昔の映画に「勝ったのは百姓だ!」という印象的なセリフの映画があります。
黒澤明監督の「七人の侍」です。映画の最後に、侍のリーダーの志村喬がつぶやくのです。
戦って勝った侍が見たのは、田植えをする百姓です。
戦いのことを忘れたかのように、たくましく、したたかな姿です。
犠牲となった侍を葬った墓の前の最後のシーンのセリフです。自分たち侍が負けたのだと言います。
最近のテレビコマーシャルで、黒澤がサザンの桑田と共演する場面が出てきます。
もちろん合成です。
駅の構内を騎馬軍団が、駆け抜けるシーンで馬に飛び乗る桑田が出てきます。
この場面を観て、黒澤と彼の映画を知っている世代が、どのくらいいるのかと思います。
たぶんこのCFを作ったプロデューサーは熱烈なファンだったのでしょう。
あまりに有名な「七人の侍」は、私の映画の「宝物」です。
ストーリーの奇抜さとリアルな場面は、モノクロにもかかわらず今でも強烈です。
この年になって、セリフ一つが奥深く感じるのです。
野武士に比べて、何の力も持たない農民がしたたかに生きるのです。
田舎暮らしとは、どんな時代にも適応できる生活のことなのでしょう。
しかし、私の場合心底、すべてのことがふっきれているかと言えばそうでもなく、悩むし、迷います
私にとって素晴らしい映画とは、娯楽であると同時に、生き方を考えさせるのです。
画像は 春訪れた北海道の地獄谷
今は亡き叔父の設計監理した日本有数の親子水車
(岡山県新見市 実家のすぐ近くにあります)
立派な叔父様がいらっしゃるんですね。
親子水車は長男所の孫が小さい時子守りがてら車を走らせました。水車に流れ込む水路口に鯉が沢山飼われていて夏等水辺で良く遊びました。
初夏の花田植が賑わうのですが普段はあまり人出の無い所です
藁屋根の中では紙スキの体験も出来ますね。国道182号ですので車だけは良く通ります。神代川を利用して
公園も出来てお弁当を持ってお花見等に出かけるスポットの1つでした。こうして改めて画像を見るとりっぱですね
三室ダムはシヤクンゲの花の咲く頃山一面に花が咲きます、千屋ダムは春の桜もよし、秋の紅葉も又良しです。新見市民に成られたらどうぞ、お運びを
数年前ガンで亡くなった叔父(母の弟)は、設計事務所を金谷で開いていました。
新見美術館や千屋温泉なども手掛けました。
少し頑固でしたが、子供達には優しい人でした。
叔父の写真集は昔の新見の風景にあふれています。
ちおさん
来年私が帰省したら、水車を見に岡山に遊びに来ませんか。水車を案内しますよ。古民家再生を考えていますから。
今日 久しぶりに看護師の次女から、メールが届き遊びにくるとのこと。久しぶりに会います。
ちおさんも含め子供たちが、元気でいてくれることが
一番うれしいのです。いい音楽を聴いてください。
心が癒されます。
同じクラスだったと思います。奥様ともお友達なんですよ
ますます嬉しく成りますねどうぞよろしく。
わかりました?
そうなんです。たぶん金谷の設計事務所は数少ないですからね。母親がそこから嫁に来ています。
今年のお盆も行って従兄弟である長男と話しました。久しぶりでした。
ちおさん
火事のことお見舞い申し上げます。
可能な時でいいですから、思い切って来てください。
歓迎します。岡山は食べ物もおいしいですから。
かみさんや娘たちも紹介します。多分話が合うと思いますよ。私の家族ですから。
写真の水車は北海道にあるのですか?
先日行った新見市神郷の親子孫水車とよく似ています。
水車や茅葺の家を見ると心が安らぎますね。
コメントありがとうございます。
言葉足らずのブログで、誤解を与えました。
画像の地獄谷は北海道ですが、親子水車はおっしゃるように新見の神郷町にあります。山を超えたところが私の実家です。叔父が全国をまわって取材して、設計したものです。