元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

国会議員へのメール

2009年02月15日 | ふるさと
最近 ある国会議員にメールを送りました。
故郷の過疎化と衰退に対しての一市民の「想い」を送ったのです。

以下がその内容です。

『私は、昨秋 ふるさと新見市に40年ぶりにUターンして帰った者です。
久しぶりに見るふるさとは想像以上に高齢化し、母親はじめ多くの人たちは、
過疎化は止まらぬものとのあきらめが蔓延しております。

ホームページに、「田舎のことを考える」議員の活動内容を見て、コメントします。

以下は、地元のことを何も知らない「浦島太郎」の空論です。

「この中山間地区の活性化、言い換えると「生き生きしたシニアの住む町」が私の理想です。

それは、若者や中高年のごくわずかな人数の人たちでも、ふるさとに帰ってくる期待と希望
を与えることです。決して物質・経済だけでなく、精神的な満足感が第一と考えます。
経済活動や起業は別の専門家に譲ります。

経済の厳しさは、雇用環境の悪化に繋がり、不安を抱える都市部の田舎出身者も多いのでは、
と思います。
長男は勿論、次男・三男のUターン、Jターン、Iターンを促進することも急務です。
家やマンションも持ちえない人に、生活費の安さ、食料の確保された「いなか暮らし」を
どう説明し、発信するかも一つの切り口です。

定年退職後ハローワークに通う私です。職種を選ばなければ、新見・高梁・総社には仕事
もあります。都市部で25~30万円もらうより、田舎で15~20万円稼ぎ、家賃の少ない田舎に
住むことも選択肢です。
いまだに企業誘致の有無を言う人たちに実態は、見えにくいのではないでしょうか。



そのために、増えている廃屋の補修・改修を行政が助成し、データベース化することにより、
住まいの不安をまず解消することから始まると思います。
行政の窓口を一本化し、電話があった場合、タライ回しでなく、親切な対応をすることです。
どれだけ安心感を与えるかです。(一戸当たり50~100万円で当面10戸を予算化)

都市部に子供や孫を送り出している家庭に、以上の情報を配布し、親や祖父母から送って
もらうのです。送付用の封筒もセットで。

また、春休みやお盆に、お寺さんと協力し、集落の「合同法要」を実施し、ふるさととの
つながりを強化することも重要です。
移住しないまでも、帰省の回数を増やすことからも始まります。
おじいさんの何回忌、母親の何回忌など、それをまとめて集落で実施し、個人の経済的負担
も軽減させるのです。」

(中略)

議員のプロフィールに四人の娘さんがいらっしゃることを拝見し、我が家と同じだと
親近感を持っています。

ながなが書きましたが、このコメントが議員に伝わることを信じております。』

以上の私のメールに対し、議員事務所からお礼のメールがありました。
「必ず議員に伝えます」とのメッセージと共に。
選挙民は薄いけど、この田舎を考えてもらえればありがたいのですが。

画像  新見駅前の高梁川(城山方面を望む)
     山里の野焼(友人の住む美咲町の風景)
コメント (2)
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