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昨日 朝から「精米」です。
近隣の無人精米機に玄米を持ち込み、連続運転。
10キロ100円の精米費用。100円玉を連続して投入します。
稲刈り、モミ摺り・袋詰めは、プロの農家に依頼。
一袋30キログラムの玄米が大量に届き、精米して配達開始。
早速 昨日は県南の倉敷・岡山の親戚に届けました。
先月 発表のJAの米価は、前年比30%ダウンの悲惨なもの。
販売しない我が家に直接的な影響はないものの、「農業の未来を象徴」する価格破壊。
米生産農家の悲鳴が聞こえます。
コロナにより外食産業の消費が激減、昨年からコメの在庫が積みあがった影響。
わが家の自家消費の米は、年々ダウン。
パンや麺類が増え、昔の半分くらい。炊飯器で炊く量は微々たるもの。
一回の食事の、ご飯の量は茶碗に八分目。昔は丼飯だったのに。加齢も影響。
親戚や知人には。10キロと5キロの袋に詰め直し、プレゼント。
精米後の米は「生鮮食料」。精米直後から劣化が始まり、美味しさが減少します。
面倒くさいけど、本当は食べる量だけの精米が理想。
自家用精米機を持つ人には、30キロの袋ごとプレゼント。
Uターン後始めた米作り。もう10年経ちました。
素人の米作りながら、不作の経験はなし。
台風直撃もなく、病虫害もないため、安定生産。
ただ 凶作に備え、平年作の70%を切るともらえる共済の保険には加入済。
毎年の確定申告に、農業の事業申告も。
年金・給与の所得を引き下げる農業の所得。毎年20万円の赤字です。
米作りのみで生計を立てるためには、3ヘクタール以上の生産が必要。
ブドウ・トマト生産はもっと効率がいいものの、設備投資とリスクの覚悟も。
Uターン者発掘のために、老人クラブ会長や民生委員・地域振興の役員訪問。
米作りを止めた人たちの多いことにも驚きます。
赤字に加え、体力降下の高齢者が増え、後継ぎもいないから。
休耕田が目立つ中山間。高額購入のトラクターやコンバインが眠っている現実。
私が米作りを継続できるのも、あと5年くらい?
応援してくれる近隣の農業のプロも高齢化。
ただ 水管理や草刈りが唯一運動不足の解消方法。
草刈り後の青々した田んぼの畔や畑を見ると満足感は格別なもの。
田舎に生きる充実感を感じるひと時です。
「お父さん ご飯が美味しい!」と言ってくれる東京の娘たち。
「ありがとう!」と言ってくれる親戚や友人たち。
この一言のために農業を続けていけるのです。
画像 稲刈り 近隣の農業のプロに依頼(刈り賃 1反2万円)
新米 10㎏と5kg の新米 (プレゼント用)
焼米 保存食「やっこめ」 元気なころの母親の指導で
手間がかかるのと炒り方が難しいため今は製造断念
赤飯 大量の赤飯を作り職場の仲間に配布
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