっと混乱したやんか~。
でも、上海市内での半分蘇った皇帝とトラックのアクション、
兵馬俑軍団に、万里の長城から蘇ったミイラ軍の戦いなど、迫力シーン満載です。
タイトル「ミイラ」ですから、やっぱりミイラが大量に出ないとね。
今までのエジプトシリーズとは別物として、
夏休み、家族で楽しむ冒険活劇エンターテインメントと思えば十分オッケーなんでしょうね。
うるさいことばっかり言って、ごめんあそばせ
最後に兄ジョナサンが意味深な一言。
続編ありで、舞台はあちらですか?オコンネル一家の冒険は続く~
エンドロールの漢字を一生懸命読もうとしたけれど、読めたのは「力・永遠・不朽」のみ、
なんて書いてあったんですか???
ブレンダン・フレイザーの次回作はジュール・ベルヌの「地底探検」、
中学生の頃大好きだったベルヌの映画化、今度こそ期待してま~す。

元々は1921年に世界的にセンセーショナルを巻き起こしたツタンカーメン王墓の発掘を題材とした
1932年のユニバーサル映画「ミイラ再生 THE MUMMY」のリメイクだったのですね!
知らなかった~。
「ハムナプトラ」というのは死者の都とされているけれど、実在する場所ではなくこの映画のための、
完全な架空の地名ですって!
3作目にして始めて知ったこの事実!
日本語タイトルは「ハムナプトラ」だけれど、原題は1932年版から「THE MUMMY」ミイラです。
カタカナ読みの「マミー」だったら「お母さん」か、
昔なつかしい「森永の発酵飲料」かと誤解されるやも?
そういう意味では「ハムナプトラ」という日本語タイトルの定着度を考えればは大成功といえるでしょね。
中国を舞台に「ハムナプトラ」のままというのは・・・でも死者の都だし。
北京オリンピックイヤーという訳か、本作も中国の巨大マーケットを意識したのでしょうか?
大好きなこのシリーズ、期待は膨らむよ~












呪われた皇帝の秘宝 TOMB OF THE DRAGON EMPEROR












第一作でフランスの外人部隊にいた元傭兵ってことになってるけれど、彼は一体何人なのか?
一作目でアメリカ人と対立していたってことはやっぱり「英国人」なの???
オフィシャルページでチェックしたところアメリカ人と判明。やっぱり・・・ね。
でも妻エヴリンは「英国人」でアカデミー女優のレイチェル・ワイズと、エヴリンの兄ジョナサンが
英国の雰囲気を醸し出していたのに・・・
今回レイチェル・ワイスの後を受けエヴリン役を引き継いだマリア・ベロ。
あまりにもタイプが違いやしませんか?
知的な美人だし、アクション系なんだけれど、あまりにもアメリカ的。
以前のエジプトでの冒険を懐かしがられても「違う…」し、
大体前2作で二人はそんなにラブラブだったっけ?
ブレイザーの寒い・軽いギャグと、ライフル協会の会員かと疑いたくなるような銃マニアぶり

英国紳士は魚が釣れないからといって竿を投げ、銃で撃ったりしませんもんね。
ちょっと「インディアナ・ジョーンズ」の刀で戦うエジプト人を銃で一撃エピソードを思い出しました。
(あのシーン、映画館では笑いが起こっていましたが、笑えない・・・)
レイチェル・ワイスはスケジュールの関係で出演を断ったらしいけれど、
それだけ?と勘ぐりたくなるような出来ばえ・・・


パ、パンチの効いたユーモアだぁ~?
このフレーズこそがユーモアね。
兵馬俑って映像的に効果バツグンの素材やもんね。やっぱり、蘇らせて動かしたいよね~。
< ストーリー >
英国で落ち着き優雅に退屈な日々を送るリックとエヴリン。
「シャングリラの目」と呼ばれる巨大なブルーダイアを中国に返還する役目を引き受け
上海に来る。そこではエヴリンの兄ジョナサンが「イムホテップ」というバーを開業中。
そこには一人息子のアレックスも遺跡出発掘した2000年前の皇帝のミイラ(石像)を運んできていた。
「シャングリラの目」の中の水をかけると蘇るといわれている皇帝を蘇らせようとする一味と戦うことになるオコンネル一家。
果たして皇帝は蘇り、世界征服の野望を果たすのか?
オープニングは遥か昔、秦の始皇帝?かと思えるジェット・リーが登場!
不老不死の薬を求めた挙句に横恋慕、恋敵を四股裂きの刑!にかけ彼女に怨まれ呪いをかけられる。
半分くらい石像やドラゴンやし、ジェット・リー良いとこ無しやね・・・。
あれは東洋の龍じゃなくて、ファンタジー小説に出てくるドラゴンです。
少林寺の達人とボンドガールにもなったミッシェル・ヨーというアジアのアクションスターを迎えたわりに、
荒っぽいアクションが多いなぁ。

戦後すぐの上海ってあんな感じ???知らないから何とも言えないけれど・・・
西洋人が「イムホテップ」なんて名前の酒場を開いてエジプトショーをやり、着飾った西洋人が溢れてる。
戦前・戦中の居留地つうなら分かるけれど、戦後って中国全土で「国民党」と「共産党」が戦っていませんでしたか?
突然現れ味方になる「イエティ」って「雪男!?」マジですか~?
ダイアモンドが示す「シャングリラ」の入り口、えっ、「シャングリ・ラ」?・・・畳み掛けるな~。
シャングリ・ラって1933年J・ヒルトンの小説「失われた地平線 LOST HORIZON」に出てくる
ユートピア・桃源郷の名前でヒマラヤ山脈のどこかにあるとされておりました。
小説は当時の西洋列強に対する批判をラマ僧の言葉を借りて東洋的な節度を知ることが
争いを起こさず幸せになる道という社会派なのに・・・
不老はシャングリラの中だけで、外の世界に出た途端、一気に年を取るはずだったはず・・・
1973年版の映画では、とっても可愛いオリビア・ハッセーがシャングリ・ラを出た途端
皴だらけのお婆さんになったシーンが強烈に記憶に残ってます。
呪術師とはいえ、ミシェル・ヨーも娘も2000歳越えなのに平気でシャングリ・ラと
行き来してるし、娘って生まれてあの年までは成長し、その後年はとらへんの?いいなぁ~。
中国にまつわるお話や伝説総動員、
なんでもありのてんこ盛り、
楽しけりゃいいじゃん、
堅いこと言うなよ~ってことですね。すみません

もう一つすみませんが、
息子アレックス役はオーストラリア人のルーク・フォード、ってあまりにも印象に残らない。
若いんだか何なんだか・・・
英国人なんだから「リトル・ダンサー」「ジャンパー」のジェイミー・ベル君



リン役のイザベラ・リョンは美しい・・・けれど、最初の登場シーンは明らかに忍者の装い!
何者ですか?ちょっと混乱したやんか~。
でも、上海市内での半分蘇った皇帝とトラックのアクション、
兵馬俑軍団に、万里の長城から蘇ったミイラ軍の戦いなど、迫力シーン満載です。
タイトル「ミイラ」ですから、やっぱりミイラが大量に出ないとね。
今までのエジプトシリーズとは別物として、
夏休み、家族で楽しむ冒険活劇エンターテインメントと思えば十分オッケーなんでしょうね。
うるさいことばっかり言って、ごめんあそばせ

最後に兄ジョナサンが意味深な一言。
続編ありで、舞台はあちらですか?オコンネル一家の冒険は続く~

エンドロールの漢字を一生懸命読もうとしたけれど、読めたのは「力・永遠・不朽」のみ、
なんて書いてあったんですか???
ブレンダン・フレイザーの次回作はジュール・ベルヌの「地底探検」、
中学生の頃大好きだったベルヌの映画化、今度こそ期待してま~す。

あまりにも軽くなってしまって・・・上海でのチェイスアクションや最後の兵馬俑軍
「ミイラより不死身なリック」同感です。
ハリウッドのアジア観が至るところに反映されていましたね。
兵馬俑を動かしたい気持ちはわかるような気がします。
今年もまたどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
そう、この映画私も期待してたんですが
今ひとつでした~。面白いところももちろんあったんですが、もっともっとを期待してたので。
それにキャストが・・(^_^;)
レイチェルいないし、息子が今ひとつ魅力的じゃないし(^^ゞジェット・リーも好きなのに、この役じゃ
なんだかもったいないなぁって思ったし・・
私もミイラがもっと出ないとね!って思いました~。
ブレンダン・フレイザーだけはいつまで経っても
変わらないで若々しいわ~♪ってちょっと感動したんですけどね(^ー^* )フフ♪
エジプト舞台の前2作が面白かっただけに、あれあれが多かったです。
ブレンダンの「センター・オブ・ジ・アース」楽しみにしていたのですが、お子ちゃま向けなのか吹き替え公開のみでスルーしちゃいました。DVDじゃあ3Dにはならないし・・・。残念です。
今年も宜しくお願いしま~す。
3作目はエジプトから中国に舞台を移したおかげで
マンネリ感はなかったですが、
結局、敵はミイラなんですね(笑)
前作でエヴリン役を演じたレイチェル・ワイズが
降板したのが残念でした。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
さて、この映画なんですけど…
このシリーズを最初から最後までちゃんとみたのは実は初めてでして…過去のはTV放送時のものをながら鑑賞しかしたこと無いんですよね。なので配役変更にもそこまで大きな違和感を感じず…ではありますが、レイチェル・ワイズとマリア・ベロってのは、ヤッパリかなり雰囲気から違いますね。
北京オリンピックの年にインディ復活に乗っかって…なんて安易さが見え隠れし、兵馬俑をマミーと呼ぶ無理矢理さ加減…ある意味愛すべき作品な気がしてきました。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願い致します。
2作目からの変化が激しすぎて、レイチェルには出演して欲しかったですねぇ。
原題が「マミー」なんでミイラは必須でしょうか?
本作で終了なのか?それとも続編ありなんでしょうか?あるとしたら南米でしょうか?
こちらこそ、今後とも宜しくお願いします。