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NHKドラマ「監査法人」の教えるもの

2008年07月20日 | 映画/テレビ

昨日のNHKのドラマ「監査法人」の結末が気になっていました。
最終回の定石通り、ハッピーエンドです。
甘い結末と言えますが、心を打つ「セリフ」が印象的です。

「数値に表れない、行間が大切」たとえば「熱意」。
「真実の追求は重要、でもそれが誰かの役に立つこと」

シナリオの出来不出来でドラマは、リアリティを増します。
あまりに歳の若い主人公に深いセリフは似合いません。
でも深刻そうな表情は、ドラマの雰囲気に合っています。

私の母親が元気な理由は、いくつかあります。
その中大きなものは、「おせっかい」でしょう。
誰かに役に立っていると本人が思うこと、また真に役立っていること。

迷惑かも知れない電話を掛けまくります。
固定電話で月2万円の支払いは、85歳にしては異常な電話魔。
母の電話を待つ人も多いとか。まあ本人の弁ですから真実は闇の中。

近所や知り合いに、いただき物などをすぎるほど配ります。
何かのお礼と称して、ものを贈るのです。
田舎のばあさんにしては交際費がかかります。

昔嫌だった母親の積極性。当時は恥ずかしい思いでした。
どこでも知らない人に話しかけるのです。
でも人間関係は自分で結ぶもの、と母親に教えてもらいました。
いつの間にか母親と同じ行動をとっています。

誰かの役に立つこと、またそう思い込むことが長生きの秘訣でしょう。

画像  NHK ドラマ「監査法人」

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